幽閉姫と隣人たちとの安眠闘争

三日月兎斗

幽閉姫 第一幕 安眠妨害との戦い1 妖怪三重奏(脚本)

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三日月兎斗

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〇牢獄
  第一章 幽閉姫と騒々しい隣人たち
ミスティ「もー! うっさいわねー!!」
ミスティ「アンタたちのせいでちっとも眠れないじゃないのよ!!」
ミスティ「どうしてくれんのよっ!!」

〇魔物の巣窟
「オグモ そ、そんなこと言われやしても・・・」
「ワーウル そうそう、あっしらだって別にいやがらせしようだなんて、セコイ性分じゃねーんだガウ!!」
「チュパラ そ、そうなんだな」
「オグモ ただ、フツーに呼吸してるだけだし、身じろぎするくらいでそんなに騒音なんて出してないんでごわす」
ミスティ「あんたらちっとも分かって無いのよ!! イビキは煩いわ、歯ぎしりは止まないわ! おまけに息も臭いし!!」
「チュパラ え・・・」
「オグモ えーーーっ・・・」
「ワーウル えぇぇぇーーーーっ!?」
「ワーウル あっしら、そんなにイビキやら歯ぎしり煩いんガウ!?」
ミスティ「そうよっ! おまけに息も臭いし・・・・」
ミスティ「毎晩毎晩・・・・ 眠れなくって困ってるんだからっ!」
「オグモ す、すいやせん・・・・でごわす」
「チュパラ し、知らなかったんだな・・・・!!」
「ワーウル い、息が・・・ガウ く、臭いだぁ~っ──ガウ!?」
「オグモ どうすりゃいいんだ・・・ ハァァァァ~~~~~っ・・・」
ミスティ「やめてぇぇーーーっ!!」
ミスティ「玉ねぎの腐って三日位経ったニオイだわ・・・・ えーん目に染みるぅ~っ!!」
ミスティ「うっ・・・ ヲェッ!」
「オグモ ちょっ!? マジでごわすかっ! エズくほどぉーーーーっ!?──」
「ショック・・・でやんす マズイでやんす!」
「ワーウル ファ〇リーズ! ファブ〇ーズを持ってくるガウ!! だから、勘弁して欲しいガウ!!」
ミスティ「せめて、銀入りのにしてね・・・。 追加で消〇力も必要だわ!! マジで臭い抑えられなくって辛いんだからねっ!」
「オグモ す、すまねぇっでごわす・・・!?」
「チュパラ 悪かったでやんす・・・」
「ワーウル 許してほしいガウ・・・」
ミスティ「分かったわ。 今夜はファブリー〇と消臭〇して寝るけど、イビキと歯ぎしりは自分たちでなんとかしてね?」
ミスティ「でないと私眠れなくって死んじゃいそうなんだもん・・・・」
「オグモ 死ぬ気でなんとかするでごわす!!!」

〇牢獄
ミスティ「はぁ~ ファ〇リーズと〇臭力のおかげでなんとかニオイは抑えられたわね これで今夜こそはグッスリと~」
ミスティ「さてと、そろそろ寝ようかしら」

〇牢獄
ミスティ「おやすみなさ~い・・・」
「ふあぁ~ぁ・・・」

次のエピソード:幽閉姫 第二幕 安眠妨害との戦い2 耳せん

コメント

  • 面白いですね!幽閉姫というシチュエーションとフォーマットが定まっているので、いろんなアレな隣人さん達が次から次へと出てきそうですね。続きも楽しみです!

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