〇アマゾン川のほとり
ボーツタイ・ランダー「ここが、ピッカリ島ですか・・・」
リッジンク・ドロー「何の変哲もないな」
「キィーエェーー！」
リッジンク・ドロー「き、斬られた・・・ 恐ろしく速い・・・」
ウグイス「仕留められなかった・・・ 硬いな」
ボーツタイ・ランダー「か、彼は・・・ ウグイス・・・！」
リッジンク・ドロー「ウグイス・・・？」
ボーツタイ・ランダー「アメリカの暗殺者だよ　 実力は水者にも劣らないらしい」
ゼロ・クーラ「ウグイス・・・ 貴様ぁ！何故だ！ 何故だここにいる!?」
ウグイス「誰だテメェ」
ゼロ・クーラ「ゼロ・クーラだ！ ゲー・クーラを覚えていないか!? 私の親だ！両親だ！ 天魚国での戦争を！あの屈辱を！」
ウグイス「あぁ 覚えている 強かったな・・・かなり手こずった・・・」
ウグイス「あの時のガキか」
ゼロ・クーラ「敵（かたき）だ！ 殺す！殺してやる！」
ゼロ・クーラ「美殺格闘術 秘伝奥義・魔術手（マジックハンド）!!」
ウグイス「何だ？ 何かしたか？」
ゼロ・クーラ「くそぉ！」
ゼロ・クーラ「はぁはぁ」
ウグイス「どうした？ 美殺格闘術か？」
ゼロ・クーラ「くそ・・・ 私の知ってる強力な技はこれしかない・・・」
ウグイス「そろそろ こちらからいくぞ」
ウグイス「静心拳」
ゼロ・クーラ「カハァ・・・！」
ゼロ・クーラ「・・・」
ウグイス「死んだか そりゃあ心臓のど真ん中に当たれば死ぬか」
イグニス・クリザリッド「え・・・　 ゼロ・・・？」
ウグイス「クリザリッド女王陛下・・・！」
イグニス・クリザリッド「し、死んでる・・・」
カンスラー・ハイン「え？ ゼロ・・・？」