僕らの物語

きっち〜

episode3(脚本)

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〇森の中の沼
女神アークイン「こんにちは(*^^*)ボワードさん。いきなりで申し訳ないんですが、1つ頼まれてくれませんか?」
ボワード「おぉ、アークインか、、久しぶりじゃの、いつぶりじゃろうか、、」
女神アークイン「もぉ( *¯³¯ )フ一応わたしは女神ですよ!名前だけで呼ばずに女神アークインと呼んでください!」
ボワード「・・・ふっ・・・仕方ないのぉ・・・女神アークインよ・・・」
女神アークイン「はい!それで大丈夫です!」
ボワード「・・・で、わしに頼みたい事とは?」
女神アークイン「あぁ!そうでした!実はボワードさんに3人の日本人をこの世界に連れてきて欲し・・・」
ボワード「断る」
女神アークイン「っ・・・!まだ言い終わってないですよ!💦」
ボワード「・・・それだけ言えば十分分かる・・・」
女神アークイン「・・・なにか断る理由があるのですか?ボワードさん・・・」
ボワード「・・・わしはそんな人さらいみたいな事はしたくない・・・」
女神アークイン「・・・!?人さらいってそんな人聞きの悪い!!!!」
ボワード「・・・同じようなもんじゃ・・・」
女神アークイン「・・・・・・」
ボワード「・・・・・・」
女神アークイン「で、でも!!これにはちゃんと理由がありまして・・・」
ボワード「・・・ほう・・・?その理由とは?」
女神アークイン「・・・・・・」
ボワード「・・・ん?どうした?言えないのか?」
女神アークイン「・・・実は、、魔王が復活する・・・と・・・囁かれているのはご存知ですか?」
ボワード「っ!?ま、魔王じゃと!?」
女神アークイン「は、はい、そうなんです・・・アマーラ様から報告を受けていて・・・」
ボワード「・・・それは非常に厄介な事じゃぞ!!あやつが復活したら、、この世界は・・・」
女神アークイン「アマーラ様の力で抑えていたのですが、、年々モンスターの数が異常に増えていて、そのせいで段々制御が難しくなっていて・・・」
ボワード「・・・っ!!魔王は!?いつ復活するんじゃ!?」
女神アークイン「・・・アマーラ様いわく、まだ力が完全では無いから封印をまだ解けないけど、恐らく1年から2年の間には・・・と・・・」
ボワード「っ!!・・・1年から2年・・・短すぎる・・・」
女神アークイン「・・・はい・・・」
ボワード「・・・・・・」
女神アークイン「・・・・・・」
ボワード「・・・話はとりあえず分かった・・・ただ、この件とその3人の日本人・・・なんの関係があるんじゃ?」
女神アークイン「・・・えーっと・・・」
ボワード「・・・・・・まさか!?その3人の日本人を戦わせる気じゃないだろうなっ!?」
女神アークイン「・・・実は・・・そうなんです・・・」
ボワード「何を言ってるんだ!!!!あいつは魔王だぞ!そんな関係ない人を巻き込んで勝てる保証など端からないぞ!」
女神アークイン「・・・・・・」
ボワード「おい!?アークイン!それを分かっているのか!?」
女神アークイン「・・・落ち着いてください・・・ボワードさん・・・」
ボワード「っ!?これが落ち着いていられるか!!!」
女神アークイン「・・・アマーラ様のゴッドスキル エプレータルジャッジにより選ばれた3人なのです・・・」
ボワード「なんじゃとっ!?!?!?!?」
女神アークイン「・・・はい、アマーラ様のそのゴッドスキルは既存してる最高ランクにあるディバイデッドスキルの更に上・・・」
ボワード「・・・そのスキルは神アマーラしか持たないと言い伝えられている・・・伝説のスキルではないか・・・」
女神アークイン「・・・は、はい、・・・その通りです・・・」
ボワード「そのスキルで見えた者は・・・この世界に伝わる3種類しかない最高ランクの武器、それらを使用出来る・・・」
女神アークイン「・・・はい、そうなんです・・・」
ボワード「・・・・・・」
女神アークイン「・・・・・・」
女神アークイン「・・・ボワードさん・・・どうでしょうこの話・・・引き受けて頂けませんか?」
ボワード「・・・・・・少し・・・考えさせてくれ・・・」
女神アークイン「・・・分かりました・・・ではやるやらない関係なく、出来れば明後日までにお考えください・・・」
ボワード「・・・分かった・・・またここで待ち合わせよう・・・」
女神アークイン「・・・分かりました、ボワードさん・・・では・・・またここで・・・」
ボワード「・・・・・・なんて事だ・・・」
  女神アークインより別世界の日本人3人を連れてきて欲しいと頼まれたボワード・・・彼はどのような選択をするのか・・・
  ・・・遡ること数日前・・・とある森でモンスターが大量に発生していた・・・・・・
骸骨ナイト「・・・・・・」
骸骨ナイト「さて〜!どうすっかなぁ!」
骸骨ナイト「こら、、あまり騒ぐな、、誰かいたらどうする、、」
骸骨ナイト「ははは・・・まぁ、いいじゃないか久しぶりの外なんだしな・・・」
骸骨ナイト「そぉっすよね!!久しぶりの外だ!」
骸骨ナイト「それもそうか・・・」
  ・・・喋れる骸骨ナイト3人を入れた計100の骸骨集団・・・
骸骨ナイト「とりあえず近くの街襲いに行くか?」
骸骨ナイト「いいっすね!行きましょう!!」
骸骨ナイト「・・・はぁ、、全く、リーダーは休むことを知らない・・・」
骸骨ナイト「今までずっと休みみたいなもんだったからな!すぐ襲いたいんだ!!!!」
骸骨ナイト「良いっすねー!そのスタイル・・・俺も好きっす!」
骸骨ナイト「・・・了解だ、、リーダーよ・・・」
骸骨ナイト「そんじゃ行くか!!お前ら進行するぞぉ!!!!!!」
「おー!!!!!!!!!!」
  ・・・謎の骸骨集団・・・街を襲って何をするというのだろうか・・・
  ・・・・・・・・・・・・
  ・・・と、そこに・・・
モルテ「あんた達!?さっきの会話聞かせてもらったわよ!!」
骸骨ナイト「誰だぁ?おぉ、女じゃねえか!」
骸骨ナイト「・・・女が何用だ・・・」
モルテ「街を襲うんだってね?そんな事させないわ!」
骸骨ナイト「くっくっく・・・お前に何ができるんだ?」
骸骨ナイト「・・・お前には関係ない事だ・・・」
モルテ「関係あるわよ!あんた達みたいな意味わからないやつに街が襲われて黙ってる訳には行かないわ!!」
骸骨ナイト「おぉー、威勢のいい女だぜ・・・くっくっく・・・嫌いじゃないぜぇ?」
骸骨ナイト「・・・わたしは静かな女が好きなんだがな・・・」
モルテ「っ!?」
骸骨ナイト「隙だらけだ・・・」
モルテ「っ!?いたたたっ・・・」
  突然現れた少女、モルテ、会話に夢中になっていたら背後から襲われてしまった・・・
骸骨ナイト「!!リーダーさすがっす!!」
骸骨ナイト「・・・さすが・・・我らがリーダー・・・」
モルテ「いたたた・・・腕が・・・・・・これじゃ戦えない・・・」
骸骨ナイト「・・・さて・・・トドメと行こうか・・・」
モルテ「っ!?!?!?!!」
  トドメと言い、大きく剣を振りかざす骸骨・・・もうダメだ・・・そう思った少女は目を瞑った、と、その時!!
ウーシー「お前達!ここで何をしている!!!!」
  ガギィィン!!鳴り響く剣の音、、しかし突如現れた謎の・・・牛?人間?が、骸骨の攻撃を受け止めたのだ、、!!
骸骨ナイト「誰だ!?」
ウーシー「わたしはウーシー、街の警備をしている者だ・・・」
モルテ「っ!?ウーシーさん!!!!」
ウーシー「やぁ、モルテ大丈夫かな?」
ウーシー「っ・・・!?怪我してるじゃないか!」
モルテ「そうなの・・・さっき切られてしまって・・・」
ウーシー「おのれ、骸骨め、何をしてくれてるんだ!!!!!!!!!!!!」
  ウーシーが怒りと同時に解き放った衝撃波は瞬く間に骸骨達を蹴散らした・・・
  ・・・・・・
モルテ「・・・っ!?い、一撃・・・」
ウーシー「どうだ骸骨め俺の強さは!!」
モルテ「す、凄い・・・」
ウーシー「ガハハ!!そうだろそうだろ!!!!!!」
骸骨ナイト「・・・なんだ、、あの強さは、、」
骸骨ナイト「・・・やばいかもしれない・・・」
骸骨ナイト「っ!?くそ、、なんだあの衝撃波は・・・」
  お前達・・・まだやるか?
「っ!?!?!?!?!?!?」
ウーシー「まだやるかと聞いているんだ!!」
骸骨ナイト「・・・・・・」
骸骨ナイト「・・・・・・」
骸骨ナイト「・・・っ、ちくしょう、、」
  そこまでだ・・・
「!!!!!!!!!!!!」
ウーシー「!?!?!?!?」
トービスグナレッデ「お前達、、こいつに負けたのか?」
骸骨ナイト「トービス様!?い、いや、なんというか・・・」
骸骨ナイト「・・・トービス様・・・」
トービスグナレッデ「・・・・・・」
トービスグナレッデ「おい、そのでかいの名は?」
ウーシー「・・・っ!?ウーシーだ・・・」
トービスグナレッデ「・・・そうか・・・ウーシー・・・名を覚えておこう・・・」
トービスグナレッデ「・・・行くぞお前達・・・・・・」
骸骨ナイト「・・・は、はい、」
骸骨ナイト「・・・了解です・・・」
骸骨ナイト「おい!牛人間!覚えてろよ!!!!!!」
ウーシー「お・・・おいっ!!・・・待て!!・・・っ!?!?」
  急に現れた悪魔らしきモンスター・・・・黒い霧がかかったかと思えば、一瞬にして消えてしまったのだった・・・・・・
ウーシー「・・・・・・・・・」
モルテ「・・・き、消えた・・・・・・」
ウーシー「はっ!?!?そ、それよりモルテ!!!!怪我は大丈夫なのか!?」
モルテ「は、はい・・・なんとか・・・」
ウーシー「街に戻って手当をしてもらった方がいい!!歩けるか?」
モルテ「はい・・・歩けますが、さっき足をくじいたみたいで・・・」
ウーシー「わかった!!それいくぞ!!」
モルテ「あぁ、ちょっと!?ウーシーさんどこ触って・・・」
ウーシー「そ、それどころじゃない!!!!まずはお前の手当優先だ!!!!」
モルテ「・・・・・・は、はい・・・・・・」
  どこを触ってるか想像にお任せしよう・・・それより・・・先程の悪魔らしきモンスター・・・一体何者なんだろうか・・・
  ・・・・・・・・・
  ・・・・・・・・・・・・
神アマーラ「・・・・・・・・・」
  15分後・・・・・・
リーベッタ「あら?ウーシーさん?珍しいじゃない?」
ウーシー「・・・リーベッタ、久しいな、突然なんだが、こいつを手当して欲しい・・・」
リーベッタ「!?!?」
モルテ「す・・・すいませんいきなり・・・」
リーベッタ「良いのよ。それより・・・」
リーベッタ「っ・・・!?!?こ・・・これは・・・」
ウーシー「・・・どうした、リーベッタ・・・」
リーベッタ「・・・・・・」
モルテ「・・・どうされましたか?」
リーベッタ「・・・これは・・・わたしでは手当て出来ないわ・・・」
「えっ!?!?!?!?」
リーベッタ「・・・これは・・・痲齎皤って言う毒に犯されてるわ・・・」
「痲齎皤の毒!?!?!?!?」
リーベッタ「・・・えぇ・・・」
「・・・・・・・・・」
リーベッタ「・・・痲齎皤の毒を治療出来るのは・・・神アマーラ様しかいないと言われているわ・・・」
「・・・・・・神アマーラ様・・・」
リーベッタ「・・・・・・・・・えぇ、残念ながら・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
モルテ「・・・もし・・・このままだったら・・・?」
ウーシー「・・・・・・・・・」
リーベッタ「・・・・・・言いたくは無いけど、このままだったら明日には・・・・・・」
モルテ「・・・・・・明日に、、は、、」
ウーシー「!?!?!?」
モルテ「嫌だよ・・・わたしまだ・・・死にたくない・・・」
ウーシー「モルテ・・・・・・」
リーベッタ「・・・ごめんなさい・・・何も出来なくて・・・」
「・・・・・・」
  痲齎皤の毒を治すには神アマーラの力が必要だった・・・だがしかし、、出会える術を持ち合わせていなかった・・・
  ・・・・・・・・・
  今の話・・・聞かせてもらったよ
リーベッタ「!?!?!?」
シュスタイン「やぁ!久しぶりだねリーベッタ」
リーベッタ「!?!?シュスタイン様!!!!!!」
モルテ「えっ!?シュスタイン様!?!?!?」
ウーシー「っ!?シュスタイン・・・様・・・」
シュスタイン「やぁ!モルテにウーシー、元気、、ではないよね・・・」
モルテ「・・・・・・」
ウーシー「・・・・・・」
シュスタイン「・・・確実がどうか言えないけど、僕ならアマーラ様のとこへ連れて行けるかもしれない・・・」
「・・・!?!?!?!?」
リーベッタ「シュスタイン様・・・そ、それは本当ですか?」
シュスタイン「あぁ・・・正確にはアマーラ様のとこへ行ける人物を紹介出来るかもしれないって感じだけど・・・」
「・・・そ、それは、誰ですか?」
シュスタイン「・・・・・・・・・」
リーベッタ「・・・・・・」
ウーシー「・・・・・・」
モルテ「・・・・・・・・・」
シュスタイン「・・・それは・・・武術の師ボワード様だよ・・・」
モルテ「ボ、ボワード様!?!?!?!?」
ウーシー「・・・武術の全てを極めたと言う・・・あの、ボワード様・・・」
シュスタイン「・・・そう、武術の全てに精通しているボワード様・・・そのお方がアマーラ様のとこへ行ける人間界唯一の方だ・・・」
「で、でも!!!!何故、そのボワード様の事を知ってらっしゃるんですか!?」
シュスタイン「・・・うん、実はその人に用があってわたしも出向いてきてるんだ」
「・・・次期当主自ら!?」
シュスタイン「その呼び方は恥ずかしいな、、」
「で、でもそれなら部下とかに行かせたら良かったのでは?いくらなんでもシュスタイン様自ら出向かなくても・・・」
シュスタイン「うん、それなんだけど実はね・・・」
シュスタイン「・・・とある依頼をしたくてね・・・」
モルテ「シュスタイン様直々にですか!?」
ウーシー「っ・・!?」
シュスタイン「・・・そうなんだ、だから訳を話して国からこちらまで出てきたんだ・・・」
モルテ「・・・」
ウーシー「・・・」
リーベッタ「・・・」
シュスタイン「・・・」
  ボワードに依頼があると言うシュスタイン・・・彼に頼むとはどれほどの依頼なのか・・・
  ・・・
  ・・・・・・その少し前の事、師ボワードの家では・・・
ボワード「んー・・・・・・」
マライデ「どうしたんだいあんた・・・さっきから難しい顔して・・・」
ボワード「・・・実はな・・・」
  さっき女神アークインより受けた話をマライデに話すボワード・・・
マライデ「!?!?それは本当かい!?!?」
ボワード「あぁ・・・わしも信じたくはないんじゃが、神アマーラのお告げだと言うんだ・・・」
マライデ「・・・・・・」
ボワード「・・・・・・」
ボワード「・・・わしは・・・どうするべきなんだろうか・・・」
マライデ「・・・でも、魔王が復活したら・・・・・・この世界は・・・」
ボワード「それはわしも同じじゃ・・・ただ・・・関係ない日本人を巻き込むなんて・・・わしには・・・」
マライデ「・・・」
ボワード「・・・」
  悩むボワード・・・果たして彼はどうするのだろうか・・・・・・
  ・・・・・・
  ・・・・・・
  2日後・・・・・・
女神アークイン「・・・決めていただけましたか?ボワードさん・・・」
ボワード「・・・あぁ・・・」
女神アークイン「・・・答えをお聞かせください・・・」
ボワード「・・・この話引き受ける事にした・・・」
女神アークイン「本当ですか!?」
ボワード「・・・あぁ・・・」
女神アークイン「・・・ありがとうございます・・・ボワードさん・・・」
ボワード「ただし1つ条件がある・・・」
女神アークイン「・・・条件とは?・・・聞かせていただけますか?・・・」
ボワード「・・・わしが・・・3人を・・・魔王を倒せるまでに育てる・・・」
女神アークイン「ボワードさんが!?!?!?!?」
ボワード「・・・あぁ・・・乗りかかった船じゃ、最後までわしが責任を持つ・・・」
女神アークイン「!?そ、それならわたしが!!!!」
ボワード「・・・・・・おぬしに出来るのか?」
女神アークイン「・・・・・・そ、それは・・・・・・」
ボワード「・・・・・・」
女神アークイン「でも!!なにかわたしに出来ることはないでしょうか!?」
ボワード「・・・・・・」
女神アークイン「・・・・・・」
ボワード「・・・ふむ、そうじゃな・・・では、もう1人力を貸してほしい奴がおる、そいつに話を付けてきてはくれないか?」
女神アークイン「・・・その、、人って・・・誰なんでしょうか?」
ボワード「・・・正確には人では無い・・・魔龍オーティスグレイヴじゃ・・・」
女神アークイン「・・・っ!?ま、魔龍、オーティスグレイヴ・・・」
ボワード「・・・・・・うむ・・・やつの力は龍界でもトップクラスの強さ・・・わしも会ったことはないが・・・」
女神アークイン「・・・相手は魔龍ですよ!?そんな簡単に話して納得して貰えるような相手じゃないですよ!」
ボワード「・・・・・・だからお前さんに頼んでるんじゃ・・・・・・」
女神アークイン「!?!?!?!?」
ボワード「・・・・・・奴の眼は相手の力量を計ることが出来ると言われている・・・いくらわしでも認めさせることは難しいじゃろう・・・」
女神アークイン「!?!?そ、そんな!武術の師ボワードさんでも!?」
ボワード「・・・・・・恐らく、、ではあるがな?」
女神アークイン「・・・・・・」
ボワード「・・・でもお前さん・・・女神アークインの力であれば・・・オーティスグレイヴを認めさせることが出来るかもしれない・・・」
女神アークイン「・・・わたし!?!?」
ボワード「・・・あぁ、、お前さん前に偉い地位にいるんだぁとか言っておったろ?」
女神アークイン「・・・それは、そうですが・・・」
ボワード「・・・・・・それがわしからの条件じゃ・・・それを受けてくれればわしも全力で協力しよう・・・・・・」
女神アークイン「・・・・・・」
ボワード「・・・・・・」
女神アークイン「・・・分かりました・・・お引き受けします・・・」
ボワード「・・・そうか・・・助かる・・・」
  ・・・・・・
  魔龍オーティスグレイヴ、龍界でトップクラスの力を持つ龍、武術の師ボワードでも力を認めさせることが難しいとは・・・一体、、
  ・・・続く

〇魔界
魔龍オーティスグレイヴ「・・・」
  ・・・これが魔龍オーティスグレイヴである・・・
魔龍オーティスグレイヴ「・・・つまらない・・・」
魔龍オーティスグレイヴ「つまらない!!!!!!!!!!!!!!」
ガガギノーズ「ガガガッ、グゲゴガゴ?訳(魔龍様!?一体何が!?)」
魔龍オーティスグレイヴ「・・・あぁ、すまない・・・」
ガガギノーズ「ガゲッ!ゴゴガガガ!!訳(いえ!大丈夫です!)」
魔龍オーティスグレイヴ「・・・はぁ・・・毎日退屈だ・・・」
ガガギノーズ「グガゴッ!ガガギゴゴゴガガガ!訳(そうですね!でも平和なのも悪くないじゃないですか?)」
魔龍オーティスグレイヴ「・・・それも分かるんだが・・・平和過ぎやしないか?」
ガガギノーズ「グガゴッガゴーギグガガガギゴ!訳(それはオーティス様が強すぎるから誰も近寄らないんですよ!)」
魔龍オーティスグレイヴ「・・・それは喜んでいいのか?」
ガガギノーズ「ガガギ!グゴッゴゴギ!訳(はい!もちろんです!)」
魔龍オーティスグレイヴ「・・・まぁ、良い・・・だが・・・平和過ぎて身体がなまっている・・・」
  魔龍オーティスグレイヴが龍界を支配して以来、強すぎるが故に誰も近寄らなくなってしまった・・・
魔龍オーティスグレイヴ「・・・はぁ・・・なにか面白い事でもあれば・・・・・・」
  ・・・・・・
  ・・・・・・・・・
女神アークイン「あなたが魔龍オーティスグレイヴさんですね!?」
ガガギノーズ「・・・!?グガ!ゴゴガギゴ!訳(誰だお前は!)」
魔龍オーティスグレイヴ「・・・お前は?」
女神アークイン「わたしは女神アークインと申します!!!!」
魔龍オーティスグレイヴ「・・・ほう・・・女神アークインと・・・すまないな・・・知らないなわたしは」
ガガギノーズ「グガッ!ゴギググゲガガ!訳(そうだ!知らないぞ!)」
女神アークイン「・・・つい最近女神界の偉い地位につきましたから知らないのは当然かもですね・・・」
魔龍オーティスグレイヴ「・・・女神界の偉い地位に?」
女神アークイン「はい!!」
魔龍オーティスグレイヴ「・・・と言うか貴様、ここまでどうやって来た?」
女神アークイン「ふふっ(´˘`*)わたしにはこの子が居ますからね💕」
  ・・・・・・
リュソルタ「じゃーん!わたしだよー!」
魔龍オーティスグレイヴ「お前は・・・覇魔の精霊リュソルタ!!!!!!」
リュソルタ「あー!!君は確か!!魔龍オーティスグレイヴだねぇー!!」
魔龍オーティスグレイヴ「な、何故、お前がここに?」
リュソルタ「わたしがー、、アークイン様の直属の部下なの!!!!」
魔龍オーティスグレイヴ「・・・っ!?」
女神アークイン「はーい!!そーです!わたしのとてもとても強い部下リュソルタちゃんなのです!!」
魔龍オーティスグレイヴ「・・・なんだとっ、、!?」
女神アークイン「あ!!そうだ!!単刀直入に言います!!わたしに力を貸してください!!」
魔龍オーティスグレイヴ「・・・え!?」
女神アークイン「だーかーらー!わたしに力を貸してください!!!!!!!!」
魔龍オーティスグレイヴ「・・・それは出来ない・・・」
女神アークイン「・・・どぉしてですか?」
リュソルタ「そうだよ!どうしてなのぉ!?」
魔龍オーティスグレイヴ「・・・」
「・・・・・・」
魔龍オーティスグレイヴ「・・・わたしは、、力を持たない者には興味が無いのだ・・・・・・」
リュソルタ「それならさっき説明したじゃん!!偉い女神アークイン様にこの覇魔の精霊リュソルタが付いてるんだよ!?」
魔龍オーティスグレイヴ「・・・それは分かった、だがしかし、聞いただけでは分からないだろう?」
女神アークイン「・・・!?まさか!?」
リュソルタ「・・・!?!?」
魔龍オーティスグレイヴ「・・・そう、わたしの眼は相手の力量を計ることが出来る・・・だがしかし、お前達からはあまり力を感じれない!!!!」
女神アークイン「(心の声)・・・力を抑えているんだけどな・・・」
リュソルタ「(心の声)・・・わたし達は外に出る時は力を抑えているんだけどな・・・」
魔龍オーティスグレイヴ「・・・だから、実際戦ってその実力を見極めさせてもらう!!!!!!!!」
「っ!?!?!?!?」
魔龍オーティスグレイヴ「ふふふ・・・わたしは退屈していたのだ・・・そんな日にお前達が来てくれた・・・これは楽しくなりそうだ!」
女神アークイン「来ますよ!」
リュソルタ「はい!アークイン様!!」
  突如戦いを持ち出したオーティスグレイヴ、女神2番目の力を持つアークイン、精霊界最強リュソルタ・・果たして結末は!?
  ドゴーン!!バアアアン!!!!
  辺りにものすごい音が鳴り響く・・・
魔龍オーティスグレイヴ「ふははっ!!いいぞ!!これだ!!待ち望んでいたのは!!」
女神アークイン「本気出すわよ!・・・っ!!?さすが龍界トップクラスの力を持つオーティスグレイヴ・・・わたし達本気をだしてこれなの?」
リュソルタ「・・・!?つ、強すぎる・・・本気のわたし達の攻撃が効いてないみたい・・・どれだけ強いの・・・!?」
魔龍オーティスグレイヴ「どうした!!!実力はこんなものか!!!!!!」
女神アークイン「・・・・・・ぐっ・・・」
リュソルタ「っ・・・!?」
魔龍オーティスグレイヴ「ふはははっ!!!!!!!」
  ・・・まるで2人を弄ぶかのような魔龍オーティスグレイヴ・・・2人に勝ち目はあるのだろうか・・・
魔龍オーティスグレイヴ「そろそろトドメと行こうか!!くらえ!魔龍の咆哮!!!!!!」
「!?っ!?!?」
  トドメと言って エネルギーを溜めるオーティスグレイヴ・・・果たして2人は・・・!?
  ・・・・・・
魔龍オーティスグレイヴ「・・・あれ?」
女神アークイン「・・・?」
リュソルタ「・・・?」
魔龍オーティスグレイヴ「・・・・・・」
  ・・・・・・退屈過ぎてこれでもなまっていたオーティスグレイヴ・・・魔龍の咆哮が出せなくなっていた・・・
魔龍オーティスグレイヴ「・・・・・・力が出ない・・・・・・」
「・・・えー!?!?」
魔龍オーティスグレイヴ「・・・・・・何故だ・・・」
魔龍オーティスグレイヴ「・・・はっ!?退屈過ぎて力が弱っていたのか!?!?」
女神アークイン「・・・・・・力が弱っていて尚、あの力・・・」
リュソルタ「魔龍オーティスグレイヴ・・・恐ろしいにも程があるわ・・・」
魔龍オーティスグレイヴ「・・・・・・ちくしょう・・・」
  魔龍の咆哮が出せなくなったオーティスグレイヴ・・・果たしてどういう結末になるのか・・・
魔龍オーティスグレイヴ「・・・・・・」
女神アークイン「・・・・・・」
リュソルタ「・・・・・・」
魔龍オーティスグレイヴ「・・・わたしの負けだ・・・」
「!?!?!?!?」
魔龍オーティスグレイヴ「お前達に協力しよう・・・」
女神アークイン「え!?よろしいのですか!?」
リュソルタ「待ってくださいアークイン様!演技かもしれませんよ!!!!」
魔龍オーティスグレイヴ「・・・演技などではない・・・わたしは・・・力が弱っているのだ・・・」
女神アークイン「!?」
リュソルタ「!?」
女神アークイン「・・・」
「・・・・・・・・・」
  ・・・魔龍の咆哮が出せない、つまり龍界トップクラスとは言えない、、とでも言うのだろうか?
魔龍オーティスグレイヴ「・・・・・・」
魔龍オーティスグレイヴ「・・・さて、詳しく話を聞かせてくれ・・・」
女神アークイン「っ!?・・・あ、はい」
リュソルタ「・・・」
  詳しく話を聞くというオーティスグレイヴ・・・果たして本当に2人に協力してくれるのだろうか?・・・・・・
  ・・・・・・・・・・・・
魔龍オーティスグレイヴ「・・・ふむ・・・魔王か・・・・・・」
女神アークイン「・・・」
リュソルタ「・・・」
魔龍オーティスグレイヴ「・・・その魔王とは1度対立した事がある・・・・・・」
「・・・っ!?!?!?」
魔龍オーティスグレイヴ「・・・全ての魔法に精通していて、恐ろしいじゃ収まりきらない・・・とんでもないやつだ・・・」
女神アークイン「魔龍オーティスグレイヴさんにそれを言わせる魔王・・・一体・・・」
リュソルタ「・・・恐ろしいじゃ収まりきらないですって・・・?💦」
魔龍オーティスグレイヴ「・・・」
魔龍オーティスグレイヴ「・・・ふむ・・・とりあえず先ほども言ったが、協力はさせて頂こう」
女神アークイン「ありがとうございます✨オーティスグレイヴさん!!」
リュソルタ「・・・!?オーティスグレイヴ・・・本当に協力してくれるの!?」
魔龍オーティスグレイヴ「・・・あぁ・・・」
  協力してくれる事になった魔龍オーティスグレイヴ・・・とても心強い味方が出来たのだった・・・続く・・・
  っと・・・・・・なにか忘れてないだろうか?・・・いや・・・やめておこう・・・

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