悪役の裏側

紅乃宮 楓

四天王のロゼナ様(脚本)

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〇皇后の御殿
  私はダークプリンセスのロゼナ
  魔王様の手下の四天王として頑張っている・・・・・・の、だが・・・・・・
手下「ロゼナ様!第一関門突破されました!」
ロゼナ「そう・・・・・・もうすぐなのね・・・・・・」
  私は・・・・・・
手下「どういたしましょうか!?」
ロゼナ「変更は・・・・・・しないわ」
ロゼナ「各自、いつも通りの位置に入ればいい」
手下「・・・・・・かしこまりました」
ロゼナ(あああああどうしよう! もうすぐ勇者が来てしまうわ・・・・・・!)
  ・・・・・・勇者様が・・・・・・大好きなのです。
ロゼナ(初めて会った時から感じていたのです・・・・・・! 貴方は私の運命の人・・・・・・!)
ロゼナ(でも・・・・・・こんな格好で大丈夫かしら・・・・・・)
ロゼナ(勇者様に嫌われてしまうかも・・・・・・)
ロゼナ(ど、どうしましょう、服を着替えた方がいい・・・・・・かしら・・・・・・?)
レオナ「ついに見つけたぞ四天王ロゼナ!!」
ロゼナ「きゃあ!?」
ロゼナ「あ、あ・・・・・・」
レオナ「貴様を倒し、我が祖国の平穏に近付かせて貰うぞ!!」
ロゼナ(はぁぁぁぁ!! とってもカッコイイわ・・・・・・!)
レオナ「・・・・・・?」
ロゼナ(ああ!いけない! ちゃんとセリフを・・・・・・!)
ロゼナ「よ、よく来たわね、勇者レオナ!」
ロゼナ「歓迎しますよ!」
ロゼナ「私が相手をします・・・・・・!」
ロゼナ(は、恥ずかしいわ・・・・・・!)
レオナ(なんだか様子がおかしい・・・・・・)
レオナ(四天王はこんな感じなのか・・・・・・?)
ロゼナ(勇者様・・・・・・! もっと見ていたいわ・・・・・・!)
ロゼナ(って、そうだわ!)
ロゼナ(私、戦わないといけないんだった!)
レオナ「い、いかせてもらうぞ!」
ロゼナ「え、ええ!」
ロゼナ「どこからでも・・・・・・」
ロゼナ(どこからでもなんて恥ずかしいわ・・・・・・!)
  こんなのだが四天王。
  戦闘力は高い
ロゼナ「つ、次はこちらからいかせてもらいます・・・・・・!」
レオナ(回復魔法だと・・・・・・!? 一体何を考えているんだ・・・・・・!?)
ロゼナ(やっぱり勇者様を傷つけるなんてできないわ・・・・・・!)
レオナ「・・・・・・まぁいい。 こちらから・・・・・・うわっ!?」
ロゼナ「きゃあ!?」
  勇者様に、お、おし、押し倒され・・・・・・!?
レオナ「っ、すまない!いくら敵同士だとはいえ・・・・・・!」
ロゼナ「あ、あぁっ・・・・・・」
ロゼナ(な、何をしているの私!)
ロゼナ(こんな、こんなの・・・・・・)
ロゼナ(ときめいてしまうじゃない・・・・・・!)
  もはやどうしようもない事になってしまった二人であったが、
  後から来た勇者の仲間によってロゼナは倒され、和解の道を辿るのだった。

コメント

  • 敵とはいえど、もしドストライクの好みの相手だったら、一般人でもロゼナ化してしまうかも。ダチョウ倶楽部の竜ちゃんみたいに喧嘩しながら近づいていって最後にチュっとなるかと期待したけどさすがにそれはなかったですね。

  • 可愛い…四天王とはいえ、可愛い。
    勇者よ。なんて罪な男。
    私が勇者を倒して…貰い受ける…!いや倒したら私が倒されそうですね笑

  • 悪役しかも幹部としての立場と、恋する乙女の感情が葛藤する様に終始ニヤついてしまいました!うーん、ロゼナ様が可愛すぎます!

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