The Justice Twins

どんぐり

やってきた親戚(脚本)

The Justice Twins

どんぐり

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〇シックなリビング
「おはよう、お父さん、お母さん」
江川勝「おはよう、2人とも。今日は僕の兄さんの家族が来るんだよ」
江川るり子「久しぶりね。親戚に会うのって」
江川和樹「僕らもおじさんに会うの、久しぶりだよ」
江川和美「私もよ」
江川勝「来たみたいだね」
江川るり子「見てくるわ」

〇白い玄関
江川るり子「いらっしゃい、義兄様」
江川智雄「おじゃまするよ」
江川美代子「お邪魔しまーす」
「こんにちはー!!!」
江川和樹「いらっしゃい!久しぶりだね!」
江川和美「よく来てくれたわね!」
江川麻衣子「そうかなぁ」
江川彬「だよね」

〇シックなリビング
江川和樹「今日は何の用事で来たんだい、おじさん」
江川智雄「実は、これから編集者と対談があってね。この近くでやるんだよ」
江川美代子「私は学生時代の友達と遊びに行くのよ。それで、この子たちの面倒を見てほしいのよ」
江川和美「わかったわ」
江川和樹「任せてよ」
江川勝「それじゃ、ケンカしないで仲良く面倒を見るんだよ」
江川るり子「いい見本になってね」
江川和樹「じゃあ、君たちについて聞かせてよ」
江川彬「僕は今小学校5年生だよ。パソコン部に入って、将来はプログラマーになるんだ。プログラミングの授業も楽しいよ!」
江川麻衣子「私は小学3年生よ!」
江川和樹「僕は今高校1年生だよ。教科書、見てみる?」
江川彬「結構ハイレベルな内容だね」
江川麻衣子「複雑すぎて難しすぎるわね」
江川和美「そのうち解るようになるわよ。 勉強、頑張ってる?」
江川彬「プログラミングの授業も頑張ってることはさっきも話したけど、道徳の授業も楽しいよ」
江川麻衣子「私は図工の授業も楽しんでるわ!」
江川和美「高校生にもなると、科目の数も多くなるから、日ごろの勉強がモノを言うわよ」
江川彬「頑張るよ」
江川麻衣子「うん!!私、飼育係も頑張ってるもん!」
  彼らは談笑した。
江川和美「ねぇどうせならみんなで人生ゲームしない?」
江川彬「いいね、それ!」
江川麻衣子「賛成!」
江川和樹「待ってて。僕、部屋から持ってくるから」
  数分後。
江川和樹「じゃあ、始めようか!」
  4人は人生ゲームを楽しんだ。
  やがて、午後になった。
江川勝「だいぶ楽しんでるようだね」
江川るり子「みんなご飯にするわよー!」
  メンバーは、昼食を楽しんだ。
「美味しい!」
江川るり子「ありがとう。そういってくれると嬉しいわ!」
  メンバーは昼食を楽しんだ。

〇一人部屋
  昼食後、和樹は自分の部屋にいとこを連れて行った。
江川和樹「ここが僕の部屋だよ」
江川彬「シックな感じがするね。それに、結構教科書も多いね」
江川和樹「中学生や高校生にもなれば、結構科目数も多くなるからね。 定期テストというものがあるから、しっかり勉強しないと」
江川彬「テストは成績にも関わるから、おろそかにできないんだね」
江川和樹「そうだよ。だからしっかり毎日勉強してるよ」
江川彬「そういえばテレビでジャスティスツインズというペアを見たけど、知ってる?」
江川和樹「あの二人の事かい? 僕は彼らにあったことないけど・・・」
江川彬「もし会えたら、写真撮ってきてよ」
江川和樹「会えたらね」

〇可愛い部屋
  で、こちらは和美の部屋。
江川和美「ここが私の部屋よ」
江川麻衣子「こじんまりとしててかわいい部屋ね」
江川和美「もちろん勉強はしてるわよ」
江川麻衣子「お姉ちゃん、高校生でしょう?勉強はどんな感じ?」
江川和美「科目数が多くて大変だけど、頑張ってるわよ。 兄さんと同じ英語部だし、授業もちゃんと受けてるわ」
江川麻衣子「そういえば、ジャスティスツインズって知ってる? この間テレビで見たんだけど?」
江川和美「あの人達のこと?私はまだその人たちに会ってないわ」
江川麻衣子「ショック。私、あの人達のファンなのにな」
江川和美「ごめんね。次会えたらちゃんと写真とか撮ってくるからね」
江川麻衣子「じゃあ、待ってるわね」
江川和美(何とか秘密は死守したわ・・・)

〇シックなリビング
  やがて、3時になり、一行はおやつを食べることにした。
江川和美「お母さんの作るパンケーキ、おいしいわ!」
江川和樹「この紅茶もおいしいや!」
江川麻衣子「おばさんの作る料理もおいしいわ!私のママも料理作るのが上手よ!」
江川るり子「そう言ってくれると嬉しいわ」
江川彬「すっごくおいしいや!」
江川勝「そうかい。ありがとうね」
  おやつに舌鼓を打つ一同。

〇白い玄関
  やがて、夕方になった。
江川智雄「今日はいろいろとありがとうな」
江川美代子「助かりましたわ」
江川勝「そういってくれると嬉しいもんだよ、兄さん」
江川るり子「二人とも、また来てね」
「うん!また来るからね!」
江川和樹「ああ。いつでも遊びに来てほしいな」
江川和美「今度、遊びに行ってもいいかしら?」
江川智雄「問題ないさ。また近いうちに遊びに来てほしいね」
  親戚は、帰路についた。

〇シックなリビング
江川和樹「しばらく見ないうちにあんなに立派になってたなんてびっくりしたよ」
江川和美「そうよね。そういえば病院に行ったことは今でも覚えてるわ」
江川勝「そういえば病院に連れてったね」
江川るり子「そうだったわね」

〇病院の廊下
  回想。
江川るり子(若かりし頃)「いい?あなたたち二人はこの子にとってははいとこのお兄ちゃんとお姉ちゃんという間柄よ」
江川和樹(幼少期)「ちゃんといい見本になるからね」
江川和美(幼少期)「しっかり勉強するわ。可愛いいとこのためだもん!」
江川勝(若かりし頃)「そう来なくっちゃね」

〇シックなリビング
江川勝「二人の面倒を見れるようになったのはすごいね」
江川るり子「これからもいい見本になるのよ」
江川和美「わかったわ。これからもいとこの見本にならなくちゃ!」
江川和樹「そうだね!」

〇綺麗な一戸建て
  その夜。
江川和樹「いろんなことがあった週末だったね」
江川和美「事件も起きたりしたけど、今日は一日平穏に過ごせてよかったわ!」
江川和樹「でも、いつまたダークカンパニーの奇襲や事件が起きてもおかしくないぞ!」
江川和美「そうね。常日頃から、警戒心を解かないように気を付けましょう!」
「その通りですよ」
「女神様!」
女神「お久しぶりですね。事件はいつ起こるかわからないのは事実です」
江川和樹「そうですね」
江川和美「常に警戒しないといけないのは事実ですね」
女神「そうです。今日はたまたま事件がなかったからいいものの、今日みたいな日は常に起こるとは限らないのです」
天使「そういうことです。常にダークカンパニーや、世の中の動きや事件を注視する必要があります」
江川和樹「ダークカンパニーはいつまたパワーをつけるかわかりませんよね」
江川和美「私たちも、巧妙化する犯罪に対する知識を身に着けておくことの重要さを学んでおります」
江川和樹「学校の授業でも習ってます」
天使「えらいですね、お二人とも。それでこそ正義の戦士なのです」
天使「この調子で勉強やジャスティスツインズの活躍に、磨きをかけてほしいですね」
江川和樹「わかりました。この調子で磨きをかけていきます」
江川和美「女神さまたちを失望させないように頑張ります」
女神「それと、あの約束も忘れないでくださいね」
「はい。 ジャスティスツインズの件は、女神さまたち以外には決して口にしません」
女神「流石ですね。ではまたお会いしましょう。 おやすみなさい」
「この調子で頑張ってくださいね」
「おやすみなさい!」
  ジャスティスツインズよ、この調子で勉強やヒーロー活動にも磨きをかけていってほしい!
  次回へ続く!

次のエピソード:コンビニでの事件

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