King's death game

葉月胡瓜

姫の爆弾(脚本)

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葉月胡瓜

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〇ホテルのエントランス
3番「じゃあ8番くん、作りに行こっか」
8番「はい」
8番「・・・その前に」
8番「先輩は、まだウェルニアの教祖と付き合ってるんですか?」
「・・・!?」
3番「ええ、そうよ」
2番「なんか・・・でっかい爆弾投下されましたね」
5番「ああ、しかも見過ごせないやつだな」
8番「なら、やっぱりあの自殺未遂も」
3番「周りの人、巻き込まないでくれない?」
5番「・・・自殺未遂?」
3番「・・・私にだって、色々あるんです」
5番「せめて理由でも教えてくれないか?」
5番「何かゲームに繋がるかもしれないだろう」
3番「教えません。 何でこんなところで身の上話をしないといけないんですか」
8番「だったらせめてどれが教祖なのか教えてよ」
3番「嫌だ」
8番「なんで!?」
3番「あんたたちに邪魔されたら殺せないじゃない」
5番「・・・は?」
3番「この二日間でさっさと邪魔なQueenやJackを特定して、そいつらを出し抜いてKingを殺す」
3番「それが私のやるべきこと」
10番「・・・随分、過激ですね」
3番「私はそのためにここに来たの」
3番「私の手で、あの人を殺すの」
5番「これ・・・もしかしてお前が仕組んだのか?」
3番「どうでしょうね」
5番「(・・・いや、おそらく巻き込まれた側だ)」
5番「(そうでなければ、ほとんどの参加者がどちら側なのか不明な訳がない)」
5番「(Jackに処理されるかもしれないのに、こんな堂々と言えるわけもない)」
5番「(おそらく、囮になって8番に特定させるつもりだろう)」
5番「(・・・だが、それなら8番はなぜここで問いただすのだろう)」

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