不倫密告掲示板

カイト

第4話疑心暗鬼(脚本)

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〇おしゃれなリビングダイニング
  そんなことを考えているとかなりの時間が経っていて、時計を見た時にはもう幹を迎えに行く時間になっていた。
深雪「あ!もうこんな時間を迎えに行かないと」
  そう言ってソファーから立ち上がり家を出る。

〇観光バスの中
  しばらく待っていると幼稚園のバスが私の目前に止まる。
幹「先生さようなら」
???「みきちゃんさようならまた明日ね」
深雪「ありがとうございました」

〇中規模マンション
深雪「今日は幼稚園で何か楽しいことあった?」
幹「今日はねお絵かきしたんだよ!」
  とても嬉しそうに言う。
深雪「その幼稚園で書いてきた絵は持って帰ってきたの?」
幹「先生に明日持って帰ってねって言われた」
深雪「そうなんだそれじゃあ家に持って帰ってきたらママに見せて」
幹「うんでもあとパパに見せないと!」
深雪「パパ・・・ね」
幹「ママ大丈夫?」
  わずかに顔を曇らせてしまったことを見抜かれてしまう。
  頭の中に昨日の夜掲示板でみたパパが隣の家の奥さんと一緒に歩いている写真の映像が流れてくる。
深雪「うんうんただ考え事してただけ」
深雪「そんなことより家に帰ったらおやつあるよ」
幹「今日のおやつ何!」
  しそうな表情でそう聞いてくる。
深雪「それは家に帰ってからのお楽しみ!」
  とりあえずこの子にはなるべく心配かけないようにしないと。
  そんなことを思いながら家へと戻る。

〇おしゃれなリビングダイニング
幹「ねえママママ今日のおやつ何!」
深雪「今日のおやつはね、みきちゃんが大好きなプリンだよ」
幹「ヤッタープリンター!」
深雪「あっちのテーブルの上で食べてね」
幹「はーい」
  元気よくお返事をしていつも座っているテーブルの横に置いてある椅子に座る。
  プリンの蓋を1人で開けようとしばらく頑張っていたが、どうやら難しかったようで私に目で助けを求めてくる。
幹「ママふた開けて」
  私は言われた通り代わりにプリンの蓋を開けた。

〇おしゃれなリビングダイニング
深雪「ママこれから夜ご飯の買い出しに行きたいんだけど1人でお留守番できる?」
  プリンを全部食べ終わったことを確認した後そう言った。

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