King's death game

葉月胡瓜

自己紹介―1(脚本)

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葉月胡瓜

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〇ホテルのエントランス
5番「とりあえず、番号順に自己紹介するか」
1番「あ、じゃあ僕からっすね」
5番「(ユルそうな奴だ。学生か?)」
1番「1番、大学三年生っす。 文学部でヨーロッパ史を専攻してます」
1番「サークルはインカレのスポーツサークルに入ってます。 キーパーやってます。 よろしくお願いしまーす」
5番「(この緊迫した空間でよくこんな軽い自己紹介ができるな・・・!?)」
2番「じゃあ、次は私ですね」
5番「(柔らかい雰囲気の奴だな)」
2番「2番です。士業をしてます」
5番「(士業?・・・優秀なことに違いはないな)」
4番「士業?もしかして・・・弁護士さんとか!?」
2番「ええ・・・まだ駆け出しですけどね」
5番「(なんでわざわざ食いついたんだ?・・・気にすることじゃないか)」
2番「あ、そうだ。コミュニティサイトで読書サークルに入ってます。あんまり関係ないですかね」
5番「いいんじゃないか?何かきっかけになるだろう」
2番「そうですね。ありがとうございます」
3番「えっと・・・次、私ですね」
5番「(唯一の女性だ。何かヒントになるかもしれない)」
3番「3番です。大学院の薬学研究科で漢方薬の作用機序について研究しています」
5番「(薬学部!?しかも大学院生・・・随分頭が良さそうだ)」
3番「えーっと、サークルはゲームサークルに入ってましたが、学部卒業を機に引退しました。よろしくお願いします」

〇ホテルのエントランス
4番「えっと・・・次、僕ですよね」
5番「4番ならそうだな」
4番「あ、はい・・・」
4番「4番です。えっと・・・フリーターしてます」
4番「本を読むのが好きで、多分・・・2番さんと同じ読書サークルに入ってます」
5番「(ん?ここで共通点が出てくるのか)」
4番「よ、よろしくお願いします」
5番「(話すのが苦手なのか?随分緊張してそうだ。 フリーターなのもそれが理由なのだろうか)」
5番「次は俺だな。 5番だ。雑誌の記者をしている」

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