ファンタスティック女子高校生

ウゴ鈴木

最終話 復活!(脚本)

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ウゴ鈴木

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〇豪華な部屋
立会人「“ロウソクの燃焼時間当て”ゲーム・・・」
  誤差0秒ジャストで優子様の勝利です!
カルカン「ジャストだと!? どんなイカサマを使ったー!」
優子(ゆうこ)「わたしの実力よ それより・・・」
優子(ゆうこ)「約束は守ってもらうよ、今すぐに!」
カルカン「無償で復活させればいいんだろ 分かってるよ・・・」
優子(ゆうこ)(自分でも驚いてる・・・ まさかホントに当たるだなんて・・・)

〇豪華な部屋
珠美(たまみ)「“神”に頼ることにしよう・・・」
優子(ゆうこ)「どういうこと?」
珠美(たまみ)「これに聞く・・・」
珠美(たまみ)「OK!グーググー・・・ 正解タイムを教えて・・・」
  ロウソクの燃焼時間は、
  “2時間19分42秒”です
優子(ゆうこ)「こんなことまで教えてくれるの!? グーググーすごすぎ!」

〇豪華な部屋
優子(ゆうこ)(グーググー、マジ神サービス!)
カルカン「そんじゃお前らの世界へワープするぞ」

〇秘密のアジト
珠美(たまみ)「懐かしい・・・ 実家のような安心感・・・」
優子(ゆうこ)「ここはタマちゃんちの実家でしょ!」
カルカン「んで復活してほしいヤツの亡骸は、 どこにある?」
珠美(たまみ)「どこに埋めたっけ・・・」
モカ「ワンワン!」

〇訓練場内
珠美(たまみ)「そうそう、ここに埋めたんだった・・・」
カルカン「ウンチ山盛りになってんじゃねーか・・・ 早く掘り出してやれ・・・」
珠美(たまみ)「面倒くさいから爆弾で・・・」
優子(ゆうこ)「ダメだよタマちゃん!」

〇訓練場内
カルカン「んじゃ、次に魂を呼び寄せるぞ・・・」
カルカン「ホ〜レ、来い来い・・・」

〇研究施設の玄関前

〇黒
ドクター「ハァ・・・ハァ・・・」
綾(あや)「隠れてないで、出ておいで〜・・・」

〇更衣室
綾(あや)「残るはアンタ、一人だよ〜・・・」
綾(あや)「この中かな〜・・・?」
ドクター「・・・・・・」
綾(あや)「見つけた〜」
綾(あや)「食らえ! トリャ━━━ッ!!」
ドクター「ヒエエエエッ!」
綾(あや)「何!? 体が引っ張られる!」
  ウワアァアァアァ━━━・・・
ドクター「た・・・助かった・・・?」

〇街の全景

〇山並み

〇秘密のアジト
カルカン「来い来い・・・」
カルカン「ンギャ━━━━━ッ!!」
綾(あや)「おや? 地上だ・・・」
優子(ゆうこ)「綾・・・綾━━━ッ!」
珠美(たまみ)「なんで髪が青い・・・」
綾(あや)「ゆっこにタマちゃん・・・ エッ、わたしの姿が見えるの!?」
  武装状態だと、
  霊のままでも姿が見えるのだッ!
優子(ゆうこ)「あと少しで復活だよ」
綾(あや)「ありがとう! 二人ともありがとう〜!」
カルカン「オイ! 少しはワシの心配もしろ!」

〇幻想空間
綾(あや)「・・・・・・」

〇秘密のアジト
カルカン「フッ・・・」
カルカン「さて、約束を果たした事だし帰るかな・・・」
「No!!」
珠美のパパ「まだ帰られちゃ困るぜ 準備したんだ、付き合ってもらおう・・・」
カルカン「ほ・・・他に何をしろと・・・」
  バーベキューだ!

〇戦線のテント
「う・・・うまそ〜」
珠美のパパ「復活記念で、 今日も最高級和牛を用意したぞ!」
珠美のパパ「ホラ焼けた、食いな!」
カルカン(つ・・・ついに念願のワギューが・・・)
  モグモグ・・・

〇幻想空間
  うんま〜・・・
  魔界の肉とは比べ物にならないうまさ・・・
  脳の・・・いや全身の細胞が、
  喜びの悲鳴をあげておる・・・
「ワッショイ、ワッショイ!」
  ↑喜ぶ細胞のイメージ

〇戦線のテント
カルカン「しあわせじゃ〜・・・」
珠美のパパ「そいつは良かったぜ」
珠美のパパ「ホラ、嬢ちゃんの分も焼けたぞ!」
綾(あや)「ワーイ!」
綾(あや)「いただきま〜・・・」
モカ「ワンワン!」
綾(あや)「ちょ、それわたしの!」
綾(あや)「コラー! わたしの頭の上で食べるなーッ!」
  モグモグ・・・ ペロリ
モカ「ワン!」
綾(あや)「ワアアッ! こいつウンチしやがった━━━ッ!」
  逃げるなー、待てー!

〇秘密のアジト
カルカン「いや〜、ごちそうになったな 人間界にこんなうまい肉があったとは」
カルカン「次はいつバーベキューすんの?」
珠美(たまみ)「来んな・・・!」
優子(ゆうこ)「カルカンさん 綾のこと、ありがとうございました」
カルカン「オウ! そんじゃワシは帰るよ」
綾(あや)「わたしも帰るね 髪、洗いたい・・・」
綾(あや)「シャンプーで匂い取れるかな・・・」
優子(ゆうこ)「う〜ん、一日中動き回って疲れた〜」
優子(ゆうこ)「タマちゃんバイバイ また月曜日」
珠美(たまみ)「待って・・・ マジックウォッチは・・・?」
優子(ゆうこ)「あ・・・ゴメン! 城に置いてきちゃった・・・」
珠美(たまみ)「え〜、試したいことがあったのに・・・」
優子(ゆうこ)「何をしたかったの?」

〇沖合(穴あり)
珠美(たまみ)「アップデートで“ブラックホール”が追加されたんだって・・・ 使ってみたかった・・・」
優子(ゆうこ)「危険すぎだよそれ! 置いてきてよかった・・・」

〇闇の要塞

〇豪華な部屋
カルカン「おいしい肉を食べて、感謝もされて、 なんだかんだで良い一日だったな」
カルカン「おや、これはマジックウォッチ あいつら忘れてったのか・・・」
カルカン「どうやって使うんだ? こうか、こうか?」
カルカン「オー! なんか黒いのが出た・・・」
「え・・・」
シーバ「カルカン戻ったのか? ・・・ん? 声が聞こえたと思ったけど・・・」

〇闇の要塞
  オーイ、カルカ〜ン・・・

〇田舎の学校

〇教室
綾(あや)「ん〜・・・ お、点いた!」
優子(ゆうこ)「おはよう 何、おもちゃで遊んでるの?」
綾(あや)「おもちゃじゃないよー」
綾(あや)「わたしが道路で拾った探査機だよ 裏蓋の説明書きによると、」
綾(あや)「“光る点を頼りに7つの石を集めると、どんな願いでも叶えてくれるドラゴンが現れる”」
綾(あや)「らしいよ」
優子(ゆうこ)「それ完全に“ドラ○ンレーダー”じゃん・・・」
綾(あや)「これは試すしかないよね! さっそく今日から集めに・・・」
優子(ゆうこ)「イヤ、また同じような流れ!」
優子(ゆうこ)「ついこないだヒドい目にあったのに、 懲りないヤツだな!」
珠美(たまみ)「おは〜・・・」
珠美(たまみ)「あ・・・それ、わたしが夢グル○プで買って無くしたやつ・・・」
優子(ゆうこ)「タマちゃんも毎回通販で変なの買って、 無くさないで!」
優子(ゆうこ)「もう二人とも・・・」

〇田舎の学校
  いい加減にしろ〜!

〇闇の要塞

〇豪華な部屋
シーバ「さて、今日はどこのダンジョンを攻略しに行くかな・・・」
「み・・・水・・・」
シーバ「ワッ!」
シーバ「突然現れて脅かすなよ! つーか、一週間もどこに行ってたんだ?」
カルカン「真っ暗で何もない空間・・・ 充電切れでやっと出られた・・・」
カルカン「もうアイツらと関わるのは・・・」

〇闇の要塞
  二度とゴメンだ━━━ッ!!

〇白
  ファンタスティック女子高校生
  
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〇山道
  おまけ──
綾(あや)「ん〜、どうやらこの近くに・・・」
綾(あや)「アッ!」
  おしまい

次のエピソード:特別編 長編コン予選通過!そして最終結果発表〜!【フルボイス】

コメント

  • クッ!? マッドサイエンティストを一人仕留め損なったか…頃せッ!!

    そんな事よりも、完結おめでとうございます。
    微Mな僕ですが、綾ちゃんが痛め付けられる姿を見て大変な感銘を受けましたありがとうございます。

    ぶっ飛んだ展開、ダイナミックなスチル、容赦ない綾・カルカン・シーバ虐、どれも心踊りました。特に綾虐。

    素敵な時間をありがとうございます。僕の新たな扉が開かれました!

  • 完結お疲れ様でした〜!👏👏👏
    勝負の時こめかみトントンする癖が出てきて(マフツさんみたいに自分も死にかける戦法取るのかな)って心配したんですけど、超力技で解決して笑いました…😂
    そして最後の地蔵のインパクトたるや🤣型にハマらない物語、楽しませて頂きました!!!🎉

  • 完結お疲れ様でした😆
    このスチル地獄で週刊連載…尊敬です!!
    最終回までウ○チネタでゴリ押す作風が童心に帰らせてくれる素敵な作品でした🤣

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