〇荒廃した街
逆境燃「TapNovelさん主催の『怪人ＩＰ開発コンテスト』の応募期間が終わった！」
逆境燃「長々しい前置きはナシだ!!!」
逆境燃「今回はこのコンテストの 感想を述べていくぜ！」
逆境燃「まずはひとこと言いたい事がある・・・」
逆境燃「それは・・・」
逆境燃「このコンテスト!! ムズすぎぃ!!!!!!」
逆境燃「これに尽きる!!!!!!」
逆境燃「多分、応募した人の８割ぐらいは 似たような感想を抱いたと思うぜ！」
逆境燃「それじゃ早速何がムズかったか 語って行こう！」
　　ここがムズかったよ
　　怪人ＩＰ開発コンテスト①
逆境燃「まず一つ目は『文字数』の難しさ!!」
逆境燃「2000字から4000字に纏める という文字数制限!!」
逆境燃「まずこの時点でムズかった!!」
逆境燃「4000字という限られた文字数の中で」
逆境燃「自分の作品はＩＰとして消化しうるだけの」
逆境燃「『エンタメ的耐久度』を持っていると 証明しなければならなかった!!」
逆境燃「しかもそれだけでなく4000字で『完結』させる必要があったのだ!!」
逆境燃「創作には『引き算』が肝要だ」
逆境燃「だが一方で!!」
逆境燃「ＩＰとして確立させるにも！」
逆境燃「起承転結のある作品にするにも！」
逆境燃「どうしたって『足し算』が必要になる!!」
逆境燃「『4000字』で 『エンタメ的耐久度の高い』 『完結作品』を！」
逆境燃「コンテストで受かるだけの『面白さ』を 込めて創作しなければならない!!」
逆境燃「ムズすぎィ!!!!!」
逆境燃「実際、チラチラと呼んだ応募作の中には 長編の第一話と言う作りの物や」
逆境燃「本編のアナザーストーリーみたいな 作りの作品も見受けられた」
逆境燃「4000字と言うのが絶妙な設定 だったと思う」
逆境燃（これが5000字とかだったら こんな苦労しなかったのに・・・）
逆境燃「と思った人は多かったんじゃないだろうか」
逆境燃「ていうか俺がその一人だ」
逆境燃「だが面白かった！」
逆境燃「制限されるからこそ 情報の取捨選択を迫られ!!」
逆境燃「より面白く！より分かりやすく！」
逆境燃「今回のコンテストを通して読者により良く伝える技術が磨かれたように思える!!」
逆境燃「サンキューな！TapNovel!!」
　　ここがムズかったよ
　　怪人ＩＰ開発コンテスト②
逆境燃「二つ目！」
逆境燃「それは『怪人』というテーマの 難しさだ!!」
逆境燃「はっきり言って日本のヒーロー物!! 特撮文化!!」
逆境燃「それに連なる怪人と言う存在は」
逆境燃「既にメチャクチャ 掘り返されまくってるテーマだ！」
逆境燃「その掘り返されまくったテーマの中から 独自色を出すってのは ハチャメチャに難しい!!」
逆境燃「しかも怪人というのは『悪』の属性を 連想させる存在であり」
逆境燃「立ち絵もまたどこか悪そうな イラストが多かった！」
逆境燃「そうなると、どうしても正義とか悪とか」
逆境燃「『悪人が実は・・・！』 的な創作になりがちだ！」
逆境燃「つまり設定とイラストに引っ張られて みんなどこか似たような創作に なりかねないということ!!」
逆境燃「どこかで見たような作品にしないために パッと思い浮かんだアイディアから 更に一歩踏み込む必要がある！」
逆境燃「油を圧搾するように!!」
逆境燃「脳内のアイディアの種から オリジナリティを絞り出さなければ ならないのだ!!」
逆境燃「ムズすぎぃ!!!!!!!」
逆境燃「やれって言われて簡単に出来る 事じゃねぇ!!!!」
逆境燃「俺も案出しをしている間ずっと」
逆境燃（『これじゃ駄目だ・・・』 『こんなんじゃあかん・・・』）
逆境燃（『ハ～あほらし』 『こんなんしか出せへんなら書くのヤメたらこのコンテスト』）
逆境燃「とセルフ駄目だしをしまくっていた」
逆境燃「だが、創作の本質に目を向けさせる いいテーマだったと思う!!」
逆境燃「俺もまた一歩成長する事が出来たぜ!!」
逆境燃「サンキューな！TapNovel!!」
　　―最後に―
逆境燃「・・・・・・」
逆境燃「凄い偉そうに語っちゃったけど」
逆境燃「予選落ちしてたらどうしよ・・・」
逆境燃「いや!!!!!!!!!」
逆境燃「それもまた逆境!!!!!!」
逆境燃「逆境燃は諦めねぇ!!!!!」
逆境燃「ここまで読んでくれたみんな!!!! ありがとうな!!!!」
逆境燃「俺は負けねぇ!!!!!」
逆境燃「逆境なんかに負けやしねぇ!!!!!」
逆境燃「だからみんなも!!」
逆境燃「ま!!!!!!!」
逆境燃「け!!!!!!!」
逆境燃「ん!!!!!!!」
逆境燃「な!!!!!!!」
逆境燃「よ!!!!!!!」
逆境燃「負けんなよぉ!!!!!!」
　　終劇