僕らの歩志

キリ

Six star(脚本)

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〇黒
  スクープ!
  あの若手俳優Mがっっっ!
  人気女優 I との密会! ?
箕輪 公「やっっっっっば...」

〇まっすぐの廊下
箕輪 公「ああーヤバイなー 人生終わったかも」
田代 銀二「よぉ~♪ゴイスゥゥ~~な わこっちゃあん♪」
田代 銀二「よかったなあ! ネットの記事はわこうの話題で 持ちきりだぜ?」
剣持 はづき「チャラさ全開で祝わなくても・・・」
剣持 はづき「見てくださいよ、箕輪パイセンの顔」
剣持 はづき「チュパカブラに襲われそうになったけれど 走りつかれて脱力し、結局 至近距離での ベストショットを録り逃したあぁ~」
剣持 はづき「って顔してるんですよ?」
田代 銀二「へえ~・・・」
田代 銀二「それで想像つけんのは、お前くらいだよ;」
田代 銀二「んで、わこうどした?」
箕輪 公「・・・これ見てよ」
田代 銀二「「若手俳優の熱愛発覚」 「相手はあの人気女優でモデルの I 」」
田代 銀二「こりゃあやっちまったな;」
箕輪 公「違うんだ!これはその・・・」
箕輪 公「打ち合わせのあと、この女優さんと食事に行ったらマスコミが」
箕輪 公「パパラッチが居たんだよ、 俺も気づかなくて・・・」
箕輪 公「あぁ・・・もう どうしたらいいんだ」
箕輪 公「知名度が上がってきたと思ったら、 スクープネタにさらされるなんて」
箕輪 公「一生、この情けない爪痕を背負ってくことになるんだ・・・はぁ・・・」
田代 銀二「わこう・・・っくそ、どうしたら」
剣持 はづき「・・・・・・」
剣持 はづき「・・・この女優さん、田代パイセンと 同じ身長なんですねぇ」
田代 銀二「それがなんだってんだ」
剣持 はづき「ふっふっふ」
剣持 はづき「"妖精"の力を、借りるときがきたそうです」

〇広い屋上
剣持 はづき「箕輪さん!お隣にいらっしゃるのは、 例のお相手ですかー?」
箕輪 公「"そうではありません!"」
箕輪 公「"彼女は一般市民です!"」
箕輪 公「"だから!カメラはやめてください!"」
銀二「カッカメラは、ちょっとぉ...(照)」
剣持 はづき「・・・」
剣持 はづき「・・・」
剣持 はづき「・・・はい!カット!」
剣持 はづき「じゃあこの動画のデータは、 YouTuberさんに渡しますね」
銀二「はあ、しんど・・・」
銀二「でも、後は任せろ!」

〇広い屋上
田代 銀二「・・・これで、4K動画をアップと」
田代 銀二「うし、これで女優とは付き合ってねえ ってのが、分かるんじゃねえか」
箕輪 公(凄い...銀二と剣持さんがいれば、無敵だ)
剣持 はづき「おお!再生回数が上がってますよ!」
剣持 はづき「さすがYouTuber!編集が冴えてますね」
田代 銀二「だろだろ?」
剣持 はづき「箕輪パイセン、好印象持たれてますよ~」
箕輪 公「ほんと? これでオファー貰えたらな~」
田代 銀二「来ると思うぜぇ 不倫相手役とかでな」
箕輪 公「あり得ないこともなっ・・・」
箕輪 公「ひっど!」
剣持 はづき「あっ!これはレアだ! この動画、ダビングしなければ!」
田代 銀二「なんだ?なんかヤバイもんでも 映り込んでたか?」
剣持 はづき「チュパカブラですよ!ここですほら! 見てください!」
田代 銀二「いや、これはあれだよ、トータルテンボスだかなんだか」
田代 銀二「得体の知れない、よく古着屋の前とかに 置いてあるやつだよ、貴族みたいな」
剣持 はづき「えっ・・・・・・・・・」
剣持 はづき「田代パイセン・・・」
剣持 はづき「そんなのが存在すると思ってるんですか ・・・・・・引きます」
田代 銀二「うーわ。もちけんにだけは言われたくねぇ」
箕輪 公「オカルトは信じるのに・・・」

次のエピソード:Seventh star

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