か弱いくんの彼女

緑作七去−アヲサクナノサ−

エピソード5(脚本)

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〇ダイニング
お母さん「へぇ~新聞部ね」
お母さん「なかなかいいんじゃない」
強「サッカー部が良かったの?」
お母さん「別にそんなんじゃないし、大会があってもすぐ負けるチー厶だったでしょ」
強「確かに・・・」
お母さん「もともと平気でズルするとこだしね」
強「知ってたの!」
お母さん「顧問の先生と知り合いだし、」
お母さん「逆らうとボール投げつけてくるし、」
お母さん「カツアゲもされてるみたい」
強「・・・・・・」
竜斗「なくなってる・・・」
強「何が?」
竜斗「財布・・・」
  『・・・・・・』
お母さん「竜斗、こっち来なさい」
お母さん「強は学校に行きなさい」
「はい・・・」

〇男の子の一人部屋
  1ヶ月後・・・

〇教室
結花「もうすぐ文化祭だね」
檜佐「そうだね」
咲希「そういえば、結花は決まってる?」
結花「何が?」
  誰と一緒に回るか?
結花「そっか、咲希と檜佐は誰と周るか決まってるのね」
咲希「うん、私は太一君と周るんだ」
檜佐「太一君とは小学校からの幼馴染みだもんね」
結花「いいよね、そういう人と周れるの」
檜佐「私は高崎先輩と周る約束してるんだ」
結花「剣道部のエースの!」
檜佐「そうなんだよ、同じ部活の人と周ろうって話になったから」
結花「めちゃくちゃラッキーじゃん」
咲希「結花も一緒に周る人を誘っときなよ」
檜佐「強君とかは?いつも一緒にいるし」
結花「よし、誘ってみるわ」

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