エピソード1(脚本)
〇貴族の部屋
寝室、もうじき稽古の時間になるというのにケインはまだ夢の中にいた。
ケイン(少年期)「『むにゃむにゃ・・・・・・まだ、まだ食えるよ・・・・・・・・・』」
のんきに寝言を言っているとドンッドンッとドアを叩く音がした次の瞬間
ガチャ・・・ドアが開き、誰かが入ってきた。
「『早く起きなさーい!!』」
ケイン(少年期)「『わっ?!な、なに?!』」
ケイン(少年期)「『ね、姉さん・・・・・・・・・』」
サシャ(少女期)「『姉さん・・・・・・・・・じゃないわよ!いつまで寝てる気?もう稽古の時間でしょ?!』」
ケイン(少年期)「『え?・・・・・・・・・・・・・・・』」
ケインは思わず時計を見た
ケイン(少年期)「『わっ!本当だ・・・・・・・・・・・・もうこんな時間・・・・・・』」
サシャ(少女期)「『全くしっかり時間管理しなさいよね。 あなたが強くなりたいって、私とソフィアに昨日稽古の約束してきたんだから。』」
ケイン(少年期)「『う、うん。ごめん』」
サシャ(少女期)「『もういいわ・・・・・・・・・早く稽古に向かいましょう?』」
ケイン(少年期)「『うん!!』」
こうして二人は寝室をでて中庭に向かった
〇養護施設の庭
そこにはいち早く剣の修行をしていたソフィアの姿があった
ソフィア(少女期)「『やー!!』」