不倫密告掲示板

カイト

第5話迷い道(脚本)

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〇中規模マンション
???「こんにちは」
  私が何をどうしたらいいかわからずその場に立ち尽くしていると後ろから足音が近づいてきてそう声をかけられた。
  誰だろうと思い後ろを振り返ってみるとそこには1人の男の人が立っていた。
深雪「ええとー」
  頭がまだ混乱しているのか最初に出た言葉が疑問と困惑が混じったようなそんな言葉だった。
???「すいませんいきなり私は3ヶ月ほど前に あなたの家の隣に引っ越してきたものです」
???「私の名前は菊地浩輔と言います」
深雪「上崎深雪と言います」
深雪「亜美さんの旦那さんでしたかすいません気付くのが遅れちゃって」
浩輔「いえいえこちらこそすいません引っ越してきてからだいぶ経っているのにまだご挨拶に行けてなくて」
  そう言って少し頭を下げる。
深雪「いえいえ仕事も忙しいでしょうししばらくして落ち着いてからで構いませんよ」
浩輔「そう言っていただけるとありがたいです」
浩輔「ところでこんなところに立ち止まって何をしていたんですか?」
  そう言われて私は一瞬言葉を詰まらせてしまう。
  まさか私の夫とあなたの奥さんが不倫しているかもしれませんなんて間違っても言えるはずがない。
深雪「今夜のご飯の買い出しを終えて家に帰るところなんです」
  笑顔でそう答える。
  嘘はついていないので疑われる心配はないと思うが、もしかしたらその時の口調が少しわざとらしかったかもしれない。
浩輔「そうだったんですかそれでは私はこれで家に戻らなければいけないので」
  そう言ってその場から去っていった。

〇観光バスの中
  いつも通り私は朝ごはんを作りみんなで朝ごはんを食べた後幹をいつも通り幼稚園のバス乗り場まで連れて行く。
深雪「今日もよろしくお願いします」
???「はいわかりました」
???「それじゃあみきちゃん幼稚園に行こうか!」
幹「はーい!」
  先生が笑顔でそう言うと幹が元気よく返事をして先生と手をつないでバスに乗る。
  幼稚園のバスが出発したのを見届けた後、 一旦自分の家に戻り服を着替えて自分の会社に向かう。

〇オフィスのフロア

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