フラグフレーズ・昔ばなし関連本特集!

くろべー

第4ステージ・質問役のフラグ質問(脚本)

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〇仮想空間
タケウチ「さて、ここからは、プレイヤーの方にフラグ質問を出題してもらいます。 第4ステージの質問役は、アリクイさんにお願いします!」
アリクイ「はい、私の考えたフラグ質問は、こちらでーす」
タケウチ「おお! 自前のフリップボードを用意してくれてる!」
  曽祖父が
  死の間際に残してそうな
  フレーズは?

〇病室
アリクイ「曽祖父が残していそうなフレーズは、一覧の中で、どれでしょう?」
アリクイ「皆さん、決まりましたか? では投票を行います!」
  (ア)・・・0票
  (イ)・・・0票
  (ウ)・・・2票
  (エ)・・・4票
アリクイ「というわけで、「曽祖父が死の間際に残してそうなフレーズは?」というフラグ質問で、えらばれたのは、4票獲得のこの(エ)」
  (エ)
  大ばん小ばん、さんごに宝珠!
  金銀ざいほうがざっくざっくとでてきました。
アリクイ「──というフレーズです!」
スナネズミ「いいねー、このフレーズ。 徳川埋蔵金みたい」
タケウチ「埋蔵金、掘り出したのかな? その曽祖父さんの、幸せな人生が偲ばれるよね」
アリクイ「じゃあ・・・惜しくも2位の(ウ)に投票された方は、どんな理由だったんでしょう? スナネズミさん、聞かせてもらえますか?」
スナネズミ「やっぱり、カッコつけて死にたいなと思ったひいじいさんが、家族親族が見守る中で、しみじみと言い残す光景が思い浮かんだので!」
  (ウ)
  「世界ぜんたいが、人間の生活のすべてが、
  ひとつの長い物語なのさ」
スナネズミ「格調高くまとめてみました!」
タケウチ「そう言われると、確かにこれ、死の間際の名言って感じがしますねー」
アリクイ「想像ができました。すごい、渋いおじいさまの最期の言葉」
ウサギ「アリクイさんの書いたフリップボード、しっかりした文字だったから・・・「おじいさんが」って質問だったら、投票先が違ったかも」
タケウチ「俺の字だったらきっと、ちゃらんぽらんなじーさんを連想するんだろうなー」
アリクイ「「おじいさんが」って質問なら確かに違いますよね。「曽祖父が」だったら、お金のにおいもしてきたりして」
タケウチ「ちなみに、なんで「曽祖父」にしたの? 「おじいさん」じゃなくて」
アリクイ「「おじいさん」だと近すぎて、「死の間際」って状況がつらい人がいるかなと思って。 曽祖父なら生きてる人もいないかなと・・・」
タケウチ「なるほどー。お気遣い、ありがとうございましたー。 ではそろそろ、第5ステージに進もうと思います!」

次のエピソード:第5ステージ・質問役のフラグ質問2

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