〇簡素な一人部屋
ナイト（ふぅ・・・）
ナイト（さて フタバ様を起こしに行くか・・・）

〇貴族の部屋
ナイト「フタバ様！ あれ？ フタバ様？」
ナイト「フタバ様!?」
フタバ「どうしたの？ ナイト」
ナイト「あ、いえ、あ、う、いえ 何でもございません、フタバ様」
フタバ「ふふ 面白い！」
フタバ「それじゃあ準備しましょう」
ナイト「何のですか？」
フタバ「雑貨屋・双葉の開業のよ！」
ナイト「ざっかや・・・？」
フタバ「あ、そっか・・・ 色んな物を売ってるお店だよ！」
フタバ「今日はお屋敷をリフォームするの！」
ナイト「りふぉーむ？」
フタバ「あー・・・ お店にするための準備・・・かな？」
ナイト「なるほど！」
ナイト「それでは店先をリフォームしましょう！ 確か奴隷商は金具屋もやっていたのです！ かなり広かったと思いますよ！」
フタバ「分かったわ！ ありがとう！」
ナイト（・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・）
ナイト「・・・っ!!」
ナイト「それじゃあ行きましょうか！」
フタバ「ええ」

〇リサイクルショップの中
フタバ「ここかぁ・・・!!」
ナイト「はい!! 今だけは役に立ちましたね！奴隷商！」
「ふふふ！ ははは！」
フタバ「それじゃあはじめましょうか!!」
「えいっ!!えいっ!!おぅっ!!」
フタバ「これはこっちに・・・ それはそっちに・・・ あれはあっちに・・・ あ、それはこっちに置いて ついでにこれはそっちに・・・」
ナイト「この物置ですか？」
フタバ「あ、そっちは・・・」
ナイト「わあっ!!!!」
フタバ「そっちは開けないほうがいいよ・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
フタバ「もう少しだから！頑張ろう！ ね！」
ナイト「はい・・・」
フタバ「これはそっちに置いて それはあっちね あれってどこにある？ OKここね これを置いて・・・」
「終わったぁ・・・！」
フタバ「おつかれー！」
ナイト「お疲れさまです」
フタバ「それじゃあ私は仕入れに行ってくるね！ お留守番よろしく！」
ナイト「え!?私もついて行きますよ！」
フタバ「いいからいいから！ 頑張ってくれたんでから休んでて！」
ナイト「・・・」
ナイト「分かりました」
フタバ「やったぁ!!」
フタバ「それじゃあ行ってきまーっす！」
ナイト「行ってらっしゃい」

〇アパレルショップ
古着屋店員「いらっしゃいませー！」
フタバ「すみません カジュアルなドレスのような物って ありますか？」
古着屋店員「了解しました！ 少々お待ち下さい！」
古着屋店員「おまたせしました！ こちらのマネキンが着ている物を見てください！」
「こちらと」
「こちらと」
「こちらと」
「こちらと」
「こちらと」
「こちらと」
「こちらと」
「こちらと」
「こちらと」
「こちらと」
「こちらと」
「こちらと」
「こちらと」
「こちらと」
「こちらと」
「こちらと」
「こちらと」
「こちらと」
「こちらと」
「こちらと」
「こちらと」
「こちらと」
「こちらと」
「こちらと」
「こちらです!!」
フタバ「多いわね・・・」
古着屋店員「品揃えが豊富なのが本店の強みです！」
フタバ「そうね！ 品揃えが豊富な店は選びやすいから好きよ！」
古着屋店員「ありがとうございます！」
フタバ「それじゃあ・・・」
フタバ「１回目の真ん中と右 ２回目の真ん中 ３回目の右と左 ５回目の左 ６回目の真ん中と右 ７回目の右と左 ８回目の真ん中と右」
フタバ「10回目真ん中と左 11回目右と左 13回目真ん中と左 14回目全部 15回目右 16回目右と左 17回目全部」
フタバ「18回目真ん中と右 19回目右と左 20回目真ん中と左 21回目左 22回目右と左 23回目真ん中と左 24回目右」
フタバ「25回目右・・・ をお願いします！」
古着屋店員「え、えぇっと・・・」
フタバ「あっ!!」
フタバ「ごめんなさい つい早口で言ってしまいました」
古着屋店員「いえいえそんな！ こちらこそ聞き取れなくてすみません！」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
フタバ「あ！そうだ！ 紙に書いて渡しますね！」
古着屋店員「そうですね！ 紙と筆です！ どうぞ！」
フタバ「１回目真ん中と右・・・ ・・・・・・ 25回目右・・・ よし！」
フタバ「どうぞ！」