1(脚本)
〇教室の教壇
美玲「あ・・・」
美玲(彼氏くん・・・)
美玲(私以外の子と仲よさそうに話してる・・・)
美玲(・・・)
美玲(私、かわいくないな・・・)
〇シンプルな一人暮らしの部屋
男「こんな時間に俺の家に来るなんて・・・」
男「お前には警戒心ってものが無いのか?」
男「・・・」
男「後悔しても知らないからな」
──!?
〇殺風景な部屋
男「あ、おはよう」
男「目が覚めたみたいだね・・・」
男「「ここはどこ?」って」
男「新しい君の部屋だよ」
男「家具とかせっかくなら君と一緒に決めたいなって思ったから、とりあえずベッドだけだけど」
男「「帰して」?」
男「君に帰る場所はもう無いよ」
男「それに」
男「逃がす気なんて無いから」
〇血まみれの部屋
女「なんでそんな顔してるの?」
女「貴方のためにここまでやったのに・・・」
女「ねぇ、なんでよ」
女「なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで」
女「私のこともう好きじゃないの・・・?」
女「私だけの貴方でいてくれるって言ったのに」
女「ねぇ、そうでしょ?」
女「そうだって言ってよ!!!!!!!!!!!!!!」
〇教会の中
男「これであんたともお別れだな・・・」
男「元の世界で幸せになれよ」
男「・・・じゃあな」
バイバイ
男「──っ!」
男「やっぱり・・・嫌だ」
男「帰したくない・・・」
!?
男「あんたのことが好きだ」
男「あんたの傍に居たい」
男「あんたを幸せにするのは俺がいい」
男「だから・・・」
男「ずっとここにいてくれ・・・」