King's death game

葉月胡瓜

疑問(脚本)

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〇ホテルのエントランス
5番「次、12番だな」
12番「はい、12番です」
12番「大学4年生で、ボランティア団体に属しています」
5番「(ボランティアか、真面目なやつだな)」
12番「ウェルニアが噛んでいる団体なので、少しは情報提供できるかと」
5番「(唐突な爆弾だな!?)」
7番(風月)「ウェルニアの関係者・・・ということですか?」
12番「あ、いや・・・幹部のことはほとんど知らないんです。 ウェルニアは団体援助にしか関わっていないらしくて」
5番「ならなぜウェルニアの噛んでいる団体だとわかるんだ?」
12番「知り合いの兄がウェルニアで幹部をしているので」
5番「知り合い?」
12番「ええ、・・・言うべきかわからないので誰なのかは言いませんが」
5番「・・・そうか」
12番「よろしくお願いします」
5番「ああ」
13番「最後は僕ですね」
13番「13番です。大学院生で、今は入っていませんが、学部の頃はインカレのスポーツサークルに入っていました」
5番「(スポーツサークルも三人目・・・多いな)」
13番「1番くんと同じフットサル組で、一緒にキーパーをやってました」
1番「引退したあとぶりっすね、先輩!」
13番「うん、久しぶりだね」
5番「(ここは関わりがあるんだな)」
2番「13番さんは10番さんとは関わりないの?」
13番「え?・・・はい、多分同じ学年だとは思うんですが、会ったことないですね」
2番「ふーん」
5番「(となると・・・)」
10番「え、なんで皆さん僕を見るんですか!?」
2番「怪しいからだよ」
5番「怪しいからだな」
10番「そんなこと言わないでくださいよ!?ホントなんですよ!!」
7番(風月)「そもそも最初に匿名がいいと言い出したのも10番さんですし」
5番「何か隠してないか?お前」
10番「隠してません!!」
11番「言いたくないことを言わせるのは良くないと思う」
5番「いや・・・まあそうなんだが」
11番「まだ特定するには早いだろう」
11番「怪しむ人を最初から絞っても視野が狭くなるだけだ」
5番「すまない、11番の言うとおりだ。問い詰めて悪かったな」
10番「いえ・・・こちらこそすみません」
5番「(・・・少し、11番のことも怪しんでおこう)」

〇ホテルのエントランス
5番「(自己紹介が終わったわけだが)」
7番(風月)「少し整理しましょうか」
5番「ああ」
7番(風月)「まず1番さんと13番さんは関わりがある。 そうですね?」
1番「うっす。 大学は違いますけど」
13番「はい、そうです」
5番「2番は4番、6番、11番と同じサークルだ」
2番「だと思う、というだけですけど」
4番「同意です。判断できる材料がありません」
6番「まあ・・・多分同じでしょうけどね」

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