僕らの歩志

キリ

Eighth star(脚本)

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〇広い屋上
箕輪 公「"いやぁ~暑いねぇ"」
箕輪 公「"夏と言えば、山だよねぇ~"」
田代 銀二「んなワケねだろ・・・」
剣持 はづき「オカルト採取もかかせないですよ♪」
田代 銀二「わかってねえなぁ」
田代 銀二「夏と言えば、」
田代 銀二「喧嘩祭りに限るだろ?☆」
箕輪 公「まあ、人それぞれありますが」
箕輪 公「真面目に今回は、山登りします!」
箕輪 公「ちょっと見てみたいものがあるんだ」

〇山道
剣持 はづき「山に登るの、久しぶりぃ~」
箕輪 公「剣持さん、山登りするの?」
剣持 はづき「むかーしですけど。 山には"ケセランパセラン"がいるので 幸せを集めに通ってました」
箕輪 公「けせらん、ぱせらん? ?」
田代 銀二「はぁ、だっっるう~~」
田代 銀二「なあ、どこまで歩くんだ?」
箕輪 公「3合目を目安にしてるよ」
田代 銀二「それってどのくらいだよ;」
田代 銀二「さっさと降りようぜ?;」
剣持 はづき「そういえば、箕輪パイセンが見たいもの ってなんなんです?」
箕輪 公「この前買った参考書に、"夏の大三角"って のがあってさ、ちょうど夏だし 見たいなって」
田代 銀二「なんじゃそれ、デカい三角形が見たいなら 紙に書きゃいいじゃん」
剣持 はづき「箕輪パイセンって理系なんですねー 勉強熱心でいいと思いますよー(棒読み)」
箕輪 公「君たち──」
箕輪 公「参考書を読みなさい!」

〇火山のある島
箕輪 公「あれー?」
箕輪 公「ここに看板があるはずなんだけど・・・」
箕輪 公「おかしいな・・・」
剣持 はづき「見当たらないです」
剣持 はづき「というか、」
剣持 はづき「道すら無いです」
箕輪 公「え、ちょっと待って」
箕輪 公「僕らひょっとして・・・」
田代 銀二「遭難したっぽいな」
剣持 はづき「みたいですね」
箕輪 公「嘘でしょっ!なんでそんな 冷静でいられるの!」
田代 銀二「頂上にたどり着いて、降りられねえって わけでもねんだからよ、ビビるこたねえよ」
剣持 はづき「あ、日が暮れてきました どうします?」
田代 銀二「野宿だろ野宿」
箕輪 公「ああー・・・こんなことになるなんて、 どうしてこんなことに・・・」
剣持 はづき「考えるのはやめたほうがいいですよ」
剣持 はづき「夜はじっとしていたほうが、」
剣持 はづき「何かが起こりますから・・・ニヤリ」
剣持 はづき「こんなこともあろうかと」
剣持 はづき「コンデジを持ってきて正解でした♪」
田代 銀二「おお、なんかそのカメラ懐かしいな」

次のエピソード:Nineth star

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