第3 話出会い(脚本)
〇おしゃれなリビングダイニング
幹「ママご飯すごく美味しいよ」
深雪「そうそれなら良かったたくさん食べてね!」
深雪「パパちょっと私先に朝のゴミ捨てに行ってくるからみきちゃんのこと見ててくれる?」
幸四郎「ああ、 わかった」
私は置いておいた紙袋を手に持ってゴミ捨て場に向かう。
〇中規模マンション
亜美「深雪さんおはようございます」
昨日と同じで明るい声で挨拶してくれた。
深雪「あ!亜美さんおはようございます」
亜美「昨日の娘さんのお留守番は大丈夫でしたか?」
深雪「ちゃんとお留守番してくれてました」
亜美「それなら良かった、私これから行くところあるので今度ゆっくりお話でもしましょう」
昨日の私と似たようなことを言って私に手を振りながらその場を去っていく。
私も言葉は返さずに小さく手を振って見送った。
幹を幼稚園のバス乗り場まで送り届ける。
〇観光バスの中
深雪「それでは先生今日も一日よろしくお願いします」
そう言って少し頭を下げる。
???「はいわかりました」
???「それじゃ行こうかみきちゃん!」
〇おしゃれなリビングダイニング
無事に幹を幼稚園のバス停まで送り届け 家に戻りソファーに座って一息つく。
深雪「あれが本当に真実なの・・・」
10年前。
〇大学の広場
深雪「今日から私は大学生だ!」
不安を感じながらも新しい大学生活にこの時の私は胸を踊らせていた。
少し緊張した足取りで大学の中に入る。
ふと自分がつけている腕時計の方に視線を向けてみると時間がギリギリになっていた。
深雪「このままだと遅刻しちゃう早く自分のクラスに向かわないと!」
スピードを早めょうとして足を一歩踏み出したその時1人の人とぶつかってしまう。
幸四郎「いたたたたたた」
深雪「すいません大丈夫ですか!」
そう言って手を差し出す。
幸四郎「ありがとうございます」
そう言って差し出して私の手をとる。
深雪「すいませんここに着いたのが時間ギリギリだったみたいで急いで教室に向かおうとしてて」
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