エピソード1(脚本)
〇雪山
「ハァ、ハァ・・・」
「いったい何処にいるんだ」
「時間がない・・・」
〇雪山の山荘
「小屋・・・明かりがついている」
ドクター・アマゾノ「ここだな」
〇小さな小屋
ドクター・アマゾノ「・・・」
ドクター・アマゾノ「誰かいるか」
部屋は静まり返っている
ドクター・アマゾノ「無駄足だったか」
ドクター・アマゾノが踵を返す
ガタン
部屋の奥から物音がした
ドクター・アマゾノ「・・・」
ドクター・アマゾノが本棚の裏側を覗きこむ
少年「しまった!」
ドクター・アマゾノ「君はここで何をしている」
少年「お前こそ何しにきた!」
少年「ここはお父さんとお母さん、」
少年「妹とオレの家だ!」
少年「悪の手下だろ!帰れ!」
ドクター・アマゾノ「・・・キミは俺が探してるヒトなのか」
少年「何を訳の分からないことを言ってんだ」
少年「帰れ!」
ドクター・アマゾノ「お父さんやお母さんや妹はいるのか?」
少年「う・・・」
ドクター・アマゾノ「・・・すまん」
ドクター・アマゾノ「余計なことを聞いた」
少年「うるせー!」
バタン!
小屋の扉が激しく開いた
ゴルナ「ぐへへへ」
ゴルナ「見ぃつけた」
少年「あ!!」
ドクター・アマゾノ「・・・」
ゴルナ「見かけない奴がいたんで」
ゴルナ「あとをつけてみたら、ラッキー」
少年「お父さんと母さん、妹の仇」
少年「ぶっ殺してやる!!」
ゴルナ「おぉ、怖い怖い」
ゴルナ「しかし、そんな震えた手で果たして」
ゴルナ「ワシが切れるきゃな?」
少年「き、切ってやる!」
ゴルナ「ケケケ、しかしお前の妹はうまかったなぁ」
少年「!!」
ゴルナ「オヤジとお袋はあまりおいしくなかったがな」
ゴルナ「ケケケケケケケケケケ!!」
少年「クッ・・・黙れ!!」
ドクター・アマゾノ「どうやら俺が探していたのはキミだったようだな、少年」
ドクター・アマゾノ、少年に向かって剣の矛先を向ける
ゴルナ「おぉ、同志か貴様も」
ゴルナ「でもコイツは俺がいただく」
ゴルナ「剥ぎ取った皮だけ譲ってやる」
ゴルナ「よし殺れ。ケケケケケ」
ドクター・アマゾノ、振りかぶった剣を瞬く間にふりおろす
ズバッ!!
少年ではなくゴルナに向かって
ゴルナ「ギャアァァァァ!!」
ドクター・アマゾノ「心配するな、オレはお前のようなゴミなど食わん」
ゴルナの腕がボトリと落ちる
少年「!」
ゴルナ「き、貴様、何を」
ドクター・アマゾノ「時間がない」
ドクター・アマゾノ「少年、下がってろ」
頷く少年
ゴルナ「おい!!獲物を見つけたぞ!」
ゴルナ「出てこい!!」
次から次へ沸いて出てくるゴルナ
ドクター・アマゾノ「貴様らは病原菌そのものだが、」
ドクター・アマゾノ「何より心こそが病んでいる」
ドクター・アマゾノ「いや心など元からないか、成敗してくれるわ」
ズバッ!!グシャ!!
次々にゴルナを斬っていくドクター・アマゾノ
バシャッ!メチャ!
斬って斬って斬りまくっていく
無数に転がるゴルナの死体
ついに一匹もいなくなった
ドクター・アマゾノ「ふぅ・・・」
少年「す、すげぇ!」
少年「全員やっつけた!」
ドクター・アマゾノ「いや、こいつらはまだまだ山ほど潜んでいる」
ドクター・アマゾノ「少年よ、キミは今まで通り隠れていろ」
少年「えっ、お兄さんはどっかいっちゃうの?」
ドクター・アマゾノ「オレは必ずまた来る」
ドクター・アマゾノ「いいな?」
少年「う、うん」
急いで立ち去ろうとするドクター・アマゾノ
少年「あ、お兄さん、名前は?」
ドクター・アマゾノ「ドクター・アマゾノ」
ドクター・アマゾノ「キミの担当医だ」
少年「?」
〇闇の要塞
悪の組織“ディジーズ”城
〇魔王城の部屋
首領(ドン)「それで?うまくいったのかい」
首領(ドン)「ドクター・アマゾノ」
首領(ドン)「いや天園健と呼んだほうがいいのかな?」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「いえ、ドクター・アマゾノで結構です」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「ブラック殿の精神内部【インサイド】に入り込み、」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「悪の病原菌ゴルナの修復作業は完了致しました」
首領(ドン)「ご苦労様」
首領(ドン)「私の片腕である怪人“ブラック”」
首領(ドン)「彼は人間の頃、正義感が強かったせいか」
首領(ドン)「精神内部【インサイド】に、正義の心が定期的に芽生える」
首領(ドン)「任務の過程で何か見つけなかったかね?」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「・・・」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「善の心をもった少年を見つけました」
首領(ドン)「ほう――――で?」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「私が善の心を、少年を抹殺しておきました」
首領(ドン)「ふむ、そうか」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「・・・」
首領(ドン)「ところで最近私も歳のせいか」
首領(ドン)「カラダにガタがきてねぇ」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「首領はまだまだお若い」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「むしろ歳を重ねるごとに若返りますよ」
首領(ドン)「いっそドクター・アマゾノに」
首領(ドン)「私の体内に入ってもらい」
首領(ドン)「細胞の老化をとめてもらおうか」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「私が首領の体内に?そんな恐れおおい」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「――――ただ、どうしても気になるようでしたら」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「私が入りましょうか?首領のなかに」
首領(ドン)「・・・」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「・・・」
首領(ドン)「ま、体内に侵入させるということは」
首領(ドン)「命を預けるも同然」
首領(ドン)「来るべきときがきたら、そのときは頼むよ」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「・・・はい」
〇洋館の廊下
城内の廊下を歩く天園
天園 健(ドクター・アマゾノ)「チッ」
(もう少しで首領のインサイドに入れたかもしれないのに)
天園 健(ドクター・アマゾノ)(それができれば奴を内側から抹殺できたかもしれない)
天園 健(ドクター・アマゾノ)(いや、まだ時期尚早か)
天園 健(ドクター・アマゾノ)(まだオレは完全に信用されていない)
天園 健(ドクター・アマゾノ)(しかも奴の体内の強い魔力に、オレの肉体が耐えられるかどうか)
天園 健(ドクター・アマゾノ)(もう少し調査が必要か)
天園 健(ドクター・アマゾノ)「とはいえ、いつ俺も悪の心に蝕まれるか――――」
シュウカツ「これはこれはドクター」
シュウカツ「調子いいみたいじゃないですか」
シュウカツ「さすが、私がリクルートしただけある」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「・・・」
パラサイト「よく言うぜ」
パラサイト「母親が病気に侵されて」
パラサイト「人間の医者じゃ手に負えねぇから」
パラサイト「治療のために仕方なく、怪人にならざるを得なかっただけじゃねぇか」
パラサイト「なぁ、ドクター?」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「・・・」
シュウカツ「デリカシーのない発言は控えてくださいよ、パラサイト」
シュウカツ「天職というのは色んな偶然が重なって」
シュウカツ「ある日見つかるものです」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「・・・」
パラサイト「それより後でよ、脚の修復頼むわドクター」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「分かった」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「後で医務室に来てくれ」
シュウカツ「その調子その調子」
シュウカツ「では、ごきげんよう」
その場を去るシュウカツとパラサイト
天園 健(ドクター・アマゾノ)「・・・」
母さん、元気でいてくれてるかい
あなたを助ける為とはいえ、女手ひとつで苦労して
俺を医者にしてくれたのに・・・
いまは悪の手下だ
医者も患者を選ぶべきだね
ごめん・・・
〇病室のベッド
ベッドに横たわるブラック
天園 健(ドクター・アマゾノ)「おカラダはいかがですか、ブラック殿」
ブラック「少し胸がムカムカする」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「そうですか、もう少し眠れば回復しますよ」
ブラック「・・・ワシはどこか悪いのか?ドクター」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「単なる定期検診です」
ブラック「そうか」
ブラック「人間だった頃の夢を見た」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「・・・」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「そうですか」
ブラック「ワシは人間だった頃、いわゆるブラック企業 の社長だった」
ブラック「世間に弾圧されるまで、」
ブラック「自分の作った企業がブラック企業だとは気づかなかった」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「・・・」
ブラック「思えばワシは、生まれてからずっと悪だった気がする」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「・・・自分のことを悪という悪はいませんよ」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「本当の悪は、自分が正義であると疑わないですから」
ブラック「・・・」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「それに悪を通過しない正義は、本当の正義じゃないかもしれません」
ブラック「もう一度やり直したいという気持ちで」
ブラック「頑張ってきたが、何かワシはまた過ちを犯している気がしてならない」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「・・・」
ブラック「フッ、忘れてくれ」
〇病院の廊下
天園 健(ドクター・アマゾノ)(やはり、ブラック殿の心には)
天園 健(ドクター・アマゾノ)(善の心が残っている)
パラサイト「・・・」
〇手術室
怪人の治療をする天園
天園 健(ドクター・アマゾノ)「よし、斬られた背中は大丈夫だ」
ニート「さんきゅー」
ニート「何が正義の騎士だよ」
ニート「いきなり背後から斬りつけやがって」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「ははは、それだけ相手も必死てわけさ」
ニート「それよりさぁ、ドクター」
ニート「もうちょっとさ、オデも他の怪人みたいに」
ニート「イカツい角生やしたり、」
ニート「もっと強そうな風体にしてくんない?」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「基本のデザインは首領が創造したんだ」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「おいそれと変えられないよ」
ニート「どうも俺、舐められてる気がするんだよなぁ」
ニート「イカツい風体してたら誰も近寄らないっしょ」
ニート「そしたら戦わずに済むし」
ニート「ずっと部屋でゲームしてたいよ」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「相変わらずナマケモノだなぁ」
ジェンダー「いーじゃない、アンタはそのまんまで」
ジェンダー「ワタシなんてこんなゴツい角生えてんのよ」
ジェンダー「こんなのオトコ丸出しじゃん」
ジェンダー「もう取っちゃってほしいわよ」
ジェンダー「美しくないわ」
ニート「お、オデにくれよ、その角」
ジェンダー「いいわよ、なんなら股間につけちゃいなさい」
ジェンダー「モテるわよ」
ジェンダー「ねぇドクター、目元にまつ毛つけてくれない?」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「美容整形はやってません」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「ん?」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「パラサイトいないのか?」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「アイツも治療が必要なはずなんだが」
ジェンダー「奴なら任務があるとかなんとか」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「今日はもう任務はないはずだが・・・」
ジェンダー「ブラック殿に用があるって」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「ハッ」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「しまった」
〇病室のベッド
天園 健(ドクター・アマゾノ)「寝ている・・・」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「いや、パラサイトの能力は俺と同じく」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「インサイドに入り込むこと」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「俺との違いは、」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「俺が治療を目的として入り込むのに対し、」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「奴は精神を乗っ取り、カラダごと自分のモノにすることが目的」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「変身」
ドクター・アマゾノ「インサイドに入り込める時間は90分」
ドクター・アマゾノ「90分を過ぎればブラック殿も俺も崩壊してしまう恐れがある」
ドクター・アマゾノ「よし」
ドクター・アマゾノはイメージすることにより、ブラックのインサイドに潜入した
〇銀座
ドクター・アマゾノ「なんだ、ここは・・・」
ドクター・アマゾノ「さっきと違って自然がないじゃないか」
ドクター・アマゾノ「すでにパラサイトの寄生が始まっているのか」
ドクター・アマゾノ「急いで少年を探さねば!」
ドクター・アマゾノ「パラサイトに見つかったら少年は殺され、」
ドクター・アマゾノ「ブラック殿のカラダは乗っ取られる」
〇学校の屋上
パラサイト「くくく・・・」
パラサイト「ここがブラック殿のインサイドか」
パラサイト「いいじゃないか、いいじゃないか」
パラサイト「住み心地が良さそうじゃないか」
パラサイト「卵をドンドン産み付けて支配してやる」
パラサイト「ずっとブラック殿の強靭な肉体に憧れていたんだ」
パラサイト「その前にディナーといこうか」
パラサイト「なぁ!小僧」
少年「あ、あ、あ」
パラサイト「おいしそうな顔しよってからに」
少年「う・・・」
ドクター・アマゾノ「待った!!」
パラサイト「貴様、なぜ・・・」
少年「お兄ちゃん」
ドクター・アマゾノ「やり残した治療があってね」
ドクター・アマゾノ「パラサイトよ、この少年は私に任せてくれ」
パラサイト「いやいや。さきほど無数のゴルナの死体を見つけた」
ドクター・アマゾノ「・・・」
パラサイト「ドクター、貴様ゴルナの修復をしたのではなかったのか?あん?」
ドクター・アマゾノ「・・・」
パラサイト「首領に報告する必要がありそうだな」
ドクター・アマゾノ「・・・お前こそこんなところで何をしている?」
パラサイト「お前の裏切り行為を確認するためにきたのさ」
ドクター・アマゾノ「嘘だ。ブラック殿に寄生しようとしたのだろう?」
パラサイト「・・・」
ドクター・アマゾノ「どうやら首領に報告の必要がありそうだな」
パラサイト「貴様・・・」
パラサイトの腕が伸び、ドクター・アマゾノにパンチを喰らわせた
ドクター・アマゾノ「ぐわっ!!」
派手に吹っ飛ぶドクター・アマゾノ
パラサイト「ふん」
ドクター・アマゾノ「隠れてろ、少年」
パラサイトに勇敢に向かって行くドクター・アマゾノ
アマゾノの剣と、パラサイトの伸びる腕による攻防が繰り返される
一進一退の攻防がつづく
伸びるパンチを巧みにかわし、
ついにアマゾノの剣がパラサイトの顔面を捉える
パラサイト「ふんっ!!」
パラサイト「ギャアァァァァ!!」
床に這いつくばるパラサイト
すでに戦意が喪失している様子
ドクター・アマゾノ「消えてもらうぞ、パラサイト」
パラサイト「く、くくく・・・」
パラサイト「もう遅いわ」
パラサイト「下を見てみろ」
ドクター・アマゾノ「?」
アマゾノが屋上から下をのぞく
〇渋谷の雑踏
ドクター・アマゾノ「ッ!!」
パラサイト「そろそろ卵が孵化しはじめた頃だろう」
パラサイト「数千、いや数万か。ドンドンドンドン増えていくわ。くくく」
ドクター・アマゾノ「お前・・・」
少年「あ!」
少年「お兄ちゃん、よく見て!」
ドクター・アマゾノ「?」
ドクター・アマゾノ「あれは・・・孵化した卵ではなく、」
ドクター・アマゾノ「人間?」
パラサイト「バカな」
少年「あの後、どんどん人間の仲間が増えていったんだ」
ドクター・アマゾノ「少年」
ドクター・アマゾノ「まさか、この建物も」
少年「うん、皆で力をあわせて建てたんだ」
少年「卵もゴルナも、皆で焼き払ったんだ」
パラサイト「バカな・・・そんな高速で」
ドクター・アマゾノ「どうやらブラック殿の善の心を見くびっていたようだな」
パラサイト「ぐ・・・」
剣でパラサイトの体を貫くドクター・アマゾノ
〇血しぶき
パラサイト「ぎえぇぇぇええぇ!!」
跡形もなく消えるパラサイト
〇魔王城の部屋
首領(ドン)「調子はどうだ、ブラック」
ブラック「極めて健康です、首領」
首領(ドン)「そうか、ところで」
首領(ドン)「パラサイトはなぜ消えたんだろうか、ドクター」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「・・・なぜ私に聞くのです?」
ブラック「・・・」
首領(ドン)「最後にパラサイトに接触したのはドクターじゃないのかね?」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「・・・」
ブラック「パラサイトは、正義の騎士にやられたかもしれません」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「!!」
首領(ドン)「なんと、なぜそう思う?」
ブラック「そんな夢を見ました」
ブラック「ただ、それだけです」
首領(ドン)「・・・」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「・・・」
首領(ドン)「お前の勘は当たるからな」
首領(ドン)「人間どもを滅ぼすため、より一層余に力を貸してくれるか?ブラック、ドクター」
ブラック「御意」
天園 健(ドクター・アマゾノ)「はい」
〇炎
完
文字通り相手の懐に入って内部から浸食するというやり方が今まで怪人モノにはない戦い方でユニークですね。内部で繁殖しようとしたパラサイトをブラックの善の心が駆逐していくという展開には目を見張りました。それにしてもシュウカツ、ニート、ジェンダーのキャラクターのはまり具合には思わず吹き出しました。
まるで自分の体内にも同じようなことが起きていたら、というか形は違えどこういうことが起きてないとも言えませんよね。
ドクターのような方に守ってもらいたいです。
ブラックは真の善者ですね。ドクターとブラックがお互いの本質を見極めていたことから、こうして最良のフィナーレにたどり着けたように思い嬉しいです!