幽閉姫と隣人たちとの安眠闘争

三日月兎斗

幽閉姫 第六幕 パジャマパーティー3 美しいチビラ(脚本)

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〇地下広場
骨皮干美羅「ファ!? これでも王国一の傾国の美女と呼ばれたこの私のパジャマがロクなの無いですってぇ!?」
骨皮干美羅「姫といえども許せません! 発言の撤回を求めます!!」

〇牢獄
ミスティ「え~ だってぇ」
ミスティ「ガチで変なのしか無いじゃん!! しかも全部着ぐるみだったし!」
ミスティ「それに~」
ミスティ「傾国の美女だなんて言ったって 今の姿からじゃ分かんないじゃん(笑)」
骨皮干美羅「ぐぬぬ・・・ 一理は認めましょう」
ミスティ「でしょ? 所詮は『自称』じゃん」
骨皮干美羅「そこまで言うなら、良いでしょう。 私のかつての姿をお見せしましょうか!」
ミスティ「えっ!? どーやって!?」
骨皮干美羅「ただそのぉ・・・」
骨皮干美羅「少々お時間が必要です」
ミスティ「時間ってどのくらい?」
骨皮干美羅「そうですねぇ・・・」
骨皮干美羅「三日三晩はいただければ・・・?」
ミスティ「長っ!? なんでそんなに掛かるのよ!?」
骨皮干美羅「そのぉ・・・ 少々」
骨皮干美羅「お肌に潤いを戻すのにそのくらいの時間は掛かりますから(照)」
ミスティ(流石涸れ専なのね・・・)

〇水の中
  こうして骨皮干美羅は三日三晩水槽の中でかつての潤いに満ち満ちた姿を取り戻すべく過ごしたのであった・・・
骨皮干美羅(あの頃の私の姿を見れば姫だって・・・(笑))
骨皮干美羅(見直すどころか、美の化身たる私を師匠と崇めたりして(笑))
骨皮干美羅(ウフフ ウフフフフフ♡)

〇水の中

〇水の中
  そして三日三晩が経過し
羽川干美羅(あの頃Ver)「・・・」
羽川干美羅(あの頃Ver)「ウフフ♡」
羽川干美羅(あの頃Ver)「あの頃はっ! はぁっ!!」

〇牢獄
羽川干美羅(あの頃Ver)「姫ぇ~♪」
ミスティ「えっ!? 誰?誰!? 誰よっ!?」
羽川干美羅(あの頃Ver)「あら。骨皮干美羅に決まってるじゃない?」
ミスティ「ファっ!? ちょ! マジでぇぇぇぇぇっ!?」
羽川干美羅(あの頃Ver)「姫のご要望にお応えして三日三晩水槽で浸かってあの頃の潤いを取り戻した姿よ♡」
羽川干美羅(あの頃Ver)「どうかしら?」
ミスティ「信じらんないけど・・・ マジでキレイ~」
ミスティ(ちょっ 同性なのにドキドキしちゃうわ!?)
羽川干美羅(あの頃Ver)(フッフッフ~ 姫ってば、見とれちゃって~ カワイイわね♡)
ミスティ「そんで、チビラが美女だってのは分かったけど・・・」
羽川干美羅(あの頃Ver)(姫ってば、また私の名前をチビラにしちゃって・・・ま、いっかしら)
羽川干美羅(あの頃Ver)「ん? それで充分じゃないかしら?」
ミスティ「いや、その・・・ パジャマの趣味が悪いことは何も解決してないんじゃないかしらと・・・?」
羽川干美羅(あの頃Ver)「あ。ハイ・・・・」
羽川干美羅(あの頃Ver)(流石に誤魔化しきれなかったかしら(汗) 我ながら修行が足りないわね・・・)
羽川干美羅(あの頃Ver)「カワイイから許して♡」
ミスティ「許せるかボケ~っ!」

次のエピソード:幽閉姫 第七幕 イケメン大会1 見せたいから見せる!

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