The Justice Twins

どんぐり

ゴールデンウィーク旅行(その3)(脚本)

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〇ホテルの部屋
  ゴールデンウィーク旅行3日目。
江川和美「今日は水族館に行くことになってるわね」
江川和樹「そうだね。早く着替えなくっちゃ」
  二人は急いで着替えた。
江川和樹「そろそろ父さんたちも起きるころだ」
江川和美「そうね。早くレストランに行きましょう」

〇ホテルのレストラン
江川勝「今日は何をする予定だい?」
江川るり子「水族館とか、動物園もあるわよ」
江川和美「動物園にするわ」
江川和樹「僕もそうするよ」

〇動物園の入口
江川和樹「ここは、昆虫に関する展示もあるから、すごいらしいね」
江川和美「昆虫と動物も見れて、一石二鳥ね」
江川勝「ここは、中高生は生徒手帳を見せれば無料だから、君たちは手帳を見せればいい」
江川るり子「見る動物はパンフレットで決めましょう」
  一行は動物園へと入った。

〇ゴリラの飼育エリア
江川和樹「子供時代を思いだすね、こうやって見てるとさ」
江川和美「コアラ園とかも好きだったわ」
江川勝「ライオンバスにも乗りに行くかい?」
「もちろん!」
江川るり子「じゃあ、そろそろバス乗り場に行きましょう」
  ライオンバスを楽しむ一同だった。

〇大樹の下
  昼食の時間になった。
江川るり子「動物園のフードコートでご飯買って正解だったわ」
江川勝「そうだなぁ」
江川和樹「外で食べるご飯は格別だよ」
江川和美「そうねぇ」
江川るり子「次はコアラ園でしょう?」
江川和美「そうよ。昔コアラのぬいぐるみ買ってくれたの、覚えてるわ」
江川和樹「僕も覚えてるさ」
江川るり子「そうだったわね」

〇動物園の入口
  昆虫炎やコアラ園などを回った面々は、ホテルに戻ることになった。
江川勝「楽しかったかい?」
「もちろんだよ!」
江川るり子「それはよかったわ。ホテルに戻りましょう」

〇ホテルのレストラン
  夕食の時間になった。
江川勝「そういえば、ゴールデンウィーク中の宿題はやってるかい?」
江川るり子「学校から出てたんでしょう?」
江川和美「ちゃんと寝る前に済ませてあるわよ」
江川和樹「ちゃんと勉強もしてるよ。5月後半には中間試験もあるからね」
江川るり子「じゃ、期待してるわ」

〇ホテルの部屋
  夜、入浴を済ませた二人は、宿題を済ませた。そして、明日の計画を練っていた。
江川和樹「さて、宿題も全て終わったし、明日の計画を練ろうか」
江川和美「そうね。水族館は明日行きたいし、最終日は夜家でバースデーパーティーをやるとか言ってたわね」
江川和樹「明後日は、昼食はデパートのレストランで済ませてから家に向かい、夜の本当のパーティーになるね」
江川和美「明後日、プラネタリウムもあったし見に行きたいわ!」
江川和樹「そうだね。水族館は明日になりそうだ」
  その時だった!
江川和樹「スマホが光ってる!」
江川和美「事件発生だわ!場所は、この近くの駅の改札ね!」
江川和樹「急いで変身しよう!そして出発だ!」
江川和美「そうね!」

〇幻想空間
「行くよ!レッツ、ジャスティスチェンジ!」
江川和樹「イェイ!」
江川和美「ウフフッ♡」
江川和美「チュッ♡」
ジャスティスボーイ「ジャスティスボーイ、見参!」
ジャスティスガール「ジャスティスガール、見参!」
「ジャスティスツインズが今宵、悪を成敗する!」

〇ホテルの部屋
ジャスティスガール「それじゃ、ワープするわよ!」
ジャスティスボーイ「行くぞ!」
  彼らは、事件現場に向かった!

〇改札口前
  一方、事件現場は騒然としていた!
駅員「いい加減、正直に言ったらどうです!」
男性「俺は何もしてねーぜ」
駅員「バカ言わないでください!盗撮してるのを見た人がいるんですよ!」
  男は暴力を振るい始めた!!!!
駅員「警察を呼びます!」
男性「呼べるなら呼びな!俺は今からここを放火する!」
  男は、ガソリンを撒き散らし、放火を始めた!
  その脇では、盗撮被害を受けた女性が泣いていた。
女性「私、盗撮されてたなんて信じられません!」
刑事「泣かないで。私がいるから」
  やがて火の勢いが広がった!
駅員「消火器を使って消さなくちゃ!」
駅員「私も手伝います!」
  幸い、火は激しく燃え上がることなく、すぐに消えた。
男性「畜生!」
ジャスティスガール「逃げようたってそうはいかないわよ!」
ジャスティスボーイ「僕らから逃げられるとでも思うな!」
ジャスティスガール「自分の罪を棚に上げ、逃げようとするなんて酷すぎるわ!」
ジャスティスボーイ「おまけに放火行為までしたんだぞ!」
男性「うるせえ!俺は会社をリストラされ孤独になったんだ!俺の知ったことじゃねぇ!」
ジャスティスガール「だからって、盗撮なんてしていい理由にならないわ! 一部始終、見させてもらったわ!」
ジャスティスボーイ「速やかに自分の過ちを認めた方がいいね」
男性「うるせえ!お前らまで道連れにしてやる!」
「コスチュームチェンジ!」
「ソーサラーモード!!!」
ジャスティスボーイ「これでも喰らえ!」
男性「しまった!」
ジャスティスガール「とどめよ!」
男性「うわーっ!!!」
  盗撮犯は、その場に倒れ込んでしまった。すると、駆けつけた警察が彼を取り押さえた。
警察官「放火未遂と傷害、盗撮の現行犯で逮捕します」
女性警察官「観念しなさい!」
男性「チクショー・・・」
「やったぁ!」
駅員「すごいですね!あっという間に事件を解決しちゃうなんて!」
駅員「信じられません!」
ジャスティスボーイ「いえいえ。僕らは正義のヒーローとしての活動をしただけです」
ジャスティスガール「そうです」
  二人はその場を離れた。

〇ホテルの部屋
  彼らが戻ったときには、朝だった。
江川和美「事件を解決できてよかったわ」
江川和樹「そうだね」
江川和美「でも、盗撮魔には気をつけましょう」
江川和樹「僕も気をつけるよ」
  盗撮魔をやっつけた二人。
  諸君、絶対盗撮はやってはならない!
  1回でもやったら、その場でレッドカードだ!
  次回へ続く!

次のエピソード:ゴールデンウィーク旅行(その4)

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