導入(脚本)
〇カジノ
ガヤガヤ・・・ガヤガヤ・・・
エンちゃん(も〜・・・ こんなところなんて聞いてないよ・・・ 久しぶりにご飯に行こうっていうから楽しみにしてたのに・・・)
エンちゃん(派手な人ばかりだし帰りたいよ・・・ みんなどこにいるんだろう・・・)
???「あれ?君可愛いね〜! もしかして一人? 一緒に遊ばない? てかLINEやってる???」
エンちゃん(知らない人に話しかけられちゃったよ・・・ 嫌だなあ・・・どうしよう・・・ とりあえず目は合わせないようにしよう・・・)
???「あれ〜? 聞こえてる? もしも〜し?」
エンちゃん(諦めてくれないかな・・・)
エンちゃん(・・・あれ? でもこの声、聞き覚えがあるかも・・・ まさか・・・!?)
エンちゃん「その声は、我が友、李徴子ではないか?」
暫しばらく返辞が無かった。
しのび泣きかと思われる微かすかな声が時々洩もれるばかりである。
ややあって、低い声が答えた。
李徴子「如何にも、自分は隴西の李徴である」
エンちゃんは恐怖を忘れ、近づき、懐なつかしげに久闊を叙した。
エンちゃんのキャラクタープロフィールの監察御史に引っかかり(ワクワク感)を感じていたのですが、「李徴子ではないか」の言葉で確信。コレ楽しくなりそう!