ファンタスティック女子高校生

ウゴ鈴木

エピソード3 ペットのモカちゃん(脚本)

ファンタスティック女子高校生

ウゴ鈴木

今すぐ読む

ファンタスティック女子高校生
この作品をTapNovel形式で読もう!
この作品をTapNovel形式で読もう!

今すぐ読む

〇秘密のアジト
優子(ゆうこ)「あ・・・綾が骨になってるーッ!?」
珠美(たまみ)「コイツどんどんキモい姿になってくな・・・」
綾(あや)「こんな姿になって、わたし・・・」
「ホントに魔法で復活できるのーッ!?」

〇訓練場内
珠美(たまみ)「さて、この骨ジャマだな・・・」
珠美(たまみ)「どう処分しようか・・・」
優子(ゆうこ)「適当に捨てようとしないで!」
優子(ゆうこ)「お家のどこかに安置するスペースはないの?」
珠美(たまみ)「あのさ・・・」
珠美(たまみ)「逆の立場だとして、家の中に他人の骨を置きたいと思う・・・?」
優子(ゆうこ)「・・・置きたくはないね」
優子(ゆうこ)「でも、このまま野ざらしって訳にも・・・」
珠美(たまみ)「じゃあ、地面に埋めよ・・・」
珠美(たまみ)「穴掘り疲れるから・・・」
珠美(たまみ)「爆弾を使おう・・・」
優子(ゆうこ)「なんでそんなのあるの・・・!?」
珠美(たまみ)「危ないから離れてて・・・」
優子(ゆうこ)「どの位、離れれば安全?」
綾(あや)「イヤイヤ、ストップストップ!」
綾(あや)「骨が爆発に巻き込まれ・・・」

〇崩壊した訓練場内
珠美(たまみ)「いい感じに掘れた・・・」
優子(ゆうこ)「そうだね それじゃ、骨を埋め・・・」
優子(ゆうこ)「骨はどこ・・・?」
珠美(たまみ)「あ・・・」
珠美(たまみ)「骨の隣に爆弾、セットしちゃった・・・ うっかりうっかり・・・」
優子(ゆうこ)「エエッ!?」
優子(ゆうこ)「その言い方、ホントにうっかり・・・? それよりも・・・」
優子(ゆうこ)「綾の骨、木っ端みじんに・・・」
優子(ゆうこ)「チリと化しても復活できるのかな・・・」
珠美(たまみ)「さぁ・・・ 無理ゲーじゃない・・・?」
綾(あや)「ふたりのバカ━━━ッ!!」
「ワンワン!」
優子(ゆうこ)「ワンちゃんだ!」
優子(ゆうこ)「タマちゃんちのペット?」
珠美(たまみ)「そうだよ、モカっていうの・・・ カワイイでしょ・・・」
優子(ゆうこ)「カワイイね〜、ヨシヨシ・・・」

〇草原の道
優子「あ、逃げちゃった・・・」
モカ「ワン!」
珠美(たまみ)「逃げたというより、何か見つけたみたいだね・・・」
優子(ゆうこ)「なんだろ・・・」
優子(ゆうこ)「コレ、もしかして綾の頭がい骨じゃない!?」
優子(ゆうこ)「奇跡的に破壊されずに、ここまで飛ばされたんだ」
「ペロペロ・・・」
珠美(たまみ)「モカ、メッ・・・! そんなのなめたらお腹壊すよ・・・」
綾(あや)「壊すか!」
綾(あや)「それにしても、よく見つけてくれた モカちゃん偉い!」
綾(あや)「お礼のチュ〜・・・」
優子(ゆうこ)「ワッ! モカちゃん、綾の骨の上に吐いてるよ!」
珠美(たまみ)「ほら、だから言ったのに・・・」
綾(あや)「もう・・・」
「なんでこうなるの━━━ッ!?」

〇闇の要塞

〇貴族の部屋
カルカン「う〜ん・・・」
カルカン「アイツらに仕返ししたいが、アイツらに関わると・・・」
カルカン「ワシが痛い目にあうんだよな・・・」
カルカン「こちらは安全圏にいながら手を出せる、いい方法は無いものか・・・」
下部(しもべ)「カルカン様、いとこのシーバ様が戻られましたよ」
カルカン「ん、分かった」

〇豪華な部屋
カルカン「よー、シーバ! ダンジョン探索に行ってたんだよな」
カルカン「珍しいアイテム、あったか?」
シーバ「あぁ、いろいろ持ち帰ったよ ホレ・・・」
カルカン「ふ〜ん、たくさんあるな・・・」
カルカン「ん? これはなんだ?」
シーバ「それは、“他の生物を操ることができる”アイテムだったかな」
カルカン「へぇ〜、おもしろそうなアイテムだな! 使ってもいいか?」
シーバ「どうぞ 使い方は、まずそいつを目の位置で被って・・・」
カルカン「フムフム、こうだな・・・」
シーバ「次に、操りたい相手の姿を想像する」
カルカン「ムムム・・・」

〇仮想空間
カルカン「オッ、イメージが表示された!」
  「シーバ」を操りますか?
  ▶ はい
    いいえ
カルカン「なんか、ウインドーが表示されたぞ」
シーバ「選択肢のあるウインドーだろ? 「はい」を選ぶと乗っ取りに成功する」
カルカン「な・・・なるほどなぁ あとは、「はい」を選ぶだけかぁ・・・」
カルカン(ククク、あの時の恨みを晴らす機会が、ついに巡ってきた・・・)

〇洋館の廊下
シーバ「カルカン、スゴいアイテムを手に入れたぞ!」
シーバ「あれ、いないのか?」
カルカン「スマン、お風呂中で出られん! どんなアイテムを入手したんだ?」
シーバ「聞いて驚け!」
シーバ「透き通るような肌に大変身! 美白美容液として使える果実だ」
カルカン「マジでッ!?」
シーバ「ほい」
カルカン「サンキュー! どうやって使うんだ?」
シーバ「輪切りにして、果汁を肌に塗り込むんだ」
「なるほどな! よーし、全身にヌリヌリするぞー!」
カルカン「・・・・・・」

〇闇の要塞

〇洋館の廊下
カルカン「エーン、なんでなんで!? 全身が黒くなった〜」
シーバ「ププ〜、騙されてやんの! さっきの説明は全部デタラメ」

〇仮想空間
カルカン(クソ〜、1週間経っても未だに色が抜けないぞ・・・)
カルカン「シーバよ! よくもワシを「ナスD」にしてくれたな!」
カルカン「キサマを操り、ワシと同じ目にあわせてやる・・・」
「「はい」を選択だッ!!」

〇豪華な部屋
カルカン「エラーが出て選択できないじゃないか 壊れているのか?」
シーバ「壊れてないよ」
シーバ「言い忘れてたけど、選択可能な相手には条件が合って・・・」
シーバ「自分自身よりも脳が単純な相手でないと、使えないんだ」
カルカン「それを早く言えよ・・・」
「ワンワン!」
カルカン「オワッ、なんの鳴き声だ!?」
シーバ「ここから聞こえるぞ」
カルカン「あぁ、“透視魔法”か・・・ 慌ててたから解除できていなかったんだな」

〇崩壊した訓練場内
優子(ゆうこ)「ワンちゃんだ! タマちゃんちのペット?」
珠美(たまみ)「そうだよ・・・」

〇豪華な部屋
カルカン「ふ〜ん、あのちびっ子、犬を飼っているのか・・・」

〇黒背景
カルカン(相手が犬なら、このアイテムで操れるんじゃないか?)
カルカン(それにペットなら大事に扱われて、ヒドい目にあうこともないはず・・・)
カルカン「決まりだ!」

〇仮想空間
カルカン「ヨシッ! イメージに成功!」
  「モカ」を操りますか?
  ▶ はい
    いいえ
カルカン「もちろん「はい」だ!」

〇草原の道
モカ「ク〜ン・・・」
珠美(たまみ)「かわいそうに・・・ 綾の肉のせいで大変な目にあったね・・・」
優子(ゆうこ)「綾の頭がい骨、ゲロまみれだ・・・」
綾(あや)「キスしようとしただけで、なんでこんな目にあわないといけないのー!?」

〇モヤモヤ
モカ「キャンキャンキャン!」
優子(ゆうこ)「大変! モカちゃん突然、苦しみだしたよ!」
珠美(たまみ)「アイツ・・・ 病原菌のカタマリだったのか・・・」
綾(あや)「エーッ、わたしのせい!?」
  クックックッ・・・
  どうやらアイテムが正しく機能したようだ・・・
「乗っ取りに成功だ!」

〇草原の道
優子(ゆうこ)「・・・気のせい? モカちゃん、言葉をしゃべったような・・・」
珠美(たまみ)「毛の色、黒だっけ・・・?」

〇不気味
モカ(悪魔カルカン憑依中)(ヤ・・・ヤッベー! うっかりしゃべってしまった・・・)
モカ(悪魔カルカン憑依中)(ってか、なんでワシの肌の色が反映されるんだよ、聞いてねーぞ!)
モカ(悪魔カルカン憑依中)(ヒイイッ、疑われてる! マ・・・マズい・・・)
「ごまかさないと!」

〇草原の道
優子(ゆうこ)「ワワッ! また暴れだして土煙が・・・」
珠美(たまみ)「ブレイクダンスしてる・・・ 天才だよモカは・・・」
モカ(悪魔カルカン憑依中)「ワ・・・ワン!」
モカ(悪魔カルカン憑依中)(ごまかせたか・・・?)
珠美(たまみ)「犬がしゃべるわけないよね、色も元通り・・・ 正常・・・!」
優子(ゆうこ)「土が付いての黒から茶色に見えるけど、タマちゃんがそう言うならいいか・・・」
モカ(悪魔カルカン憑依中)(セーフ!)
モカ(悪魔カルカン憑依中)(そんじゃ、さっそくイタズラを仕掛け・・・)

〇雷
  ギュルルル・・・
モカ(悪魔カルカン憑依中)(は・・・腹イテーッ! コイツ、何を食ったんだ・・・)
  ※綾のほほ肉
「ダメだ! ガマンできない・・・」

〇草原の道
綾(あや)「あの、おふたりさん・・・ わたしの骨をゲロまみれで放置しないで・・・」
綾(あや)「ん?」
優子(ゆうこ)「あっ、モカちゃん骨の上にウンチしちゃってる!」
珠美(たまみ)「教えなくてもトイレスペースとして認識するなんて・・・ 賢い・・・!」
綾(あや)「ク・・・ク・・・」
綾(あや)「クソ犬〜!」

次のエピソード:エピソード4 マジックウォッチ

コメント

  • 面白過ぎました😂読みながら何で骨になったんだっけ❔って忘れてましたが(すいません😱)そんな事関係なく扱いが酷すぎて最高でした😆✊ゆっくり読み進めていこうと思います🤗

  • 綾ちゃん、可哀そ可愛いなぁー。
    幽体が美少女のままだし完全に許されますねこりゃw

    しかし犬が腹壊すなんて、綾ちゃんは普段から拾い食いを越えるレベルのサムシングをしていたのかしら?

  • 不謹慎が一周まわって笑えます😂(一応ご遺骨!😂)
    肌の色は魔族的なやつだからとかじゃなくてナスDリスペクトだったんですね😂

コメントをもっと見る(6件)

ページTOPへ