あとがき(脚本)
〇謁見の間
ヒナタクチ「はじめまして、もしくはこんにちは ヒナタクチです」
ヒナタクチ「最後まで読んでいただきありがとうございました!」
ヒナタクチ「あとがきを作った理由は2万字が長編コンテストの条件だったので追加させていただきました」
ヒナタクチ「ダラダラ長話しているだけです誤字脱字変な文章があるかもしれませんがよかったらご覧ください」
ヒナタクチ「あっ、猫のキャラクターを使っているのは猫が好きだからです」
〇玄関の外
ヒナタクチ「ちなみに表現の自由をテーマにコメディの要素をあえて入れた理由です」
ヒナタクチ「やっぱり難しいテーマなのと人によってその人の主張の強さが見える場合があって...オブラートにつつむと疲れてくるんですよね」
ヒナタクチ「だからコメディの要素を入れました。そっちの方が描きやすいので」
〇高級マンションの一室
ヒナタクチ「あとアンリ・デルタの初期設定なのですが ※下ネタがあるのでご注意ください」
ヒナタクチ「アンリはショタコンBL同人作家で初めて母国で同人イベントの主催者になったのですが」
ヒナタクチ「ポスターの少女の乳首が透けている(実際は男の子)という表現規制主義者によって逮捕されしまう話でした」
ヒナタクチ「その後、娯楽に飢えて死にそうなったので脱獄を決意して自力で脱出し日本に亡命するオチでした」
ヒナタクチ「今思うとマイルドになった様なそうでない様な」
ヒナタクチ「FANの立ち位置もか弱そうな女性だったりエリ子や編集長、星はキャラクターを作ってなかったです」
ヒナタクチ「あとイラストのおかげでアンリは美少女の設定になりました」
〇牢獄
ヒナタクチ「次にキャラクターの名前について」
ヒナタクチ「規制派の名前は正義に近い名前で統一しました」
ヒナタクチ「ピンインは公平、ディグニティは威厳、」
ヒナタクチ「アティナは知恵と戦いの女神アテナ、リベルテは自由」
ヒナタクチ「web翻訳をフル活用して名前を決めました」
〇個別オフィス
ヒナタクチ「続いて、主人公のアンリとエリ子。彼女らはいかにも作家の様な名前にしようと決めました」
ヒナタクチ「エリ子は田舎出身なので実は苗字は東田(トウダ)で東街(ヒガシマチ)はペンネームだったりします」
ヒナタクチ「あと学生時代のエリ子は富山弁を話しています。編集長がバタバタ茶が好きなのはエリ子がお土産に持ってきたのがきっかけです」
ヒナタクチ「星は何となく若手の編集者のイメージで編集長は名前が厳しそうだけど人柄は全然そうじゃないので完全に名前負けしてます」
ヒナタクチ「後、FANは本当はエピソード2にしか出ない予定でしたが予想以上に活躍してしまいました」
ヒナタクチ「(シルエットじゃない方がよかったですかね?)」
〇英国風の部屋
ヒナタクチ「あとリベルテのいじめのエピソードですが私は創作物に暴力のシーンがあったら親や先生が「やってはダメだ」と指導するべき」
ヒナタクチ「だと思っています。もちろん年齢制限のあるR18やR18Gのものを子ども見たり、子どもにわざと見せるのは大反対です」
ヒナタクチ「いくら創作物を規制しても現実の犯罪を放置していては無意味ですからね」
〇島国の部屋
ヒナタクチ「今回、表現の自由をテーマに作品を作りましたが結構難しかったけど達成感もありました」
ヒナタクチ「賞には選ばれませんでしたが今までの作品と比べて1番観覧数とコメントが多かったです。ベストは尽くせたと思いました」
ヒナタクチ「最初に言っておきますがこれは私の視点からの表現の自由の観点で作られた作品ですので」
ヒナタクチ「他の人から見たら考え方が違った方もいたと思います」
ヒナタクチ「自由と規制って難しいですよね...だから一概にこれが正しい、これは間違っていると言い難いものもあるでしょう」
ヒナタクチ「次に作品に出てきた元ネタも紹介していきます」
〇おしゃれな教室
ヒナタクチ「まず、大統領とゴリラの関係ですがこれは中国の国家主席とディズ●ーのとある熊のキャラクターの関係を元にしています」
ヒナタクチ「別に大統領はゴリラを嫌ってはいないのですが(むしろ毛嫌いしていたのはピンインの方)」
ヒナタクチ「私はキャラクターが本人をモデルにしていないのに勝手に似てると思い込んでキャラクターを規制するのはどうなんだろうと思います」
ヒナタクチ「後、アンリ・デルタが牢獄にぶち込まれたのも中国でBL作家が逮捕され実刑判決を受けた事が元ネタです」
〇綺麗な図書館
ヒナタクチ「次にアンリが大学の同級生と揉めたシーン。これは日本の某企業のタイツのSNS炎上が元ネタです」
ヒナタクチ「個人的な意見ですがSNSで騒動をリアルタイムで見ていてタイツを履く人と履かない人で見え方が違うと思いました」
ヒナタクチ「元々アニメや萌風なイラストが嫌いな人達は除いてもタイツを履く人にはそんなに評判良くありませんでした」
ヒナタクチ「タイツを履く人は 企業が依頼して描いたイラストのタイツ=自分が普段から日常生活で使う物 と認識しているので」
ヒナタクチ「誰かに見せるようなアングルや会社で違和感のある座り方のイラストがタイツを買っていた人達に不評だったのではないかと思います」
ヒナタクチ「イラストが悪かったのかというとそうではなくプロのイラストレーターさんに企業の注文が良ければ炎上しなかったかも知れません」
ヒナタクチ「むしろ私は絵を描く人間なのでイラストレーターさんの絵は技術的に素晴らしいと思ってます」
ヒナタクチ「絵柄が悪いというよりTPO、シチュエーションが悪いから炎上したと考えています」
ヒナタクチ「同じイラストでもイラストレーターさんが個人依頼で受けた絵をSNSにアップしただけならここまで炎上していないと思います」
〇中東の街
ヒナタクチ「次にピンインが無期懲役になった件ですが」
ヒナタクチ「残念ながら現実にも「児童虐待を描いた小説は禁止に」 力説の校長が児童ポルノ配布で逮捕される事件の様に」
ヒナタクチ「規制派の人間が全てそうとは限りませんが規制派の人間が表では規制していても裏では別の犯罪行為をしているケースもよくあります」
ヒナタクチ「...とても悲しいですね」
ヒナタクチ「リベルテとピンインの違いは 「同じ意見でも思惑は別である」事を表現したかったからです」
〇散らかった職員室
ヒナタクチ「次に編集会議です。元ネタは献血、駅のマスコット、みかん...でわかる人はわかるネタです。ハイ」
ヒナタクチ「絵柄が気に食わない人達が「これは公共にふさわしくない」と言ってSNSで炎上した事件です」
ヒナタクチ「規制派の人からは「胸の形がおかしい」「スカートのシワが卑猥」だからこのイラストは撤去しろという意見が目立ちました」
ヒナタクチ「でもイラストは実際の人物と違ってデフォルメして描いたりするので目が大きかったり鼻が省略されて描かれたりしてますよね」
ヒナタクチ「だから胸の形が実物と違うというのは何とも...」
ヒナタクチ「スカートのシワは程度にもよると思いますが駅のマスコットは確かに太ももがくっきり描かれていたので」
ヒナタクチ「イラストを見慣れてない人には透けて見える人もいそうだなと思いました」
ヒナタクチ「だからといってイラストのキャラクターや作者さんを誹謗中傷していい理由になりませんけどね」
ヒナタクチ「ちなみに駅のマスコットのイラストはスカートのシワの部分を無くして再登場しました」
ヒナタクチ「後、献血ポスターは変更無し、コラボした作者さんが新しい献血漫画も描いていました」
ヒナタクチ「みかんもパネル撤去ではなく今後のイベントのために場所を移動しただけでみかんは好評で売り切れたので」
ヒナタクチ「コラボしたゲームもJAも不利益は出てないそうです」
〇貴族の応接間
ヒナタクチ「あとプロパガンダについてなのですが私の勉強不足なのとうまく作品に落とし込めなかった感じがします」
ヒナタクチ「プロパガンダアートは第二次世界大戦〜以前のものは今では思想は問わずデザインの観点で注目されていたりする場合もあります」
ヒナタクチ「また、プロパガンダにも種類があり痴漢防止のポスターの様な情報の発信元がはっきりしており、事実に基づく情報で構成された」
ヒナタクチ「プロパガンダをホワイトプロパガンダと呼ばれています」
ヒナタクチ「悪用さえしなければ多くの人達に自分の主張をPRするのに使えるのかも知れませんね」
〇SNSの画面
ヒナタクチ「ここまで読んでお気づきかも知れませんが実際の事件やキャラクターの名前を伏せていたり参考文献を載せてなかったりします」
ヒナタクチ「参考文献はtapnovelの規約で別サイトのURLを載せれないので」
ヒナタクチ「気になった方はインターネットの検索欄にキーワードを入力して調べてみてください」
ヒナタクチ「また、この内容はあくまでも個人的見解が含まれているので言っていることが全て正しいとは限らないです」
ヒナタクチ「表現規制反対派でも駅のマスコットやタイツの件で意見が違ったりする場合もありました」
ヒナタクチ「賛成派、反対派でも完全に同じ意見の人はいないと思います」
ヒナタクチ「だから難しいですよね」
ヒナタクチ「あと最終的に炎上後の対応を決めるのは作者や企業ですので作者や企業の判断に任せるしかないです」
ヒナタクチ「それでも作者や企業を応援したい場合、炎上について意見していた時はその意見に従い、作品のグッズを買ったり」
ヒナタクチ「応援のメッセージを送ったほうがいいと思います」
〇謁見の間
ヒナタクチ「まさか最後まで読んでいただけるとは思っていなかったのでビックリしています」
ヒナタクチ「ちなみにインスタグラムのリールやyoutube、ニコニコ動画にもtapnovelを投稿していたので良かったらみてください」
ヒナタクチ「もし具体的に作品について質問したい事があったら何でも聞いてみてください」
ヒナタクチ「答えられる範囲でお応えしますね。感想お待ちしています」
ヒナタクチ「あとこの猫のキャラクターをすごく気に入っているのでエッセイ作品を作る予定があったら使うかも知れません」
ヒナタクチ「改めまして読んでいただきありがとうございました!!」
SF好きとして興味深く読ませて頂きました。完結お疲れ様でした。
難しいテーマだったにも関わらず、書き切った事は率直に言って凄いと思います。同時に苦労されているな、と思う部分も多く、相当なジレンマがあったと思います。(やりすぎれば、それこそ表現の自由を脅かしてしまう)
とは言え、ヒナタクチさんにとって大きな糧になったのは間違いない筈で、これからの活躍に期待しております。(なんか偉そうですいません)