異世界の勝負の深淵に彷徨

伽羅谷 邪蒟

エピソード17(脚本)

異世界の勝負の深淵に彷徨

伽羅谷 邪蒟

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〇繁華街の大通り
レント(変装)「早速行きますよ!」
衣理那(普段着「小白のお兄さん! どうしたの?」
レント(変装)(いやそのちょっと! 家まで送るよ!)
衣理那(普段着「すぐ近くだから! 大丈夫よ!」
レント(変装)「そんなこと言わないで! 無理な頼み事したし、 お礼していなかったから!」
衣理那(普段着「本当に大丈夫だから!」
颯魔(ソウマ)「お嬢さん どうしてもこちらには用事があるですよ!」
衣理那(普段着「何ですか? あなた方は?」
レント(変装)「いや! 私の連れ合いが話したい事があるって!」
颯魔(ソウマ)「車に乗りな! と無理やり押し込んだ!」
レント(変装)「お嬢さん静かにしてくださいね! 悪いようにはしないから! チョットつき合ってくれれば! すぐに帰れますから」
衣理那(普段着「何よ 人を呼びますわ! 誰か・・・・・・! 口を押さえこまれた!」
颯魔(ソウマ)「おとなしくしな! コレを見ろ! とナイフを顔に押し付けた!──」
衣理那(普段着「殺す! なんて冗談ですよね」
颯魔(ソウマ)「いや本気さ! オィ! スマホで カシャ! よしよしその調子 騒げ!騒げ!」
颯魔(ソウマ)「早く雛太に送れ!」
レント(変装)「送った!」
颯魔(ソウマ)「確認してみな?」
衣理那(普段着「何よ! あんた達警察に訴えるわよ!」
颯魔(ソウマ)「どうぞ! 立場が分かっていないようだな!」
レント(変装)「お嬢さんこれを見な! とこちらもスマホを見せた! 画面には、玖がピストルで脅されている様子が見て取れた!」
颯魔(ソウマ)「これで分かったか? お前達は俺達の手中にいる! 騒げば命がないと思え!──」

〇ホテルの駐車場(看板あり)
手下(スパイ)「お嬢さん! スマホの画面が見えなくなったので、 教えてもらいたいのですが?」
玖にゃにゃん(普段着)「それは大変ね!」
手下(スパイ)「すみませんね デジタルは、苦手なもんで! これですが!」
にゃにゃん「ワンワン U^ェ^U 気をつけて!」
手下(スパイ)「怪しいものじゃないよ! いい子いい子! と恐る恐る手を伸ばしてきた!」
玖にゃにゃん(普段着)「大丈夫よ! となだめ、スマホを覗き見した! 画面が真っ暗で何も写っていなかった」
手下(スパイ)「どう操作したら?」
玖にゃにゃん(普段着)「しょうがないわね? チョット貸してみて! とスマホを手に取って確認し始めた!」
手下(スパイ)「どうしたのかな? さっきまで見れたのに!」
玖にゃにゃん(普段着)「電源が入っていない?」
玖にゃにゃん(普段着)「お兄さん電源が入っていないわよ!」
手下(スパイ)「そですか?」
玖にゃにゃん(普段着)「電源入れますよ!」
手下(スパイ)「すみません! じゃ電源入れてメール画面をお願いします」
玖にゃにゃん(普段着)「しょうがない人ね! と言いながらメール画面を」
玖にゃにゃん(普段着)「何これ エリナじゃない! 首にナイフが突きつけられていた」
手下(スパイ)「お嬢さん! 事情はわかりましたでしょ!」
玖にゃにゃん(普段着)「卑怯な手段を! どうしろと言うの!」
手下(スパイ)「いやなんでもありませんよ! 私の指示に従うなら、すぐに 開放しますよ! とピストルを胸に当てた!」
玖にゃにゃん(普段着)「エリナに近ずいていたのは、あなたなの?」
手下(スパイ)「お嬢さん犬は気絶させた! 残念でした」
玖にゃにゃん(普段着)「なんのまね! ニャニャン大丈夫?」
手下(スパイ)「こちらに顔向けて! ハイ撮りますよ! カシャリ!」

〇繁華街の大通り
颯魔(ソウマ)「どうやら分かったようだな! 静かに従えば、命だけは助けてやる!」
衣理那(普段着(玖・・・・・・・・・・・・!!)
颯魔(ソウマ)「車を出せ!」

〇搭乗口
神吉(カンキ)普段着「オ〜トォ! 何か不審な動きが!」
玖(普段着3)「ニャニャンとの通信が途絶えた!」
神吉(カンキ)普段着「動きがわからんな! 変装していたミキは? 位置だけは掴めるが!」
玖(普段着3)「エリナが例のスパイに拉致された!」
神吉(カンキ)普段着「何?」
霧香(きりか)(このピンチをどう乗り切るのか! 何次元の時空をどう操り助けられるのか?)

〇怪しげな酒場
チキラ(日常的)(マリアより玖が気になっていた! しょうがないやつだ まずいことが起こりそうだと)

次のエピソード:エピソード18

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