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C評価とB評価となった作品の共通項(脚本)

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〇渋谷駅前
編集長「前回の投稿では、D評価となった作品の共通項についてお伝えいたしました」
編集長「D評価になる作品は下読みからの評価があまり高くなかった作品です」
編集長「そっくりな作品があったり、読みにくかったり、話を理解できないなど、評価以前の基礎的な部分によるマイナス評価でした」
編集長「本日は、C評価とB評価となった110作品の共通項についてお話したいと思います」
編集長「C評価は下読みの一部は高い評価をしているが通過には至らかった作品」
編集長「B評価は下読みから一定の評価を獲得しているが、審査員からの評価があまり高くなかった作品です」
編集長「C評価とB評価は、下読み審査を通過したかどうかの差であって、かなり指摘は似通っているため、まとめてお伝えいたします」

〇改札口前
編集長「C評価とB評価となった作品は、基礎的な部分はクリアしているけど、作品を楽しませることができていないものです」
編集長「せっかく面白い話であっても、何かが気になってしまい、読者が「話に乗れない」という状況に陥ってしまっています」
編集長「・主人公の行動が理解できない」
編集長「主人公が行動に至る背景が描かれていないと、主人公のことが理解できず感情移入することができません」
編集長「この対策講座でもお伝えしましたね。 気になる方は読み返してみてください」
編集長「また、話を転がすために主人公を無理やり動かしたりすると、キャラクターがぶれてしまい理解不明の原因となります」
編集長「・主人公を好きになれない」
編集長「主人公はその作品においてずっと登場します」
編集長「読者は、主人公が嫌いな作品をわざわざ読みたいとは思いません」
編集長「その主人公と一緒にいたい、見守りたい、と思えないと、ページを開いてもらうことはできません」
編集長「・話に無理がある」
編集長「唐突で急すぎる展開は読者を置いてけぼりにします」
編集長「また、作者都合の展開になっていると、読者は白けてしまいます」
編集長「例えば、気になる異性と街でばったり会わせたりしてはいけません」
編集長「共通の趣味で美術館巡りが伏線として貼られていれば、誰かの個展でばったり会っても読者は納得します」
編集長「ご都合主義にならないように心がけましょう」
編集長「・セリフが説明的すぎる」
編集長「大前提として、読者は説明が嫌いです」
編集長「キャラクターに説明のためだけのセリフを話させてはなりません」
編集長「ポイントは読者が知りたいと思ったタイミングで話すことです」
編集長「つまり、知りたいと思わせるための仕掛けが必要となります」
編集長「また、感情に乗せて話させることで説明臭さを避けることもできます」
編集長「これは訓練が必要となりますので、すぐには難しいかもしれません」
編集長「機会があれば講座を開こうと思います」

〇地下鉄のホーム
編集長「続いて、「話が退屈」となるのを避けなければなりません」
編集長「・テンポが悪い」
編集長「読者は物語の続きを知りたいと思っています」
編集長「回想(回想は説明)ばかりで話が前に進まなかったり、過度な説明描写で展開を遅らせてはなりません」
編集長「・話に緩急がない」

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コメント

  • こんばんわ。お忙しい中すみません。明日までに10話書きます私も仲間に入れてもらえないでしょうか?どうか、お願い申し上げます。子供達に読んでほしい作品です。悪を次々、倒す。3歩歩いて2歩下がるもさせてもらえず、いつも0にさせられる。敵は100が99になる。けど今では77に。今じゃ微助っ人は沢山。後77回頑張ればいいという作品にしたいんです。お願いします。どうか私の申し入れ聞き入れてもらえないですか?

  • 自分の評価がどのランクになるかを確認するのは、どこを見たらいいですか?(迷子より)

  • こんな評価があるんだったら長編コンテスト
    応募すればよかった!
    怪人コンや縦長コンも評価のフィードバックあれば嬉しいです。有料サービスでもいいくらいですね。非会員…フィードバックなし、会員…フィードバックあり、ただしTap評価は公正なので非会員がコンテスト穫るなんてことは現状どおり普通にある、という。

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