エピソード3(脚本)
〇雪山
滋賀「到着遅れ申し訳ない!ハァハァハァ」
東京「滋賀じゃないか!そんなに慌ててどうした!?」
滋賀「実は長野、山梨、静岡が・・・」
千葉「甲越組と静岡に何かあったのか?」
滋賀「はいっ!これを見て下さい!」
〇岩山
山梨「長野!カメラ回ってる?えっ!?もいい?ゴホンッ!俺たちは今!富士山の頂上に居ます!静岡と記録係の長野と一緒です!」
静岡「富士山はサムイデース!山にノボル、ハジメテです。外国の人もイッパイ訪れてます」
山梨「ほらっ長野も映れよ!俺がとってやるよ!」
長野「どうも!長野で〜す!富士山の山頂から絶景を撮りたいと思ってま〜す!・・・やっぱり恥ずかしいから代わって!」
山梨「何だよ!もっと撮ってやるよ!えっ!?いい?分かったよ・・・皆んな軽装で来て少し後悔しています!」
静岡「寒いキライ!ハハハッ!」
山梨「山梨の富士山は世界一だぜ!なぁ静岡!」
静岡「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
山梨「どうしたんだよ?静岡!」
静岡「富士山ナンデ山梨のなのカ?」
山梨「はぁ?富士山は昔から山梨の物だよ!あと山梨側の方が綺麗なんだよ!」
静岡「違ウヨ!富士山は静岡のモノダヨ!山梨に貸してあげてるダケ!調子ノルナヨ」
山梨「おい!何だよ?ケンカ売ってんのか!?」
静岡「上等ダヨ!富士山は渡さないヨ!そして富士山は御殿側が世界一ネ!」
山梨「なんだと!こら!こうしてやる!」
静岡「殴ったナ!コチラも手加減シナイヨ!」
山梨「おお!やるじゃねぇか!だが今度はどうだ?オラオラ!」
静岡「ううっ・・・何回も・・・殴るとは卑怯ネ!ならコチラも大和魂をミセルヨ!」
山梨「フラフラじゃねぇか!見せてみろよ! そもそも、お前が大和魂を語るな!」
山梨「えっ?」
静岡「うるさいヤツと卑怯はキライ!必殺技の飛び道具ネ」
長野「あわわっ!」
静岡「長野!お前は出来れば殺したくなかったネ。しかし、現場撮られたからしょうがないネ」
山梨「に、逃げろ長野!」
静岡「まだ生きてタノカ?しつこいキライ!」
山梨「グハッ!この野郎!」
山梨が静岡に抱きつく!
静岡「離れろヨ!山梨!」
山梨「オラァ!」
静岡「や、ヤメろ!」
静岡「オーマイガッ!」
山頂から、足を滑らせ落ちていく2人
〇岩山
長野「山梨ぃぃぃ!静岡ぁぁぁぁ!」
長野「はやく助けに行かなと!雪まで降って来た!」
〇岩山の崖
長野「ハァハァ・・寒くてもう動け・・・ない」
滋賀「長野!?どうしたんだ!こんな所で!」
長野「おお!滋賀!・・・お・・・俺は・・・もうダメみたいだ・・・さ、最後に・・これを、受けとっ・・・て・・・くれ・・・」
滋賀「おい!長野!しっかりしろ!長野ぉぉぉ!」
〇雪山
滋賀「と、こんな事があったのです」
神奈川「・・・・・・・やはり軽装での登山は決して良いものではないな」
東京「そうだな。他の登山客に迷惑だな」
千葉「くだらない事で喧嘩して富士山に対して申し訳ない気持ちになったな」
東京「そして、西洋の装備を身につけていた山梨が静岡に対して大和魂を語るなと!叫んでいたが、どの口が言っているのだ?」
千葉「確かに、山梨より静岡の方が自分のスタイルを貫いていたのは確かだ!」
神奈川「よせ!もう亡くなったんだ。そっとしおいてやろう!」
青森「きみかねぇが? (とうもろこしたべませんか?)」
千葉「気をつけろ!呪文だ!次は何をするつもりだ?」
青森「おらのえさあべ! (私の家に行きましょう!)」
神奈川「気をつけろ!ヤツの呪文は時間差で来るぞ!」
千葉「埒があかない!ここは俺が行かせてもらう!」
神奈川「分かった俺も援護しよう!」
千葉「んっ?くそっ!なんてこった!」
神奈川「どうした?」
千葉「剣が抜けない!」
「なんだって!?」
神奈川「くっ、俺もだ!」
東京「くそっ!こっちも剣が抜けん!」
神奈川「先程のヤツの呪文は物理攻撃を封じる呪文だったか!」
岩手(単純に剣が凍ったんですよ。気付かないなんて、本当に恥ずかしい人達)
東京「こうなったら、素手でやるしかないのか!?」
香川「大丈夫だ!俺に任せろ!」
千葉「香川じゃないか!」
東京「久しぶりだな!」
香川「うどんを叩きつける事で磨き上げた筋肉がアイツ等を倒せと言っている!」
東京(磨きあげるのって筋肉より、うどんの味じゃないの?)
岩手「面白そうな方が来ましたね!」
香川「フンッ!相手してやるぜ!」
秋田「メロンをたべるのはやめろん!」
香川「ハハっ!まったく効かないな!」
東京「凄いじゃないか!香川!」
香川「大した事はない!」
千葉「それより他の四国のヤツらはどうしたんだ?」
山梨と静岡のケンカ分かります!w
静岡と山梨は、お約束の「富士山所有権論争」ですよね!各県の愉快な設定とビジュアルが毎回楽しみです。あと出ていない県は、、、と想像するのも楽しいです。