幽閉姫と隣人たちとの安眠闘争

三日月兎斗

幽閉姫 第二幕 安眠妨害との戦い2 耳せん(脚本)

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〇牢獄
「ガウガウガウガウガウガウガウガウガウッ アオ〜ン・・・ アオーーーーーーン!!」
「ギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリ」
「チュッパチュップチャッポチュププププププププププププ~ッ!! チュップチュップチャップチャップランランる~ルルルるる~!」
ミスティ「やっかましーわっ!! いい加減にしてよねっ!! どこどーすれば、そんな変なイビキやら寝言が出んのよ!?」
ミスティ「絶対に私のことをバカにしてんでしょ!? この!変態妖怪共がっ!!」

〇魔物の巣窟
「チュプププププププププププププぅ~ zzzZZZZZZZZZZZZZZZ」
「が、がうがうがうぅぅぅぅぅぅ~ あぉ~ん♡ zzzzZZZZZZZZZ・・・」
「ぎ・・・・ぎぎぎぎぎぎ・・・・ ギギギッ!! zzzzzZZZZZZZZZZZZ」

〇牢獄
ミスティ「マジでムカツクわぁ・・・ こいつらガチで寝てるのかしら!? それとも・・・」
ミスティ「ちょっとぉ!! マジで起きなさいってばぁ!! おーーきーーーろぉぉぉぉぉーーーーっ!!」
  ガンッ!!
  ゴンゴンゴンッ!!

〇魔物の巣窟
「オグモ ・・・・っ!? ファっ!? ちょっ!? なぁ!?」
「チュパラ チュッッチュネェ~っ!! チュアァァァッ!?」
「ワーウル がうぁうがぁぁぁぁっ!? グガギグゴゲガァ!?」
「オグモ ・・・ちょっ姫さん・・・・ こんな夜中になんでごわすか?」
「ワーウル ・・・いい迷惑っすよがう 夜中に騒ぐの止めて貰えないっすかがうぅぅぅ・・・」
「チュパラ ・・・。 夜中に騒音。 近所迷惑なんだな・・・・」
「オグモ 姫さんにはフ〇ブリーズ(銀入り)と消〇力(ペット用)あげたでごわす」
「ワーウル そうでがう! 大人しく寝てて欲しいっすよ まったく・・・」
「チュパラ ぼ、ぼくもそう思うんだな」

〇牢獄
ミスティ「ちょっと待ってぇぇぇぇっ!? はl? なにっ!?」
ミスティ「ってか、ファブリ〇ズと消〇力(ペット用)で解決できるレベルちゃうわっ!!」
ミスティ「なーんで私が悪いのよっ!! アンタたちが現在進行形で私の安眠妨害をしてるんじゃないっ!!」
ミスティ「今だってハギシリに大声で寝言まで!!」
ミスティ「大音量・カルテット重低音立体音響の効果音付きで大合唱されてる私の身にもなってみなさいよっ!!」
ミスティ「もーイヤよっ!! アンタたちのイビキ・寝言・ハギシリの重奏で私はまた眠れないじゃないのよっ!!」
ミスティ「こんなんどうやったら ファブ〇ーズと消〇力(ペット用)だけで解決できんのよっ!!」

〇魔物の巣窟
「オグモ そんな姫さんにぃーっ!」
「ワーウル とっておきのアイテムぅぅぅぅぅっ!!」
「チュパラ み、『耳せん』 なんだなっ!」

〇牢獄
(ド ドモ・・・ ハジメマシテ 『耳せん』DEATH!)

〇牢獄
ミスティ「ちょ!? ナニソレ!! 絶対違うヤツ出たコレーっ!!」
ミスティ「ソレ耳せんじゃないじゃん!! どっからどう見えてもナマモノじゃん!! てかデビルズフィッシューーっ!!」
ミスティ「G〇ddamn!! fucking! タヒネコノ変態化物ドモメェ!!」

〇魔物の巣窟
「オグモ ちょっナニ言うてますの!? コレ正統派『耳せん』でごわす!」
「ワーウル そっす! このニュルニュル&ヌメヌメ感が耳に心地イイんすよ!!」
「チュパラ 食わず嫌いはダメなんだな。 姫さんも試しに憑けてみるとイイんだな」

〇牢獄
(アナタのお耳に、ミラクルフィット♡ どこでも誰でもお気軽にっ! 生体ヌルヌル耳せん『耳にタコー♡』 DEATH!!)

〇牢獄
ミスティ「ちょっ! ヤメっ!! ヤメろぉぉぉーーーーっ!! イヤぁぁぁぁぁぁぁーーーっ!!」
「ワーウル お? 姫さん! こんな状況かでオヤジギャグっすか!?」
「チュパラ み、耳、だけに、イヤー、 なんだな」
ミスティ「ちゃうわ!! 勝手に人をくっだらない低俗なオヤジギャグ好きにしないでよねっ!!」
ミスティ「マジでこのニュルニュルでヌメヌメした吸盤と足の感触がキショイだけなんだからぁ・・・・(涙)」
ミスティ「あああっ・・・ コレが噂に聞く「触手攻め」ってヤツなのね・・・」
ミスティ「わ、私・・・ 汚されてしまったんだわ・・・ うぅぅぅぅっ・・・」
ミスティ「も、もう・・・ オヨメに行けない・・・・(涙)」

次のエピソード:幽閉姫 第三幕 安眠妨害との戦い3 それでもダメなら

コメント

  • 生体ヌルヌル耳せん、、、ゾっとしますね!妖怪たちのナチュラルな妨害具合が考えただけでイヤすぎて何だか楽しくなってきてますね。

  • お姫様とモンスターのドタバタ活劇、楽しませて頂きました。個人的には怪物くんを思い出しましたね(歳がバレる)。自分にはギャグセンスが無いので、こういった作品を書ける事自体が羨ましいです。次回を楽しみにしてます。

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