くしゃみ

sakakun

1話 御依頼(脚本)

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〇アパートのダイニング
南野花子「うっ・・・うーっ・・・」
南野花子「許さない・・・許さない!」
???「落ちついて下さい!」
???「復讐には手を貸します ギャフンと言わせてやりましょう!」

  ・・・

〇校長室
  私の名前は南野花子
  今、夫の不倫を疑ってとある探偵事務所に来ている
不倫探偵 濱田四浪「御依頼有り難うございます。 私、濱田と申します」
南野花子「こんにちは 南野と申します」
南野花子「今回、夫の不倫を疑い御相談したんですけど・・・」
不倫探偵 濱田四浪「まず不倫と思われた理由は何ですか?」
南野花子「はい・・・ 最近、朝まで帰らない事が多くそれなのにあまり酔っ払っていなくて・・・」
南野花子「そして夫のパソコンにも夫が興味の無いブランドのジュエリーなどの広告が出て・・・」
不倫探偵 濱田四浪(日本語ちょっとおかしくないか?)
南野花子「そして後・・・ 何でかわからないですけれど・・・」
南野花子「夫が帰ってきたらくしゃみが酷いんです!」
不倫探偵 濱田四浪「くしゃみですか・・・ 怪しいですね・・・」
不倫探偵 濱田四浪「何かアレルギーはお持ちですか?」
南野花子「いえ・・・ 特にないです・・・」
不倫探偵 濱田四浪「そうですか・・・ フムフム・・・」
不倫探偵 濱田四浪「分かりました 御依頼、引き受けます!」
南野花子「有り難う御座います!」

〇アパートのダイニング
  探偵が依頼を引き受けてから3時間後
南野拓人「今日、俺、用事あるから遅くなる・・・」
南野花子「分かった・・・」
南野千鶴「パパっていっつもどこ行ってるの?」
南野拓人「お前は知らなくていい お前は何も考えず元気にいてくれたらいいんだよ」
南野千鶴「分かった!」

〇白いバスルーム
  洗濯機を回そうとしている
南野花子「へっくしょん!」
南野花子「最近くしゃみばっかり・・・ 何でなの? 私、アレルギーなんてあったかな・・・」

〇学校脇の道
  同日、19時
  私は毎日、パートをしているんです
  それは私の夢・・・
  マイホームを建てるための資金を稼ぐためです
  夫と結婚した時から決めているんですれど・・・
  夫も働いているはずなのにあまり貯まりがよくなくて・・・
  正直、疲れてきましたね・・・

〇アパートのダイニング
南野千鶴「ママ! お帰り!」
南野花子「千鶴!ただいま! 晩御飯、急いで作るね」
南野千鶴(お母さん 毎日、大変そうだな・・・)
南野千鶴(パパは何で帰ってこないんだろう・・・)

〇ラブホテル
酷杉気萌異「楽しかったね!」
南野拓人「おいおいw 気萌異ちゃん? 夜はまだまだコレからだぜ?」
酷杉気萌異「もう拓人さんったら!」
南野拓人「熱い夜を過ごそうぜ!」

〇校長室
  後日、9時
不倫探偵 濱田四浪「やはり夫は出掛けた後日に帰ってきたと・・・」
南野花子「はい・・・」
不倫探偵 濱田四浪「花子さん 1つ御相談があるのですが・・・」
南野花子「なんでしょう?」
不倫探偵 濱田四浪「後日、拓人さんを尾行しようと思っているのですが・・・」
不倫探偵 濱田四浪「やっぱり 嫌ですか?止めといた方がいいですよね・・・?」
南野花子「全然、大丈夫です」
不倫探偵 濱田四浪「あ、はい・・・  了解です・・・」
不倫探偵 濱田四浪「プランはこんな感じです」
  午前8時
  拓人さんの職場まで尾行する
  午後8時
  仕事終わりの「用事」を尾行する
  後日、報告
不倫探偵 濱田四浪「これを何日か繰り返そうと思います」
南野花子「分かりました お願いします」

〇アパートのダイニング
  後日、8時
南野拓人「んじゃ仕事行ってくる・・・」
南野花子「行ってらっしゃい・・・」
南野花子「濱田さん! 夫が出かけました!」
不倫探偵 濱田四浪「了解です!」

  次回
  2話 尾行開始
  お楽しみに!

次のエピソード:2話 尾行開始

コメント

  • こんばんは!
    くしゃみという何気ない行動からストーリーが始まってドキドキです!いいところで終わりました😂🙌

  • ここまで読んで、夫の正体が全く見えてこないので想像が広がるばかりです。‥願わくば、妻の勘違いであってほしいという希望をもっていますが。

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