King's death game

葉月胡瓜

行方不明(脚本)

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葉月胡瓜

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〇ダブルベッドの部屋
12番「はあ・・・」
12番「あの二人のためにも、ウェルニアの悪事を掴まないとな」
???「誰?二人って」
12番「誰だ・・・!!」
???「Jokerがあそこにいるから干渉しないと思った?」
???「邪魔なんだよ、このゲームに」
12番「・・・!?」
???「ふっ・・・少し黙っててもらうよ」

〇ホテルのエントランス
  休憩後──
5番「次はどうする? ヒントが少なすぎるが・・・」
7番(風月)「そうなんですよね・・・あれ?」
5番「どうした7番」
7番(風月)「一人・・・足りなくないですか?」
3番「そうですね・・・12番さんが来てないようです」
5番「少し部屋を見てくる」
2番「はあ・・・」
  2番がため息をつきながらソファーに腰掛けた。
4番「どうしました?」
2番「・・・一泊二日とはいえここに閉じ込められてるんです」
2番「皆さん落ち着きすぎですよ」
9番「ははっ、そりゃそうだ」
  殺害のターゲットにも、市民側にも取られない9番が一人のんきに笑う
2番「・・・」
9番「あははっ、弁護士さんこっわーい」
4番「・・・あの、読書サークルのペンネームで本人確認、しませんか」
2番「・・・そうしましょう。 このうるさい人に構いたくないですし」
9番「お硬いなあ」
2番「私は八朔です」
4番「ああ、ミステリーが好きな方ですね。 いつも書評がお上手で楽しみにしてるんです」
2番「あ、ありがとうございます・・・」
6番「わかります。ネタバレ全然ないのにすごく興味が惹かれるんですよ」
2番「・・・っ、あの、他の人は」
4番「私は栞です」
2番「おお。作家さんだ」
6番「この前出た単行本も読みましたよ」
4番「・・・!!」
4番「あ、ありがとうございます!!」
6番「私は蓬です・・・えっと、わかりますよね?」
2番「お、こっちも作家さんだ」
4番「もちろんです。 入会したてのときに色々教えていただきましたから」
6番「・・・よかった」
「・・・」
11番「・・・っ」
2番「・・・あなたは?」
11番「き、菊花です・・・」
6番「ああ、ファンタジー系が好きな人ですよね」
2番「あと、人が死ぬ系の話で吐き気しちゃう人だ」

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