〇廃ビルのフロア
　　一週間後
葵「・・・暇だ」
葵「普段なら、勉強したりするけどそんなん言ってられねぇしな」
「ピコーン」
葵「ん？なんだ？」
数馬「能力に関わってる企業がある！ そこを襲撃しよう！」
葵「まじか・・・数馬すげぇ」
葵「でも、作戦とか」
数馬「一回、そっちに行くよ」

〇廃ビルのフロア
葵「来てくれて、ありがとう」
数馬「あぁ」
数馬「早速だが、作戦を練ろう」
葵「なるべく多い方がいいよな」
数馬「まず、基本情報をまとめた紙を持ってきた」
　　基本情報
　　企業名　ワールドカンパニー
　　警備人数　50人（予想）
　　社長　稲葉昭人
葵「なるほど・・・」
数馬「最終的に地下施設にあるコンピューター『A』を壊せばいい」
葵「なるほど」
数馬「まず、忍び込むのは深夜だな」
葵「どうやって警備を突破するか」
数馬「警備員を殺すしかない」
葵「でも・・・」
数馬「世の中を変えるためだ」
葵「武器は？」
葵「まじか・・・」
葵「どうやって手に入れた？」
数馬「簡単だ、自分で作った」
葵「えぇ・・・」
葵「それより、作戦だな」
数馬「あぁ」
　　数時間の話し合いの末作戦は３つ決まった
葵「なんとか、決まったな」
数馬「あと、なるべく偽名を使おう」
葵「そうだな」
数馬「どうするか・・・」
葵「うーん」
葵「『S』とかどうだ・・・」
数馬「いいんじゃん」
数馬「決まりだな」
数馬「それじゃあ作戦当日」
葵「おう」