2話(脚本)
〇古い倉庫の中
男「はぁはぁ・・・」
支配人「おらぁっ! チンたらせんと働かんかいっ!」
語り手「男はとある肉体労働施設で働かされていました」
支配人「オラっ 今月の給料だっ」
男「え!? こんなに働いて1000円?」
支配人「んだとてめぇっ これでもサービスしてやってるくらいだぞっ」
語り手「(物価はこちらと同じであることにしてください)」
男「1000円じゃ1ヶ月も生きていけねーよ・・・」
支配人「おらっ! 給料取ったんなら出ていけっ!」
〇炎
男「え・・・ どういう事だよ・・・」
語り手「あの怪しい糞ババアの家が空襲で焼き焦げていたのです」
男「俺・・・ これからどうやって生きていくんだよ・・・」
語り手「男は値段の安い物を食べた 時には蛇や虫も食べた。 男はもう正気じゃなかった・・・」
〇森の中の小屋
男「今日は猪か・・・」
語り手「男は手持ち1万円で自給自足生活をしていました。 戦場からは程遠い森なので空襲に合うことはありませんでした」
語り手「そして男を変えたのもう1つ大きな理由がありました」
仲間1「猪か・・・ 大量だな!」
支配人「あの頃のお前とは想像もつかん働きだなっ」
何とあの支配人や新たな仲間と共に暮らしていたのです。
仲間の存在は男を大きく変えました。
男「そうだな! 今年も生きていけそうだ!」
男はこのパラレルワールドに来てから5年が経っていました。
因みに支配人の髪はカツラです。
草
支配人「何か今、とてつもなく悪口を言われたような・・・」
おっと・・・
3話に続く