ミカ3よま4☆5センス6(脚本)
〇教室
単調、退屈、つまらない学校生活をおくる。
そんな私の日々の支えは、音楽
クラスの子達とは話が合わない。あわせられない。つまらない。楽しくない。
全部うるさい。
みみざわり
消えてくれ
ミカ「消えたいな」
〇渋谷駅前
家には帰りたくない帰れない。学校には友達がいない。だから放課後に遊ぶ友達もいない。バイトも受からない。
居場所がない。
〇川沿いの公園
スタァの書く歌詞は、私の事を助けるために書いてるって勘違いしちゃうくらい響いてしまう。胸を鷲掴みされるみたいな
スタァの、声は、もうあえなくなっちゃったお父さんに似てたりもする。
〇電車の座席
どんなことがあっても、大丈夫。これからも、ずっとこの音楽が頭に流れていれば、私は、耐えていける。
〇安アパートの台所
〇安アパートの台所
〇安アパートの台所
よま「今日も、学校にいけなかった。 足がすくんで動けなかった。 玄関から、動けなかった。 外にでられなかった」
そんな日々を何回繰り返しているのか、自分は、あと何回繰り返すつもりなのか、自分に、未来に、あるのは絶望だけだ。
よま「絶望しかない」
〇ライブハウスのステージ
〇病室のベッド
山田ニカ「──!!」
山田ニカ「素敵な夢だったな」
〇電車の座席
・・・・・・・・・!!
!?
ミカ「──!! いつの間にか寝てたみたいだ」
ミカ「めっちゃ、良い夢みちゃった」
〇安アパートの台所
いつの間にか夕方
すごい夢みてた
よま「・・・また、あいたいな」
〇ライブハウスの入口
よま「久しぶりに、外にでた。でられた。 すごい、愛のチカラかなこれは、」
山田ニカ「頑張って、きてみたけれど、人混みすごい。苦手かも、でも、あいたい 緊張が、すごい」
〇ライブハウスのステージ
〇渋谷のスクランブル交差点
仲間ができました!!!!
よま「私は、決めたよ!! スタァにもっと近付きたいから、ライブハウスで働く」
ミカ「わたしだって、決めたよ!! スタァのヘアメイク担当するためにさっさとカリスマヘアアーティストになる!!!!」
山田ニカ「ニカは、スタァのガタガタな歯並びも愛してるけど、矯正してるみたいだから、末永く矯正して歯を眺められる歯科にする!!!!」
〇ライブハウスの控室
ミカ「マジで今日から専属!!!! このために努力したわ!!特待生の飛び級特例全部 愛のチカラ」
〇病院の待合室
スタァのカルテ手に入れたし、住所わかったし、電話番号も入手したし、レントゲンだってみちゃった。
いよいよ治療の助手できたし、機材洗浄の洗浄では、体液と接触できたし、粘膜にも触れちゃった。
きっと、スタァのレントゲンを、内臓を待ち受けにしてるの私だけだ。
〇タワーマンション
〇タワーマンションの裏口
〇マンションの共用廊下
〇高級マンションの一室
・・・・・・
〇マンション群
〇高層階の部屋(段ボール無し)
山田ニカ「ちょうどスタァの隣の部屋あいてたから!!即入居しちゃった!!!!」
〇マンション前の大通り
〇東京全景
山田ニカ「隣に住むのも良いけれど、向かいのここに住めば、いつでもかんさつできちゃう!!」
〇高級マンションの一室
山田ニカ「間取り同じ部屋にすんでいるから、スタァの部屋を完全再現出来た。 TVのブランドもおいてある本も全部同じ!!」
山田ニカ「てか、スタァの部屋から持ってきて、新品の本と、ソファーとTVをまた同じように設置したわ」
〇東京全景
私のために、いつもカーテンあけてくれてるのかな。流石優しい。