エピソード1(脚本)
〇外国の田舎町
光「私は、光!! 17歳恋愛には興味ない!!」
蘭「私は、蘭!! 17歳だよ──ん。 明るいのが取り柄なの!!」
日向「そして日向!! 話すのがあまり苦手かな?」
蘭「皆んな恋愛とか めっちゃ興味あるっしょ!? 恋愛してる時って乙女になっちゃうけど、可愛いって自分で思うことない?」
光「蘭はいつも恋愛してるよね──!! そんなに恋愛が楽しいの!? たまに失恋して泣いてるくせに!?」
蘭「落ち込んで泣く時もあるけど、また新しい恋愛に進むのが楽しい──の!! 悲しみより悔しくて泣くって感じかな!?」
日向「・・・それ楽しいんだ」
蘭「本気の恋愛したことあるの!? あたしは、2度あるけどね!!」
光「私は、恋愛経験無し。 だって興味ないし──」
日向「蘭以外と少なくない!? こう見えて私3度あるわ!!」
蘭「ふ──ん!!」
光「みんな経験してるだね!!」
蘭「光経験なさすぎなだけ!!」
日向「ほんと経験ないよね光は」
光「男友達とまた違うのかな?」
日向「友達の好きと愛おしい好きは、違うんぢゃない?」
蘭「違うと思う!! 楽しみ方も友達と彼氏ってなれば違うと思う!!」
光「楽しみ方ねぇ〜・・・」
光「あたし友達で止まってるから恋愛に発展することもない!!」
日向「2人で遊ぶとかもないからぢゃない?」
蘭「特別な存在って思うこともないでしょ?」
光「特別かぁ・・・ ないね!!」
日向「恋愛してみりゃいいのに!!」
蘭「楽しいよ恋愛わね!!」
光「無理に作ろうとも思ってないし、全然欲しいとも思わない!!」
日向「こりゃ〜まだまだ恋愛はお預けそうだね!!」
蘭「たしかに・・・」
〇外国の田舎町
光「断然こうして何気ない話しとかしてる方が楽しいけどね私は」
蘭「それはそれで楽しいよ!!」
光「あっ!!そうだ──ショッピングにでも行っちゃおっか──!!」
日向「あっ!!・・・あたし、今日予定あるから一抜けなるけど、ごめ──ん!!!!」
光「ぇ──え!! 何それ!?何があるのよ!!」
蘭「もしかするとなんか隠してる!?」
日向「・・・。 ちょっとねっ!!」
蘭「なになに? 気になるぢゃん!!」
光「なんなの? 言いなよ!!」
日向「・・・。 絶対また話すからごめん。 だから2人で楽しんできて。 ほんと!!ごめん」
蘭「まぢ!?気になるけど仕方ないね!!!! 絶対次聞くからねー」
光「2人で楽しもーっ!! 日向に『行きたかった』って言わそう」
蘭「ほんとそれ!! ・・・っでどこ行く!?」
光「服買いに行きたい!! 美味しいスイーツも食べちゃお!!」
蘭「よっしー!!賛成!!!!」
〇広い改札
蘭「着いたね〜 さっ!!いいのあるかな〜!?」
光「先にスイーツ食べない?」
蘭「ありあり!!そうしよ!!!」
蘭「・・・」
光「・・・」
蘭「明日学校だるいね〜 課題終わった?」
光「ほんとだる〜 終わってない!! 半分以上諦めてる 眠くなるよ絶対!!」
光「勉強なんてなくなれ〜って毎回思うゎ!!」
蘭「それ──!!」
光「だね──!!」
蘭「・・・」
蘭「あっそう言えば!!!!!! 光〜ちょっと聞いて欲しい話したいことあるんだけどさ!!」
光「全然聞くよ!!どしたの?」
蘭「前に言ってた彼氏の事なんだけど・・・」
光「うんうん!! 何かあったの?」
蘭「最近デートとかも行ってなくて、なんか変なの!!」
光「あまり考えすぎない方がいいんぢゃない? 思い詰めても良くないよ」
光「あんたっていつも疑い深いよね!!」
蘭「そうかな!? 連絡も無い日がたまにあると考えちゃうぢゃん!!」
光「考えすぎだって!! とりあえず今日は、楽しもう!!」
蘭「モヤモヤすぎてさぁ〜」
光「大丈夫考えすぎだって!!」
蘭「そうかな? 考えすぎないようにするからなんかあれば、相談乗ってね!!」
光「当たり前ぢゃんか!!いつでも聞くよ」
蘭「ありがとう〜」
〇都会のカフェ
光「ここのタルトやば!!めっちゃ美味しいぢゃん」
蘭「ほんと!!めっちゃ美味しいんだけど」
浩治「いらっしゃいませ!! ・・・・・・(可愛いくねぇか?)」
蘭「それにしても ここの定員さん男前多すぎ〜 あ〜目の保養なるゎ〜 思わない?」
光「はぁ──!? ど・・・どこが!? ありえないん・・・だけど!? ・・・・・・(ドキッ)」
蘭「光!?!? なんか動揺してない!?」
光「な・・・なによ!? なんもないわよ!!」
蘭「いつもの光と違う気がするんだけど!?」
光「気のせい!!!!!!」
蘭「そーかな? そぉわ見えないけど?」
光「だから気のせいだってば」
蘭「あたし声掛けたげよっか!?」
光「何言ってんのよ──!! あんたって日向の時もそうだったけど 直しなその性格!!」
蘭「良い事もあるのよ!! ちょっと待っときなって!!」
光「ちょっ・・・ちょっと・・・ ら──んってば!!!!!!」
蘭「すいませーん!! お兄さーん!!」
浩治「・・・・・・。 はい!!! ご注文はレジの方でお願いします」
蘭「違う違う!! お兄さんにちょっと気になることがあってね!!」
浩治「俺に!? ど・・・どうしたんですか!?」
蘭「彼女とか居たりします!?」
浩治「(何この子ガッツリ来る奴) いや・・・今は居ませんけど!? どうかしたんですか!?」
光「やめなって!! まぢキレそう!!!!!! 蘭ってば──」
蘭「いいからいいから 光は待ってて!!」
蘭「もし気になる人も居なかったらこの子と連絡交換だけでもダメかな?」
浩治「・・・」
光「変な子なんで気にしないで下さい!! ごめんなさい。・・・」
蘭「・・・」
浩治「・・・いいですよ。 僕も可愛いなぁーってチラっと見てたんで!!! 好きな子も居ませんし!!」
光「(連絡交換だけならいいっか)」
蘭「あざ──す」
〇教室の外
日向「昨日はほんとごめーん!!」
光「いいってー!!」
蘭「楽しんできたからさっ!!」
蘭「ところで急用ってなんだったの!?」
光「そぉそぉ!! なんだったの?」
日向「・・・。 いや別に大した事違うよ!!」
光「気になるから言いなよ!!」
蘭「何?何?な──に!?」
日向「ん──!! ・・・ ・・・ じ・つ・わ!!」
光「うんうん」
蘭「んー?」
日向「彼氏ができたの!!」
光「うん!!っで!?それでそれで? なんか良い事あったの!?」
蘭「え!!良かったぢゃん!! とりあえずおめでとう!!」
日向「あっ!!ありがとう!! 彼氏の親がね!!結婚記念日で彼氏の妹を一緒に見てくれって言われたから見てたの!!」
日向「ほんとごめん!!」
蘭「そーんなことか!! 別に言ってくれれば良いぢゃん!!」
光「言ってよね〜!!」
光「”プルルル♪〜”」
光「(浩治さんだっ!!) ・・・ こ(今学校!?) ”ポチポチ” ひ(そうです!!) こ(今日って予定あいてる?)」
光「ひ(あいてますけど?どうかしました?) こ(新しく出来たオムライスのお店あるんだけど1人だと行きづらくて一緒にどう?)」
光「”ポチポチ” ひ(行ってみたいです。あたしで良ければ)」
蘭「もしかして昨日の??」
光「何がよ!!」
日向「昨日の??何それ気になるあたしにも教えてズルい!!」
光「なんでも無いって!!」
蘭「スイーツのお店で、光が気になるっぽい人と出会ったから、声かけてあげたの!!」
日向「えっまたあんたが? ・・・ っで発展あったの?」
光「昨日の今日だよ? あるわけない・・・こともないか? ・・・誘われた」
蘭「えっ? もぉ誘われたの?」
光「ご飯行こってね」
蘭「いってきなよ!! っでいついくの?」
日向「いついつ??」
光「今日・・・・・・・・・」
光「学校終わってから・・・・・・」
蘭「えー?????」
日向「えーーーーーー???」
蘭「いや〜 それは、驚きだゎ!!!!!!!!」
日向「ほんとびっくりなんだけど!! 恋愛しない派の光が??」
光「恋愛とかそーゆうのちがうよ!! ただご飯いくだけ!!」
〇レストランの個室
光「お待たせしました。 今日は、誘っ頂いてありがとうございます。 すごくお洒落なお店ですね」
浩治「全然待ってないよ!! 今日は、来てくれてありがとう! 好きなもの選んでね!!」
光「ありがとうございます。 すごく美味しそうな物ばかりで 迷います!! ・・・ どれにしよ」
浩治「ほんとかわいいね!! ゆっくり選んでね!! 俺もどれにしようかな!?」
光「せ──のっで指差しません!?」
浩治「なにそれ?めっちゃいいぢゃん!!」
光「せ──の!!」
浩治「せ──の!!」
光「・・・ ・・・」
浩治「・・・ ・・・」
浩治「かぶったね・・・・・・・・・」
光「あっはい・・・・・・・・・」
光「あたし変えるのでシェアでもしませんか!?」
浩治「そ・・・そうだね!!」
光「・・・」
浩治「・・・」
浩治「そう言えばなんて呼べばいいかな?」
光「ひかりって言います」
浩治「ひかりちゃんか──良い名前だね! それぢゃーひかりちゃんで!!」
光「よろしくお願いします。 こうじさんでしたよね?」
浩治「そう! 適当に呼んで〜」
浩治「っで!! 光ちゃんは好きな人とか彼氏とか居ないの? 俺は気になる人いるんだけどねー!!」
光「居ないとゆうか彼氏いた事もないです」
浩治「ぇ──!! いがいだねー」
光「ちなみに 好きな人いるのにあたしで良かったんですか?」
浩治「むしろ、ひかりちゃんでいいの!!」
光「・・・・・・」
浩治「またお互い予定合えば 会ったり、こうして行こうよ!!」
光「・・・ あっはい!! 是非行きたいです」
〇可愛い部屋
光「”ポチポチ” ひ(今日は、ありがとうございました。)」
光「あれ?返事こない」
光「まだこないぢゃん」
光「あたし、めっちゃ気になってるぢゃん」
光「恋愛興味ないはずなんだけどな??」
光「”プルルル” あっ!!」
光「やっときた──」
光「・・・・・・」
光「あれ? 蘭と日向とのグループからぢゃん」
光「日向(今日どうだった?) 蘭(楽しんできたの?) ・・・光(もちろん)」
光「・・・ 日向(発展あり?) 光(普通にオムライス食べたよ!!美味しかった〜) 蘭(それだけ?)」
光「光(彼氏いるかも聞かれた!!) 蘭(いた事ないぢゃん) 日向(なんて答えたの?) 光(出来たことないって答えた)」
光「日向(そこは、今居ませんだけでいいのよ!!) 蘭(そうだよ〜)」
星輝「”トントン” ひかお姉ちゃ〜ん フルーツ無くなるよ食べないの?」
光「すぐ行く〜」
光「”ポチポチ” 光(嘘つくことなるかな〜っと思ってさ) 日向(正直すぎ) 蘭(ほんとに)」
〇電車の座席
光「ハァ〜・・・・・・・・・ 1ヶ月たっても返事来ない!! 嫌われたのかな!?」
日向「おはよ〜 ねむっ」
蘭「おはよ〜」
蘭「どしたのその顔!!」
日向「ほんとだ!! なんか暗いよ?」
光「なんでもないよ!!!!!!」
蘭「なんでも無さそうに見えないけど?」
日向「どした?あたしの時も聞いてきたくせに〜」
光「いや〜大したこと違うけどね・・・ 連絡が来ないの!一ヶ月も」
日向「もう少し待つのもあり!!」
蘭「そのうち来るよ」
光「自分の時ならどうしよ〜って騒いでるくせに!!」
光「蘭ズルい〜」
日向「嫌われた?とか思う気持ちもわかるけど、こっちが送りまくるのも嫌でしょ? 気になるけど待つの!!!!」
光「別に気になってるとか違うけど・・・」
日向「けど・・・???」
光「なんか悪いことしてしまったのかな?とか思うぢゃん」
日向「それ気になってるからそぅ思うんだよ!!」
蘭「これは〜恋ですなぁ〜」
光「違うってば!!」
〇可愛い部屋
光「全然来ない連絡が・・・ やっぱり嫌われたのかな・・・」
光「気になる人いるって言ってたのってやっぱり彼女かな??」
光「こんな悲しさ味わうなら行かなきゃ良かった」
〇シンプルなワンルーム
浩治「今日も疲れた〜!!」
浩治「ひかりちゃんから連絡ないな?」
浩治「”ポチポチ” あれ!?俺返し忘れてる!! やってしまった!!」
浩治「こ(連絡くれてたのにごめん!!) ひ(いぇいぇ忙しかったんですか?) こ(そんなことないよ!!) ひ(そうなんですね)」
浩治「こ(今週日曜あいてる?) ひ(その日あいてますよ) こ(ついて来てもらいたい所あるんだけど?)」
浩治「ひ(大丈夫ですよ) こ(日曜よろしくね!!!)」
〇水中トンネル
光「お久しぶりです」
浩治「よっ!! おひさ!! 髪下ろしてるの似合ってる!!」
光「あっ!!ありがとうございます なんか照れますね!!」
浩治「下ろしてるのもいいね!!」
浩治「あっ!!そういえば敬語ぢゃん? やめない??距離遠い感じすんだよ!!」
光「分かりました。 あっ!!!!!! わ・・・わかった!!」
浩治「”はっはっはっ” ほんとかわいいね!!」
光「やめてよ!!!!!!!!」
浩治「わり〜わり〜!!」
光「ところで仕事不定休なの?」
浩治「日曜は、基本休み!!」
光「そうなんだね!!」
浩治「仕事終わってからも日曜も暇だから ひかりからも誘ってな!!」
光「”ドキッ” ”今ひかりって?” ”きゃーっ” ”顔に出ないようにしなきゃ”」
浩治「今おれ呼び捨てしてしまった!! ごめ──ん」
光「全然大丈夫!!」
浩治「んー? 顔赤いよ? ひかりひかりひかり ほらっ!!また!!」
光「やめてよ── 照れるよ──」
光「浩治さんのイジワル!!」
浩治「ずっと見てれるわ──」
光「そんなに見つめないでよ──!!」
浩治「ごめんごめん」
浩治「アッチで座ってなんか飲もう!! 何が良い!?」
光「あたしオレンジで!!」
浩治「りょうか──い」
浩治「はい!! あけたげよっか?」
光「ありがとう!!」
浩治「俺りんご派!!」
光「迷った私も!!」
浩治「・・・ ところでほんとに彼氏居ないの?」
光「う・・・うん!!」
浩治「俺の彼女になって下さい!? ダメかな?」
光「えっ!?・・・・・・・・・ ”ドキッ”」
浩治「無理に押し付けないから全然無理なら断って!!」
光「はじめてのことでなんで言えば良いか!・・・」
浩治「そのまま言ってくれたら」
光「全然恋愛とか分からないけど・・・ よろしくお願いします・・・」
浩治「えっ!?まぢ!?」
浩治「嬉しすぎて動揺するって!!」
浩治「やった──!!」
光「そんな喜ばなくても」
光「なんにもわからないから色々教えてね!!」
浩治「俺に任せな!!!!!!」
浩治「はい!!ほら手出して!!・・・・・・」
光「えっ!?手???・・・・・・」
光「えっ何??」
浩治「カップルなんだから手繋ぐくらいいいだろ?」
光「そ・・・そうだね!!」
〇教室の教壇
光「おつかれ〜」
蘭「おっつ〜」
日向「ほんと疲れた〜」
光「そぉそぉ!! みんなに報告があります!!」
蘭「なんなのまた!!」
光「付き合うことになりました」
蘭「初カレぢゃん おめでとう!! ようこそ恋愛マスターへ笑笑」
日向「いや〜 やっと聞けたわ おめでとう」
光「ありがとう」
光「蘭の方こそ彼氏とどうなの?」
蘭「あれね!!あたしが欲しいって言ってたアクセサリーのためにバイト増やしていたみたい」
光「だから考えすぎってゆったぢゃん でも良かったね」
光「日向は?」
日向「順調すぎて毎日幸せです」
光「”ポチポチ” ひ(友達に今日報告したよ!!) こ(報告?) ひ(付き合うことになったって)」
光「ひ(みんな祝福してくれてさ!!) こ(はやくね?もぉちょい後でよくね?) ひ(ごめんだめだった?)」
光「こ(気早すぎだろ) ひ(ごめんってば) こ(俺仕事もどるわ)」
光「ひ(ごめん、うんまたね)」
〇団地のベランダ
光「言わなきゃ良かった!! すごい怒ってるぢゃん」
光「”ピリリピリリ” はい!!もしもし!!」
光「こ『浩治だけど』 ひ『うん、今日のことごめんなさい』」
光「こ『過ぎたことだしもぉいいよ』 ひ『なんでも話すのやめるね』」
光「こ『わかった。明日早いから寝るな』 ひ『うんおやすみ。』 ”ぷーぷっ”」
光「ハァー!!」
光「恋愛って難しい」
光「あたしなら彼女って言われたら嬉しいけどなぁーなんで嫌なんだろ?」
光「好きなら嬉しいことなのに」
〇走る列車
光「”ポチポチ” ひ(浩治さんって来週の日曜あいてる) こ(うん) ひ(いつもの公園で待ってます) こ(わかった)」
光「なんだか冷たい!! モヤモヤする〜」
〇見晴らしのいい公園
浩治「おっ!!久しぶり!!」
光「久しぶり。 この間ほんとごめんなさい」
浩治「もぉいいよ!! 何回もしつこい」
光「ご・・・ごめん!! また怒らせた?」
浩治「怒ってねぇよ」
浩治「今日時間空けたのに同じ話かよ」
光「ち・・・ちがうよ!! 久しぶに顔見たくなったの」
浩治「そんなことかよ」
浩治「ほぼ毎日連絡も取ってるぢゃねーかよ」
光「会いたいって思ったりしないわけ?」
浩治「思うけど伝わればそれで良くね?」
光「まっ!!そうだけど」
光「不安になる・・・ 最近冷たい」
浩治「俺が思ってないとでも?」
浩治「光のことは、ちゃんと見てるつもりだわ」
光「わかってるんだけど・・・ あたしが怪我して痛いって言った時も そんな痛かったら病院行けよとか」
光「大丈夫?って声かけて欲しかった」
浩治「心配だからだろ」
光「心配してくれてるのわかるんだけど・・・」
光「それに仕事先に友達とあたし行った時も すごい冷たかった・・・ あたしにも、友達にも・・・」
浩治「それは悪かったと思ってる」
光「もっと仕事のこともそうだけど、色んな話ししてよ!! グリンピース嫌いなことは知ってるよ? でもそれ以外なんにも・・・」
光「あたしのことも知りたくないの? 話さないと分かり合えない!! いつもすぐにしつこいってゆうけどわかって欲しいから」
浩治「わかった」
浩治「今日は、釣り道具見てから俺帰るゎ」
光「また釣具??」
光「あたし全然分かんないのに・・・」
浩治「だから光もするか?ってゆったよな?」
光「分からないもん」
浩治「教えるよそん時は」
光「ん・・・」
光「行くなら一人でいって」
浩治「なんだよそれ!! いいよそれなら辞めとく」
光「行って来なよ行きたいなら」
浩治「いいって」
光「解散する?」
浩治「せっかくきたのに? それなら初めっからゆうなよ」
光「”意味無いと会ったらダメなのかな?””あたしと趣味違うのに合わせないとダメなんかな?”」
光「もぉいい」
浩治「またそれ? 俺が全部悪いのかよ」
光「そんなこと言ってない」
光「”もっと普通に話してくれたらいいのに” ”浩治さんの趣味付き合っても説明とかしてくれたら一緒に楽しめるのに”」
浩治「いつも俺なんだろ悪いのゎ」
光「違うって」
浩治「お互い悪いでいいと思うけど?」
光「そうだね!!」
〇可愛い部屋
光「”ポチポチ” ひ(あたし浩治さんが分からんくなってきてて、このままでいいのかな?) こ(何が言いたいねん!!)」
光「ひ(別れよ・・・・・・)」
光「こ(ひかりゎいいねんなそれで?) ひ(言いわけなんかないよ、でも良く考えたら)」
光「ひ(浩治さん私に気持ちあるの?) こ(うん!!すきやで!!)」
光「ひ(好きならもっとあたしのこと気にしたり、話したことも言ったことも予定も覚えていてくれてもいいぢゃん)」
光「こ(それゎごめん!!これからちゃんとするから) こ(伝えていくから) ひ(わかった)」
〇シンプルなワンルーム
浩治「急に呼び出してごめん」
光「どしたの?」
浩治「俺口下手やし、分からんこと多いからその都度言って欲しい、めんどくさい思われてるかも知らないけどなおすから」
光「うん」
浩治「また忘れたり怒らすことあると思うけど。 一気に無理やけど」
光「うん」
光「わかった」
浩治「これからも仲良くしよな」
光「よろしくね」
〇結婚式場の階段
浩治「いつまでも幸せにする事を誓います」
光「ずっとついて行きます」
付き合い始めはぎこちなかった光と浩治が、言い争うシーンになったらものすごく口数が多くなって自然な会話になってて苦笑い。相手に不満を言う時が本音を打ち明けるチャンスでもあるんだなあと、妙に感心してしまいました。雨降って地固まってゴールインのラストシーンもよかったです。
恋愛って幸せなことばかりじゃないですよね。
特に距離が縮まっていくと、今まで見えなかった部分が見えてしまい、モヤモヤイライラ…。それが普通なのかもしれませんが!
恋愛初心者の主人公が、ちょっとしたことで一喜一憂する様子が初々しいですね。こういう新鮮なリアクションは懐かしく感じますね