エピソード1(脚本)
〇サイバー空間
???「能力者100%・・・外敵なし」
〇黒
〇男の子の一人部屋
葵「いよいよか・・・」
ここは16才になると一人一人に能力が与えられる世界・・・この少年『廣瀬葵』も今日能力者となる
???「個体名『廣瀬葵』能力──」
葵「きた!!」
葵「────は?」
葵「待ってくれよこんなの?!」
〇シックなリビング
葵「母さん、俺・・・」
「うるさい、もう出て行って貴方は家の子じゃないから」
葵「──そんな!」
〇公園のベンチ
葵「本当に追い出された、能力『なし』ってこんなのありかよ!」
葵「しかも、能力がないやつに人権がない・・・」
葵「どうするか・・・」
葵「数馬の所に行くか・・・」
〇一人部屋
葵「────という訳なんだ」
数馬「それは、まずいな・・・」
葵「どうにかするにしても、人権ないからな・・・」
数馬「────なら、何でもやり放題じゃん 人殺しでも、強盗でも、犯罪も」
葵「は?何言って・・・・・・」
数馬「噂だが、昔はこんなんじゃなかったと聞いた」
数馬「つまり、元凶があるって事だ」
数馬「俺と、お前でこの世界を変えようぜ」
葵「───まぁ、どうせ最終的に実験台にでも何でもされるからやってみるか」
数馬「ほい、これ渡しとく」
葵「・・・スマホ?」
数馬「スマホを改造した物だ」
数馬「出来ることは、通話、位置を確認、時間まぁ、ゲームとかはできないけど優れものだ」
数馬「まずは、拠点を確保しないと・・・」
葵「なら、あそこは?」
〇廃ビルのフロア
数馬「ここか・・・」
葵「まぁ、姿隠せるしいいと思う」
数馬「お前がいいなら」
数馬「あとこれ」
数馬「何か、記すときに便利だろ」
数馬「何かあったら連絡するそれじゃ」
葵「うん、本当にありがとう」
葵「良かった・・・なんとかなりそうだ」
葵「よし、世界を変えてやる!」