第8話 ニャンダフルウォッチってすげー(脚本)
〇結婚式場のテラス
猫陽ひまり「その前に今の仕事を全うしてください。 食べ物を運んでいる途中で戦いを挑まれても、落とさないか気になって集中できません」
猫怪・ニャキニャキニャッチョメン「え?・・・あ、そうだった。 運んでいる途中だった・・・」
猫怪・ニャキニャキニャッチョメン「おっ、お待たせしました。 ミラーケーキセットです」
猫陽ひまり「わーい、やったー!!」
猫怪・ニャキニャキニャッチョメン「紅茶のお客様・・・」
猫陽ひまり「ハーイ!私でーす!」
猫月ひかり「緑茶は私だ」
猫森めぐみ「エイドはこっちでーす!」
猫海あおい「レモンスカッシュ、ちょうだい!」
猫怪・ニャキニャキニャッチョメン「はい、どうぞ」
猫陽ひまり「よーし、食べよう! いっただきま・・・」
ネコマタ「ニャンダフルウォーーーチ!!!」
〇結婚式場のテラス
ここで、緊急事態が発生しました。
ニャンダフルウォッチの力があまりにも強すぎたため、キャラクターの声を奪ってしまいました。
本当はどういう不具合かセリフの入力ができない──うえっほん、ごほん。
それはさておき、これが使えるのは不幸中の幸いなので、直るまではこれを使おうと思います。
それでは、本編の続きをお楽しみください
ひまり「いっただきまーーす!」
ひまり「モグモグ・・・う〜ん!
まるで3週間ぶりに食べたかのように物凄く美味しい!!!」
ネコマタ「ちょっと、あにゃにゃ達・・・」
ネコマタ「あれ?私、何で怒ってたんだっけ?」
ネコマタ「う〜ん・・・まるで、三週間ぐらい記憶を抜き取られたような・・・」
ニャキニャキ「今から俺と戦うんだろうが!」
ネコマタ「あぁ〜!そうだったわね!」
ニャキニャキ「忘れんじゃねぇよ!かれこれ、三週間ぐらい待ったんだぞ!なんでか知らないけどそんな気がする!」
ネコマタ「うーん、そうしたいけど・・・」
ニャキニャキ「なんか問題でもあるのか?」
ネコマタ「いやさ、こういうアツいバトルって、お互いに熱がある時にするものでしょ?」
ニャキニャキ「まぁ、そうだな」
ネコマタ「なんで知らないけど、今、全然戦う気がないの」
ネコマタ「それに・・・」
ひまり「バクバクバクバク・・・」
ひかり「ガツガツガツガツ・・・」
あおい「ゴクゴクゴクゴク・・・」
めぐみ「シャカシャカシャカシャカ・・・」
ネコマタ「信じられないくらいの速度で食べているし」
ニャキニャキ「確かに・・・俺も全然戦いたくないんだよな」
ニャキニャキ「もう秘密結社抜けて、ここで働きことにする。
3食昼寝、宿ありだし」
ニャキニャキ「じゃあ、帰るわね」
ニャキニャキ「おう。またな」
ネコマタ「では・・・解除!」
〇結婚式場のテラス
ひまり「モグモグ・・・すみませーん!」
ニャキニャキ「はい」
ひまり「特製カレーライスを、ありえないくらい大盛りでお願いします」
あおい「私は、スペシャルスパゲッティを、目ん玉飛び出るくらいモリモリで」
ひかり「牛鶏豚肉の丼。ご飯はエベレストよりも高く」
めぐみ「万が一の時のために、胃薬とエチケット袋を多めにお願いします」
ニャキニャキ「かしこまりました」
ひまり「う〜〜〜ん!食べれるって幸せ!」
〇西洋の円卓会議
会長「さて、馬鹿な奴が戦いもせずに抜け出したが・・・次は誰が行く?」
???F「私達にお任せを」
???G「あんなゴミ屑筋肉よりも」
???H「確実に仕留めちゃうよ〜!」
会長「そうか。頼んだぞ」
???F・G・H「「ハッッッッ!!!」」
つづく
ニャンダフルウォッチによる斬新な表現方法なのか、システム不具合なのか、声が奪われたことでの表現方法が何だか新鮮に感じます。きっと前者だと信じていますw