1-B恋愛物語

るい -rui-

友達出来るかな(脚本)

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〇綺麗な一戸建て
宮島夏生「智輝と柚希まだかなー暇」
根岸柚季「なつきおはよ」
宮島夏生「・・・」
大竹智輝「なっちゃん、おっはよー♪」
宮島夏生「あ智輝おはよ」
根岸柚季「ちぇー俺は無視かよ」
宮島夏生「私、宮島夏生!今日から高校生です」
大竹智輝「同じクラスになるといいね」
根岸柚季「お前はいらねー。夏生とだけなれればいい」
宮島夏生「そりゃ物語的に同じクラスにならないと進まないからね」
根岸柚季「メタいこと言うなよ!?」
宮島夏生「柚希は違うクラスの方がいいかもね」
根岸柚季「相変わらず俺にだけ当たり強くね?」
宮島夏生「しーらない」
大竹智輝「学校ついたー♪」

〇大学の広場
宮島夏生「智輝、柚希!あそこにクラス分け書いてあるっぽいよ」
根岸柚季「お、まじか」
大竹智輝「やった俺たち3人同じクラスだよ!」
宮島夏生「やったー!」
根岸柚季「もうすぐ入学式始まっちまうぞ!」
大竹智輝「いっくぞー!」

〇体育館の舞台
校長「本日はお日柄も良く・・・」
校長「入学おめでとうございます」
先生「次に入学生代表、亀田北翔さんお願いします」
亀田北翔「はい」
亀田北翔「・・・入学生代表、亀田北翔」
宮島夏生「すごいなーあれが学年1位かー」
先生「では入学生、ご退場ください」

〇清潔な浴室
宮島夏生「友達できるかなー」

〇中庭
宮島夏生「今日は午後から部活見学か、智輝と柚希決まってるからって言って先に行っちゃった」
清水ひかり「部活決まった?」
平川美月「陸上部にしようかなって思ってる。ひかりは?」
清水ひかり「いーねー。私は軽音部かなって」
平川美月「いーじゃんw」
清水ひかり「ねえ美月、」
平川美月「ちょ君、危ない!」
宮島夏生「え!」
宮島夏生「いった!」
平川美月「大丈夫?」
宮島夏生「うん大丈夫」
渋谷旺冴「亀田、取ってこい!」
亀田北翔「すまない、大丈夫か?」
宮島夏生「大丈夫です」
渋谷旺冴「なああんたぶつかったのもなんかの縁だしバスケ部入って」
宮島夏生「え、選手じゃなくてマネージャーとしてなら構いませんが」
渋谷旺冴「じゃあ考えといて」

〇体育館の中
清水ひかり「さっき旺冴に絡まれてたけど大丈夫?」
宮島夏生「えっとあなたたちは、、、」
平川美月「私達はどっちもB組だよ。 私は平川美月。よろしくね」
清水ひかり「私は清水ひかり、よろしく」
宮島夏生「えっと私は宮島夏生です。よろしく っていうか同級生だったんだ」
平川美月「そーだよ」
宮島夏生「じゃあさっきの人達も?」
清水ひかり「うん。バリバリ同級生だよ」
宮島夏生「ってことは、 ・・・初めて会った人にずうずうしいな。先輩とかならわかるけど」
根岸柚季「おー夏生バレー部によく来たな」
宮島夏生「あ、柚希」
平川美月「知り合い?」
宮島夏生「幼馴染み」
大竹智輝「なっちゃーん!バレー部入ってくれるの?!」
宮島夏生「えー柚希がいるからやだなーそれにバスケ部誘われてるし」
大竹智輝「えー」
大竹智輝「じゃあ根岸退部してよ!」
根岸柚季「俺なんかしたっけ?」
宮島夏生「・・・知らない!!」
根岸柚季「あーもしかしてツンデレ?」
宮島夏生「は?」
根岸柚季「ちょ、ガチで引かないで!!ごめんって!!」
大竹智輝「もーなんで僕を無視して話ちゃうの!」
宮島夏生「ごめんごめん。一足喧嘩になるので私は他の部を見てきます」

〇高い屋上
宮島夏生「つっかれたー」
清水ひかり「うちらはもう決まったけどどこにするか決まった?」
宮島夏生「やっぱバスケ部マネかな。 二人は?」
平川美月「私が陸上でひかりが軽音」
宮島夏生「マネージャーになる」
平川美月「あれ、幼馴染みがいたバレー部は?」
宮島夏生「あの二人の所は一緒だと喧嘩するからなー」

〇清潔な浴室
宮島夏生「どうしよう」

コメント

  • 今のところ夏生は柚季に冷たい態度をとっているけど、読者としてはやっぱりツンデレを疑いますよね。ドラマでいえば智輝は噛ませ犬的なポジションでは?。それにしても夏生はモテモテですね。

  • こんな素敵な新学期を過ごしているなつきちゃんが羨ましいですね。イケメンの幼馴染と高校生活を共に過ごせるのは、なんと心強いことでしょうね。

  • 青春、いいですねえ。
    勧誘で悩むこともまた一つの思い出ですね。
    イケメンの幼馴染、そして学年1位のイケメン、イケメンだらけ…。

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