エピソード14(脚本)
〇占いの館
エピメテイ(ジヤコの師匠)(魔幽鬼頭は夭蠱剣に封じられているが 剣の箱の呪いを解いて、また剣に閉じ込められている結界を解かなければならない!)
ジャコ「私は言い伝えしか聞いていませんので! 何も?」
エピメテイ(ジヤコの師匠)(そうか! して、なぜ封印の剣を求めている?)
ジャコ「いや実は変な若造に出逢って、アルミの軽い剣を贈呈されたが合わなくて、重い剣が似合うことから、昔聞いた剣を思い出して!」
エピメテイ(ジヤコの師匠)(その謎を解くには、鳳凰羅魏国の姫が関わりがあるとわかった!)
ジャコ「じゃ早速行きましょうよ!」
エピメテイ(ジヤコの師匠)「まあ待て! 姫が何処にいるかを 探らなければならない!」
ジャコ「わかりました しばらくお待ちください 必ず姫の居場所を聞き出します」
エピメテイ(ジヤコの師匠)「頼む! 分かったら連絡をしてくれ! この場所は、魔法陣地図に 登録してあるので宜しく!」
ジャコ「しかし誰が夭蠱剣を?」
エピメテイ(ジヤコの師匠)「まぁ!その剣があれば、魔界の王として 君臨することができるからな! 王国中枢の中でも機密扱いと聞いておる!」
〇占いの館
エピメテイ(ジヤコの師匠)「久しぶりに行きますか?」
ジャコ「おぉ!」
エピメテイ(ジヤコの師匠)「ちょっと待て! 着替えてくる!」
ジャコ「これでは兄弟みたいだなぁ!」
エピメテイ(魔獣の復活)「いいではないか 師弟関係はなしと云うことで!」
〇魔王城の部屋
マリア・サンチェス(いらしゃませ!)
エピメテイ(魔獣の復活)「おぉ!」
ジャコ(おや! (マリアかな?)とは思ったが、 あり得ないと言葉を噤んだ)
〇闇の闘技場
ゴースター(死の案内人)「簡単な理論を終えましたので、 実技に入ります よろしいですか」
闘牛士(A)(本当にやるのかよ! 儂は後回して誰か先に行ってくれ! 牛が怖い! とか口ぐせに言うていた)
チキラ(俺も今日は腹の具合がおかしい できれば後日にしてほしいな!)
ゴースター(死の案内人)「それぞれ言い分はあるが皆さんは選ばれた優秀な闘牛士の卵である しかと心得てかかるように!」
ゴースター(死の案内人)「では、着替えて競技場へ集合!」
〇闘技場
ゴースター(死の案内人)「あとの一人はどうした!」
チキラ「怖がって震えていました 来ると思いますよ!」
闘牛士(B)(やっとここまで来た! 泣ける! 男泣き)
闘牛士(A)「感激の涙か?」
チキラ「涙を流すことでもなかろうに! 大げさなやつだなぁ」
「まぁよかろう! 最初に闘牛の性格を知ること 獲物はお前達だ!武器は角!トドメは 角で必殺ワザを繰り出してくる忘れるな!」
ゴースター(死の案内人)「そこの涙に暮れている暇はない! 闘牛が出てきたぞ! かわせ!」
闘牛士(B)「俺? 興奮した闘牛が来た 瞬間に牛の角を交したと! いや!闘牛に体が触れ倒れた! 体勢を立て直し逃げの体勢で難を逃れた!」
ゴースター(死の案内人)「油断するな! 闘牛の動きをよく見ろ! 次!」
闘牛士(A)「おぉ! 土に膝をついておいでのポーズ 目標に向けて突進してくる! 闘牛が下を向き角で かき上げようとした瞬間交わした!」
ゴースター(死の案内人)「よし! 次!」
チキラ「俺の番か! 闘牛は先ほど獲物を逃した悔しさからか 闘志をむき出し、前足で土を蹴り今度は必ず仕留めるとのようすが!」
チキラ「なるほど! お前がその気なら こちらもお前の裏をかき交わしてみせる お前の弱点は小回りがきかない! 頭も単純だろう!」
チキラ「ほら来なさいよ! 余裕の仕草で、相手を挑発した! チキラを餌食だと確信したのだろう! 下を向き角で獲物に充てようと!」
〇闘技場
霧香(きりか)(さてさてどうなるのでしょうかね?)