The Justice Twins

どんぐり

ダークカンパニーの新たなる刺客(脚本)

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〇シックなリビング
江川るり子「二人ともおはよう。朝ごはん出来てるわよ。そういえば来月初めに期末試験だったわよね?」
江川和美「この前の試験の結果を踏まえて、ブラッシュアップするわ」
江川和樹「いい成績残したいもんね」
江川るり子「二人とも、勉強をおろそかにしないでね」
「うん!」
  二人は、朝食を摂った。
江川和美「じゃ、行くわね」
江川るり子「気を付けてね」
「行ってきまーす!」

〇駅の出入口
江川和樹「何とか間に合ったようだね」
江川和美「そうね。雨の日は滑りやすいから気を付けないといけないわね」
  二人は、いつものようにモノレールに乗って、学校へと向かった。

〇学校の校門
  いつもの登校光景。
江川和樹「毎日毎日雨だと、お日様が恋しいよ」
江川和美「そうねぇ」
高橋瞬「でも元気だしなよ。紫陽花、綺麗だったぜ」
江川和美「凄いわね」
江川和樹「綺麗だから、元気になれたよ」
江川和美「本当ね」
新田あかね「それと、もうすぐ私の誕生日なの。楽しみね」
  一行は学校へと向かった。

〇怪しいオフィスビル
  ダークカンパニーにて。
ボス「いつになったら成果が出るのかね!?」
敵幹部「考えてはいますけど・・・」
マッドサイエンティスト「私にアイデアがあります。 私の作ったアイテムで彼らを負かして見せます」
ボス「しくじるなよ」

〇教室
  いつもの授業。
龍崎隆「それでは今日の授業はここまで。みんな、しっかり復習するんだよ」
江本美嘉「昼食の時間になったわ!」
照井愛「みんなでお弁当食べようよ!」
高橋瞬「いいな、それ」
「賛成!」
  メンバーは、お弁当を楽しんだ。
高橋瞬「そういえば、合唱祭もあるけど、ホームルームで何歌うか決めるそうだぜ」
黒沢りょう「僕なら「モルダウ」かな」
江川和美「課題曲は英語の歌だって言ってたわ。何になるか、楽しみね」
江川和樹「ホームルームが楽しみだね」
照井愛「私は、今度チアの大会があるの! 春大会は、ベスト8に入れたわ!」
江川和樹「すごいね!」
江川和美「英語部では、夏のイングリッシュキャンプに関するお話があったわ!」
江川和樹「セミナーハウスでやるんだ」

〇学校の校門
  彼らが帰るときには、もう雨が止んでいた。
金山修哉「また明日な、二人とも」
「先輩、また明日!」
  その時だった。
江川和樹「スマホが光ってるぞ!」
江川和美「見てみるわ」
江川和樹「事件が起きてるぞ!」
江川和美「場所はこの近くね!」

〇曲がり角
江川和美「ねえ、あそこで変身しましょう!」
江川和樹「そう来なくっちゃ!」

〇幻想空間
「行くよ!レッツ、ジャスティスチェンジ!」
江川和樹「イェイ!」
江川和美「ウフフッ♡」
江川和美「チュッ♡」
ジャスティスボーイ「ジャスティスボーイ、見参!」
ジャスティスガール「ジャスティスガール、見参!」
「ジャスティスツインズが今宵、悪を成敗する!」

〇ゆるやかな坂道
  現場は、二人の通う高校の近くだった。
マッドサイエンティスト「これは効いてる効いてる。いい効果が出てるはず!」
  暴れる一般人。
「そうは問屋が卸さない!」
マッドサイエンティスト「あの声は!」
「ジャスティスツインズ、見参!」
マッドサイエンティスト「いつも私たちの邪魔ばかりして!」
ジャスティスボーイ「人の弱みに付け込んで操ろうだなんてひどすぎるぞ!」
ジャスティスガール「それでもあなたは人間なの!?」
マッドサイエンティスト「いつも邪魔してるあなた方に言われる筋合いはありません!」
一般人「そうよ、私はバイト先で叱責されてそれで癪に障ってるのよ。邪魔される筋合いはないわ!」
ジャスティスガール「スキャン、スタート!」
ジャスティスボーイ「何かわかった?」
ジャスティスガール「バイト先での先輩の叱責を受けていらだってたところに、ダークカンパニーが襲ったの!」
マッドサイエンティスト「正解。私はダークカンパニー配属のボブと申します」
ジャスティスボーイ「ダークカンパニーの野望はここで終わるべきなんだ!」
マッドサイエンティスト「邪魔するあなたに言われる筋合いはないのです!」
  襲い掛かるマッドサイエンティスト。
ジャスティスボーイ「喰らえ!」
マッドサイエンティスト「ばかめ!」
ジャスティスボーイ「かわしてる!」
ジャスティスガール「それっ!」
マッドサイエンティスト「愚か者め!」
ジャスティスガール「嘘でしょう!?」
マッドサイエンティスト「私は他の面々と違うのですから」
ジャスティスボーイ「何とか助け出さねば!」
ジャスティスガール「突破できるかしら?」
  その時だった!
マッドサイエンティスト「しまった!急におなかが下ってきた・・・」
ジャスティスガール「突破口が見えたわ!」
ジャスティスボーイ「行くぞ!」
  二人はスマホを女性に向けて、こう叫んだ。
ジャスティスボーイ「たとえ叱られたとしても、そこでくじけたらもったいない!」
ジャスティスガール「不運や失敗はどんな時でも来るの!そこから立ち直るのも大切よ!」
ジャスティスボーイ「「七転び八起き」という言葉にもあるように、失敗しても何度でもやり直せる!」
ジャスティスガール「自分を信じて!」
「ジャスティスヒーリングアターック!」
一般人「ありがとう・・・」
  女は浄化された。
マッドサイエンティスト「くそ、あの腹痛さえなければ勝てたのに! 覚えてなさい!この借りはいつか必ず返しますから!」
「やったぁ!」
  二人は急いで変装を解き、家路についた。

〇シックなリビング
江川るり子「お帰りなさい」
江川勝「ただいま。着替えてきたよ。おや、もう帰ってきてたのかい?」
江川和樹「そうだよ。帰ってからずっと宿題とかしてた」
江川和美「次の期末試験に向けて頑張らないとね」
江川るり子「そういえば学校で何かあった?」
江川和樹「僕の同級生の照井さんが今度のチアの大会に出るんだよ」
江川和美「それに招待されたの。 期末試験前だったから、助かったわ。それに、今月中旬には合唱祭もあるしね」
江川るり子「勉強も行事も積極的にやりなさいね」
江川勝「一生懸命頑張れば、きっと心の成長にもつながるさ」
江川和樹「そうだね。きっといい経験になるよ」
江川和美「今後も頑張るわ」

〇部屋の前
江川和樹「じゃあ、いつものように予習と復習をして、宿題してから寝ようか」
江川和美「そうね。日々の勉強にも磨きを掛けなくっちゃね。おやすみなさい!」
江川和樹「おやすみ!」
  ジャスティスツインズよ、この調子で勉強に力を入れつつ、正義の味方としての誇りを失わずに頑張ってほしい!
  次回へ続く。

次のエピソード:梅雨の中休みでの事件

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