僕らの物語

きっち〜

episode2 (脚本)

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〇森の中の小屋
アドー「・・・思ったんだけどさ、、」
ロウダ「ん?」
サミナ「どうしたの?」
アドー「あのおじいさん誰なの・・・?」
ロウダ「あ、あぁ!あのじいさんあのモンスターを倒してくれたつえーじいさんなんだぜ!」
サミナ「そうなの!わたし達を助けてくれた人だわ(⁎•ᴗ‹。)」
アドー「そ、そうなんだ、、僕らあのおじいさんに、助けられたのか、、」
ボワード「・・・そう言えばひとつ聞きたい事が、、お前さん達何故ここに?」
「い、いやー、そ、それは、、、その、、」
ボワード「・・・言いたくなければ構わないが、、それではさっきみたいになりかねない、、さっさと帰った方がいいのではないか?」
ロウダ「ちょっと、用事があってだな、、その、なんというか、、」
サミナ「え、えぇ、、用事があって、、それで来たんです、、」
ボワード「・・・もしかして・・・あの果物をお前さん達も?」
ロウダ「っ!?」
サミナ「っ!?」
ボワード「・・・やっぱりそうか、、ふっ、あれはやめたほうがいい、、危険だ、、」
「危険?」
ボワード「・・・あぁ・・・あれは危険なんじゃ、だからやめなさい・・・」
ロウダ「じいさん、、理由を教えてくれないか?」
サミナ「おじいさん、、理由を教えてくれませんか?」
ボワード「ふむ、、、とりあえず着いてきなさい・・・わしの家で話すとしよう・・・」
アドー「・・・大丈夫なのかなあのおじいさん・・・」
ロウダ「大丈夫だって!知らない俺らを助けてくれたんだしさ!」
サミナ「そうよ、アドー、大丈夫よきっと、、」
アドー「う、うん・・・それなら良いんだけど・・・」
  助けてくれた老人について行く3人、、それをひっそり見てる人影が・・・
女神アークイン「・・・・・・」
  それからしばらく歩くと、、
ボワード「・・・着いたぞ、ここがわしの家じゃ、、」
「心の声 おぉ・・・!?ここが!?」
  そこにあったのは、、木で出来た立派な家だった
ボワード「・・・ふっふっ、すごいじゃろ?・・・」
「凄いですね!!️」
ボワード「・・・ふっふっ・・・・・・」
「立派な家だなぁ、、」
ボワード「ほら、入りなさい、、」
「・・・は、はい・・・」
  3人が中へ入ると・・・
マライデ「おかえり、、あんた、、おや?お客さんかい?」
ボワード「あぁ、ただいま、ちょっと縁があってね、家に連れてきたんだ・・・」
「初めまして!お邪魔します!」
マライデ「おやおや、若い子達だね、いらっしゃい。ゆっくりしていってね( ˶ᵔᵕᵔ˶ )」
  おばあさんは優しくほほえむ。
ボワード「まずは先にお茶をしようか・・・ここへ座りなさい・・・」
「はい!!」
ボワード「マライデや、この子達にお茶を出してやってくれ・・・」
マライデ「あんた、分かりましたよ。待っててねあなた達(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)」
  しばらく待つと、いい匂いのするお茶が出てきたのだ・・・
アドー「はぁ、なんていい香りなんだ、、」
ロウダ「すげぇいい香りだぜこれ!!」
サミナ「ええ、とてもいい香り(*ˊ˘ˋ*)」
ボワード「・・・ふっ・・・そうじゃろ・・・わしのお気に入りじゃ・・・」
マライデ「あなた達。おかわりたくさんあるからね( ・ᴗ・ )」
  お茶を1口飲んだ3人・・・
「心の声 はぁ・・・なんて美味しいお茶なんだろう・・・」
ボワード「ふっふっ、どうじゃ?美味しかろう?」
「はい!!とても美味しいです!!」
マライデ「ふふっ、良かったわ喜んでくれて」
  しばらくお茶を楽しんだ3人・・・
ボワード「・・・さて、例の果物の話だが・・・」
「っ、、ゴクリ、、はい・・・」
ボワード「あれは、總繻の実と言ってな・・・?なんでも直す果物ではあるのだが、、、」
アドー「總繻の実ですか・・・?」
「・・・・・・続きはなんですか?ゴクリ・・・」
ボワード「あの果物があるのは、ある大陸の恐ろしいモンスターが住み着く洞窟の中の1本の木に実がなるんじゃよ・・・」
「ある洞窟って・・・どんなとこなんですか?」
ボワード「うむ、、キシュテリス大陸にあるザイデーン洞窟と言うここから200km離れた場所にあるんじゃ・・・」
「っ!?200kmって!?」
ボワード「うむ・・・行くだけならまだマシじゃ、着いてもその恐ろしいモンスターと戦わないと行けなくてな、そいつはやばいんじゃ・・・」
ロウダ「じいさんなら行けるんじゃねぇか!?ほら、さっきあのモンスターを1発だったじゃないか!」
サミナ「そ、そうですよおじいさん!おじいさんなら行けるとか、、ないですか?」
ボワード「・・・勝てなくは無いかもしれん・・・」
「・・・な、なら!!!」
ボワード「・・・だが、わしはほぼ確実に死ぬだろう・・・」
「っ!?おじいさんでも!?」
ボワード「・・・ああ、恐ろしく絶望に近いな、、」
「・・・・・・・・・」
アドー「・・・・・・・・・」
  おじいさんでも無理なモンスター・・・しばらく沈黙が続く3人・・・
ボワード「・・・それを手に入れたとしてお前さん達はどうしたい・・・?」
「っ・・・・・・・・・!?」
ボワード「・・・・・・・・・・・・」
アドー「・・・・・・」
ボワード「悪い事は言わない・・・特に理由が無いのなら尚更やめときなさい・・・」
ロウダ「っ!?そ、それが良いかもな・・・」
サミナ「・・・えぇ、私達じゃ命がいくらあっても足りないわ・・・」
ボワード「・・・・・・すまんな、力になれなくて・・・」
ロウダ「謝らないでくれよじいさん!さっき助けてくれただけでありがたいぜ!」
サミナ「そうですよ!さっきおじいさんが居なかったらわたし達どうなってたか!」
ボワード「・・・ふっふっ・・・そうか・・・それなら良かった・・・」
アドー「あ、あの、おじいさん、、」
ボワード「ん?なんじゃ?」
アドー「・・・変なことを・・・ひとつ聞いても大丈夫ですか?」
ボワード「・・・どうしたんじゃ改まって・・・わしに答えれるならいいぞ」
アドー「・・・おじいさん・・・僕達になにか隠してませんか?」
ロウダ「!アドー!?どうしたんだよいきなり!?」
サミナ「そうよ!?アドーいきなりどうしたの!?」
アドー「・・・ごめんなさいおじいさん、だけどなにか違和感を感じたんです・・・」
ボワード「・・・・・・・・・」
ボワード「バレてしまっては仕方がない、、その通りじゃ少年・・・」
「っ!?!?!?!?」
ボワード「すまないな、3人とも、実はな言っても信じてもらえるか分からないんだが、女神より頼まれたんじゃ、、」
「・・・・・・女神っ!?!?!?」
ボワード「・・・そうじゃ・・・女神じゃ・・・女神よりお前達をこちらの世界に連れてこいと命令されたのじゃ・・・」
ロウダ「っ!?!?!?」
サミナ「え!?!?!?!?」
アドー「・・・女神が・・・?」
ボワード「すまないな、、騙したみたいになってしまって・・・」
ロウダ「じいさん!そんな謝るなよ!確かにびっくりしたけど、それでも俺達はじいさんに感謝しなきゃだぜ!」
サミナ「そうですよ!びっくりしちゃったけど、そうだったからって感謝は忘れたりしません!」
ボワード「・・・そうか・・・お前さん達や・・・ありがとうな・・・」
アドー「・・・・・・・・・」
  女神よりこちらの世界に連れてこいと言われた老人、、彼は一体・・・どういう人なのか?
  
  続く

〇魔法陣2
女神アークイン「わたしは始まりと終わりを司る女神!こんな見た目だけど結構偉い地位にいるんだぁ❤」
神アマーラ「ちょっと!?また仕事をサボってるの?全く、、何度目なの!?」
女神アークイン「Σ(°д°"ノ)ノアマーラ様、、いや、サボりじゃ無くてですね、、( ;´꒳`;)」
神アマーラ「サボりじゃなかったらなんなの?ほらわたしを納得させてみなさい!」
女神アークイン「んーとー、分かりません!!✿゚❀.(*´▽`*)❀.゚✿」
神アマーラ「はぁ、あなたには呆れるわ、、」
女神アークイン「いやー、褒められても〜(´>∀<`)ゝ」
神アマーラ「褒めてないわよ!!!!!!!!!!!!」
女神アークイン「Σ(゚∀゚ノ)ノキャーアマーラ様ぁ、、怒らないでくださいまし、、🥺」
神アマーラ「怒らせてるのは誰よ!全くもうっ!!」
女神アークイン「いやー、なんと言いますかー(´∇`;)」
神アマーラ「ふぅ、もういいわ、それより例の計画、、どうなってるかしら?」
女神アークイン「あ!それなら頼りになる人に頼んでいますので、もうしばらくお待ちを!✿゚❀.(*´▽`*)❀.゚✿」
神アマーラ「・・・相変わらず自分ではやらないのね・・・」
女神アークイン「わたしも忙しいですからぁ?(ノ∀`)」
神アマーラ「遊んでばっかじゃないの全く・・・」
女神アークイン「まぁー、そうかもしれませんがぁ、わたしはちゃんと仕事してますよォ?(;´∀`」
神アマーラ「・・・まぁ、いいわ、それより計画が進んだら真っ先に報告してよね・・・」
女神アークイン「はーい!アマーラ様ぁ〜✿゚(*´▽`*)」
  自由なアークインといつもアークインに困らせられてるアマーラ、アマーラは世界の中心に立つ神である・・・一応アークインも、、

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