Original創作story

Helen

チャプター2 「気配」(脚本)

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〇研究所の中
  ──────研究所内部
瑠衣「・・・あ、帰ってきた」
結良「ただいま〜」
Liku「各地に現れている視認不可の水晶型魔法陣の結果、どう?」
瑠衣「んー・・・ 魔力解析の結果だと人間の扱える魔力では無いって感じかなー 何で人間以外の魔力があるのか不明だけど」
結良「人間以外の魔力・・・? 鬼とか・・・悪魔ってこと?」
瑠衣「そ・・・ 悪魔の魔力だね、何故人間の世界にそんな魔力があるのかは分からないから、また調べないと・・・」
Liku「そっか 解析でまた何か分かったら僕の方に伝えてくれるかな 情報解析担当の方に用事があるから、ついでに持っていくよ」
瑠衣「・・・分かったけど、 もう1人、一緒に居てなかった・・・?」
結良「あれ!?本当だ!どこに行ったの!?」
李生「ここだよ、空気のように扱わないでくれ」
結良「あっ居た! 存在感が薄いんじゃない?」
李生「酷いな、これでも認知はされるんだよ?」
Liku「ふふ、仲が良さそうで何よりだよ」
「仲良くないですよ!/仲良い訳あるか!」
瑠衣「楽しそうに会話してるとこだけどごめんねー もう一度街に出て水晶がある場所をマップでもチェックして欲しいんだけど・・・」
Liku「おっと、そうだったね それじゃ、李生くんと結良さん 行ってらっしゃい」
結良「また行けばいいんだね!了解!」
李生「何かあれば、随時報告しますね」
Liku「・・・・・・」
瑠衣「はぁ・・・随分と騒がしい2人・・・」
Liku「それが彼らの取り柄でもあるんじゃないかな」
TERA「・・・行った・・・・・・?」
瑠衣「はぁ・・・えぇ、行ったわ ・・・そろそろあの2人にも慣れて欲しいのだけど・・・?」
TERA「・・・慣れるには・・・・・・まだ・・・かかる・・・と思う」
Liku「仕方ないよ 少しずつ慣れていこう?」
TERA「・・・・・・・・・」

〇電器街
  ────────商店街
結良「勢いとノリで来たけど・・・ 視認性の魔法陣じゃないんだよね!? どうやって探すの〜!」
李生「勢いとノリだけでここまで来れるのは最早 何かの才能なんじゃないかな」
結良「何・・・ッなんか・・・褒められている気がしない・・・」
李生「褒めてる褒めてるー」
李生「さて、ここからは常時魔力感知を発動していようか」
結良「・・・・・・え?魔力感知常時発動・・・?」
李生「ぇえ・・・?流石にこれは覚えてると思ってたけど・・・」
李生「・・・仕方ない、魔力オーラを全身に纏うんだよ そうすれば魔力自体が身体に染み込んで常時発動が可能になる」
結良「そうだった!思い出した!よし、もう大丈夫だよ!」
李生「もう・・・しっかりしてくれ」
李生「じゃあ、ここからは二手に分かれよう ある程度確認し終えたら、またここに戻ろう」
結良「オッケー!それじゃ、また後で!」
李生「・・・俺も行くか」

〇街の宝石店
  ─────郊外にある町外れにて
結良「ふんふん、感知されるものは無さそうかな〜 向こうはどうなってるのかな〜?」
???「あの・・・お姉ちゃん・・・」
結良「ん?私お姉ちゃんじゃないよ? どうしたの?今にも泣きそうな顔して」
???「実は・・・引っかかって取れないものが・・・・・・あって・・・」
???「・・・それを・・・取って欲しいんだ」
結良「なるほどね〜 (まぁ、ここには感知されるものも無いし特殊警察は居ないから大丈夫かな)」
結良「よし!じゃあその場所まで案内してくれる?」
???「・・・!! ありがとう、お姉ちゃん!こっちだよ!」
結良「はっや!待って待って!」

〇廃工場
  ──────町外れの廃墟
???「ここだよ、お姉ちゃん!」
結良「はぁ・・・はぁ・・・ 早すぎ・・・!体力無限なの・・・!?」
結良「ふぅ・・・・・・ えーっと、ここ?」
???「うん、ここだよ ここに大切な物が引っかかっちゃって取れなくなったんだ・・・」
結良「目視出来る物は無いし、魔力感知も反応しない・・・」
結良「・・・・・・何で?」
???「・・・・・・」
???「──アハハッ」
結良「え?」

〇電器街
  ───────その頃
李生「一通りおわったけど・・・あいつ遅過ぎないか・・・?何かに巻き込まれてなけりゃ良いけど・・・」
キル「・・・それは噂をすればって奴か?」
李生「え?キル何でここに!?」
キル「通りすがりにこの子を見付けたからだよ」
結良「あーーーー!めっちゃ怖かった!!死んだかと思った!!!」
李生「泣い・・・・・・っ!?え・・・っ!?本当に何があった!?」
キル「少し行ったところの廃墟で洗脳されかけてた」
キル「まぁ人気の無い場所まで誘導して洗脳してから操り人形みたいに遊ぶ、てのが妥当なところか」
キル「数週間・・・いや数ヶ月は誰かが常に傍に居ろ 目を付けられてるから何を仕掛けられるか分からない」
李生「わ・・・・・・分かりました、ありがとうございます」
キル「良い子だ」

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コメント

  • シーンを書いて、数日後見てアレ?こんな感じの話だっけというのは分かる(´・д・`)笑。気長に頑張って💪

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