幽閉姫と隣人たちとの安眠闘争

三日月兎斗

幽閉姫 第三幕 安眠妨害との戦い3 それでもダメなら(脚本)

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三日月兎斗

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〇魔物の巣窟
「オグモ ちょっ!? 姫さんっ!! 変な言いがかりはヤメてほしいでごわす!」
「ワーウル そうなんだがう! 俺達が悪者みたいな言い方は勘弁なんだがう!!」
「チュパラ そ、そうなんだな。 ぼ、ぼくたちは姫さんに『耳せん』をあげただけなんだな」

〇牢獄
(にゅるふふふふふっ♡ ヌルハチニュルラトホニャラリン♡ アナタのハートとお耳にミラクルフィット『耳にタコ♡』デース♡)

〇牢獄
ミスティ「ぁっ・・・♡ みっ・耳がぁぁぁっ・・・ 耳ぐわぁぁぁぁっ!!」
ミスティ「って、キッショイだけなんじゃぁぁぁぁっ!! ボケぐわぁっ!!」

〇牢獄
(ぐわぁぁぁぁぁっ!? さ、させはせんぞぉぉっ!! させはせんぞぉぉぉぉーーーっ!!)

〇牢獄
ミスティ「大人しく剥がれないと茹でダコかタコヤキにして食っちゃうぞぉーーーっ!!」

〇魔物の巣窟
「オグモ まぁ。聞きました!? オクサマ!」
「ワーウル ええ、ええ。 聞きましたとも聞きましたとも!」
「チュパラ 姫にあるまじき罵詈雑言だと思うザーマス」
  一同異口同音に「「「ネーーー!」」」

〇牢獄
ミスティ「ちょっ!? ファッ!? なにキャラ変わってんのよアンタたち!!」
ミスティ「んな寝ぼけたことほざいてっと処すぞゴルァ!!」
ミスティ「私は安眠が取り戻したいだけなのよぉぉぉぉぉぉっ・・・・」

〇魔物の巣窟
「オグモ 仕方ない・・・でごわす」
「ワーウル こうなったら最後の手段っすガウ!」
「チュパラ 姫。コレ使うんだな・・・」

〇牢獄
ミスティ「ファッ!? ナニコレ?」
ミスティ「ま、まさか・・・」
ミスティ「超ヤッバイ違法薬(ドラッグ)なんかじゃないでしょうね!?」
ミスティ「あ~あ。 幽閉されて自由を奪われたかと思ったら」
ミスティ「とうとう命まで奪われちゃうんだ・・・。 可愛そうな私・・・」

〇魔物の巣窟
  「「「っちっげーよぉっ!!」」」
チュパラ「コイツはすっげーめっちゃ効く睡眠薬なんだな」
チュパラ「その名も『グッスリネムレール錠A』なんだな」

〇牢獄
ミスティ「えーーーー! そんなこと言って・・・」
ミスティ「私にそんな薬飲ませて・・・」
ミスティ「イヤラシイイタズラとかしようとしてんでしょっ!!」
ミスティ「そんでもってRー18指定されちゃって元々読者数が少なかったこの漫画を読者0にするつもりなんでしょっ!!」
ミスティ「こんの変態化物共がぁっ!!」

〇魔物の巣窟
  「「「・・・。」」」
  「「「な、無いわぁ~・・・」」」
「ワーウル いや。その・・・ガウ」
「オグモ 姫さんが飲みたくないんなら、無理して飲まなくっても・・・でごわず」
「チュパラ ぼ、ぼくたちは、姫さんが眠れないって言うから出してみただけなんだな」
  「「「アレもダメ、コレもダメ、面倒臭い姫さんだなぁ・・・。」」」

次のエピソード:幽閉姫 第四幕 パジャマパーティー1 冷暖房付きだけじゃダメ

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