エピソード3(脚本)
〇散らかった研究室
ー3ヶ月後ー
刑事「突然押しかけてすみません。 私、刑事の宮田と言います。 山科教授はいらっしゃいますか?」
山科教授「はい、私が山科です。 どうされました?」
刑事「実は匿名のタレコミがありまして、 ショッキングな内容ですがそれなりに信憑性もあり無視する訳にも行かず参りました」
山科教授「わざわざご足労ありがとうございます。 ショッキングなこととは何ですか?」
刑事「率直に言います。 貴方の奥様は不倫相手と共謀し 貴方の殺害計画を立てておられます」
山科教授「えっ⁈ 冗談ですよね?到底信じられません。 由香が、妻が私を殺そうとしているなんて」
刑事「しかし、裏付けを取るため奥様を尾行した ところ不倫相手と度々密会され、会話から殺害計画を打ち合わせされているようでした」
山科教授「そ、そんな。 何かの間違いです。 由香と私は上手くいっています」
刑事「夫婦とはそういうものです。 生活する上で何か不審な点は ありませんでしたか?」
山科教授「ありませんでした。 由香とは本当に愛し合っていたんです」
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