手紙(脚本)
〇アート
ある日の事
部屋の掃除をしていた時に
お祖母ちゃんからの手紙を見つけた
これは私が二十歳の誕生日に
お祖母ちゃんからもらったお手紙です
幼稚園2年、小学校6年、中学校3年、高校3年、専門学校2年、十六年学校生活もいよいよこれで終わりました。
ふり返って如何ですか?
いろいろ思い出がありましたしょうが
二十年後になったらまた
振り返って見てください
その時、貴方はどうしているのやら・・・
お祖母ちゃんは墓下でねてます
貴方は・・・何してる・・・と。
貴方の胸に来ようと思います。
其の時は、忘れる人を思い出してください。
幸せをお祈り致します。
御両親にも感謝する事を・・・
大事にしてね。
元気に明るく社会に飛び立っていく
貴方を握手でおくります。
一日一日成長する事ね
二十歳の誕生日
学校最後のが一緒とは
貴方だけでしょうね。
生涯忘れませんね。
社会に、明るく優しく気の付く人に
素直に人に愛される人になってくださる事をお祈り致します。
今日は本当におめでとう。
二重の喜び珍しい、頑張れ!
応援します。
お祖母ちゃんより
〇葬儀場
お祖母ちゃんが亡くなった時に
私は、孫代表としてお祖母ちゃんへの
弔辞をおくった。
お祖母ちゃんへ
今までありがとうございました。
私が生まれてからずっと
お祖母ちゃんにはお世話になりっぱなしでした。
優しいお祖母ちゃんは
いつも私達の心配をしていましたね。
私は、悩み事があるといつもお祖母ちゃんに相談していました。
その度にお祖母ちゃんは的確に答えを出してくれました。
お祖母ちゃんがいつも言っていた事は
「人には優しくしなさい」
「感謝の気持ちを忘れずに」
と、いう事でしたね。
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ドストエフスキーの作品にも手紙だけのやり取りの話がありますね!!
書簡体小説ですね。
面白いスタイルだなと感心いたしました。
目の付け所がすごい!!
タップノベル一緒に盛り上げていきましょう!
私のもいつか覗きに来てください(^^)