不明の男(脚本)
〇ホテルのエントランス
5番「おい。Joker」
13番「あれ? どうしました?」
広間には、本を読んでいた13番が一人座っているだけだった
Jokerの反応はない
5番「・・・マズい事態だ」
13番「何かあったんですか?」
5番「・・・おそらく、Jokerは王側か3番側の人間に捕らえられた」
「え・・・!?」
5番「あいつはおそらく参加者の情報を誰よりも知っている」
5番「だから処理されたんだろう」
13番「そ、そんな・・・」
5番「・・・」
13番「ちょ、ちょっと!! いきなり部屋開けていいんですか!?」
5番はいきなり6番の部屋を開けた
5番「・・・やはりか」
10番「・・・Jokerの兄、って」
5番「ああ、6番だ」
5番「おそらく、余計なことをしかねないJokerを6番が捕まえたのだろう」
2番「ふあぁ・・・ よくねた・・・」
2番「・・・ん?」
2番「皆さんご飯食べ終わったんですね」
2番はなぜか眠そうな顔で、上から降りてきた
5番「・・・Jokerがどっかに行った」
5番「・・・兄の6番も行方不明だ」
2番「私、ミステリーが好きなだけで本業は弁護士なんですよ」
2番「推理なんてできません」
5番「(なぜだ? ・・・思ってた反応と違う)」
2番「この時間、まだ三十分休み時間あるんですよ」
2番「自室で休んできます。 コーヒー飲まないと」
5番「・・・あ、ああ」
10番「・・・寝起きで機嫌が悪かったみたいですね」
5番「そういうことかよ!?」
9番「あはは!! 真面目で優しそうな2番さんの素を知っちゃったね」
9番「あとでいじろーっと」
10番「余裕すぎですよ・・・って思いましたが、あなたはどう転んでも被害を受けないんでしたね」
5番「・・・仕方ない、俺たちで推理しよう」
〇豪華なベッドルーム
3番「〜♪」
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