ハンターとして落ちこぼれの僕は、怪人の力を手に入れたので、世界最強を目指します!

桜海(おうみ)とあ

ハンターとして落ちこぼれの僕は、怪人の力を手に入れたので、世界最強を目指します!(脚本)

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〇大きい研究施設
  都内 ・パラシノス(モンスター)研究所

〇魔法陣のある研究室
警告音「緊急事態発生! 施設内に何者かが侵入!」
「ぎゃー!!」

〇謎の施設の中枢
「助けに来たわよ、私の愛しいグラヴィティちゃん♪」
「さあ、共にこの世界を破壊しましょう」

〇大きい研究施設
アナウンサー「こちらは、パラシノス(モンスター)研究所前です」
アナウンサー「研究所から、特級パラシノス・ブラッドグラヴィティが脱走したと報告がありました」
アナウンサー「近所にお住まいの方は、早急に避難してください」

〇荒廃した市街地
  ハンター養成学校・演習エリア
要救助者「パラシノスが現れた!」
暁月 ラウラ(アカツキ ラウラ)「ここは我々が片付けます! みなさんは安全な場所へ逃げてください!」
暁月 ラウラ(アカツキ ラウラ)「メテオ! そっちお願い!」
蔵前メテオ(クラマエ メテオ)「ギャハハ! まかせろー!!」
蔵前メテオ(クラマエ メテオ)「ポイント、ポイントー!!」
暁月 ラウラ(アカツキ ラウラ)「イオ! こっち手伝って!」
雫月 イオ(シズキ イオ)「霊獣ユノ! 攻撃せよ!」
霊獣・ユノ「・・・」
霊獣・ユノ「ムリー!」
雫月 イオ(シズキ イオ)「逃げるな!!」

〇洞窟の入口(看板無し)
霊獣・ユノ「・・・」
雫月 イオ(シズキ イオ)「こんなところに隠れていたのか?」
霊獣・ユノ「ボク・・・戦い、無理ニャ」
雫月 イオ(シズキ イオ)「逃げたら、ポイントが稼げないだろ」
霊獣・ユノ「戦わない、一番ニャ」
雫月 イオ(シズキ イオ)「授業終わっちゃった・・・」
霊獣・ユノ「グゥー(お腹の音)」
雫月 イオ(シズキ イオ)「ほら、林檎あげるからおいで」
霊獣・ユノ「ニャー」
  僕は、雫月イオ。霊獣使いだ。
  霊獣であるユノとは、生まれた時から一緒にいる。

〇宇宙空間
  この世界には、普通の人間
  特殊な能力を持って生まれた人間
  そして高い知能を持ち
  人間を捕食するデザストル(星人)が存在する。
  デザストルは人間の精神を乗っ取り、
  パラシノスというモンスターを操って、人間を襲う。
  特殊な能力を持つ人間は、
  正しい力の使い方を学ぶため
  そして
  人間を襲うデザストルを倒すため
  ハンター養成学校へと通うことを
  義務付けられている。
  その中で一握りの優秀な能力者だけが、プロのハンターとなり
  社会的な地位、名声、金が約束される。

〇教室の教壇
木嶌 環(キジマタマキ)先生「本日のバトル演習で、ポイント未達成のクラン(チーム)があります」
「ぎく!!」
「暁月、蔵前、雫月、以上3人は、罰として演習場の清掃をするように」

〇荒廃した市街地
蔵前メテオ(クラマエ メテオ)「あの霊獣、ちゃんと躾けろよ! この役立たずが!」
雫月 イオ(シズキ イオ)「ごめん」
暁月 ラウラ(アカツキ ラウラ)「イオは悪くないわ」
暁月 ラウラ(アカツキ ラウラ)「仕方がないじゃない。霊獣使いは、霊獣がいないと戦えないもの」
暁月 ラウラ(アカツキ ラウラ)「霊獣だって、バトルに参加したくない時もあるわよね?」
霊獣・ユノ「ラウラ、優しー、好きぃ」
暁月 ラウラ(アカツキ ラウラ)「あらっ」
蔵前メテオ(クラマエ メテオ)「でもこいつのせいで、俺らまで落ちこぼれ扱いされるんだぜ!」
霊獣・ユノ「メテオ、意地悪、嫌イ」
蔵前メテオ(クラマエ メテオ)「悪かったな!」
暁月 ラウラ(アカツキ ラウラ)「さっさと片付けちゃいましょ」
蔵前メテオ(クラマエ メテオ)「っち、しゃーねーなー!」
雫月 イオ(シズキ イオ)「2人とも、ありがとう」

〇本棚のある部屋
  学生寮
霊獣・ユノ「ごはんニャ!」
雫月 イオ(シズキ イオ)「ねえ、ユノ」
雫月 イオ(シズキ イオ)「僕は孤児だから、帰る家はどこにも無い」
雫月 イオ(シズキ イオ)「何もない僕は、ハンターになるしか生きる道が無いんだ」
雫月 イオ(シズキ イオ)「だから、ユノが戦ってくれないと困るんだよ」
霊獣・ユノ「イオ、ずっと落ちこぼれニャ」
雫月 イオ(シズキ イオ)「そう、落ちこぼれだ」
雫月 イオ(シズキ イオ)「このままだと僕はハンターになれず、路頭に迷うことになる」
雫月 イオ(シズキ イオ)「そしたら、ユノの大好きな林檎も食べられなくなるんだよ」
霊獣・ユノ「困るニャ!」
霊獣・ユノ「でもバトル眠くにゃ・・・」
霊獣・ユノ「・・・zzz」
雫月 イオ(シズキ イオ)「寝るなぁー!」

〇商店街
ブラッドグラヴィティ「グオオ!」
「きゃー! 助けてー」
リエル「きゃはは! 喚け、泣き叫べ! 人間ども!」
リエル「ああ! 最高に楽しいー!!」

〇商店街
雫月 イオ(シズキ イオ)「一体なにが起きてるんだ?」
「イオ!」
暁月 ラウラ(アカツキ ラウラ)「良かった! 無事なのね?」
雫月 イオ(シズキ イオ)「ラウラ、街は一体?」
暁月 ラウラ(アカツキ ラウラ)「パラシノスが現れたの! 恐らく、研究所から逃げたパラシノスよ」
暁月 ラウラ(アカツキ ラウラ)「私たちは住人を避難させましょう」
雫月 イオ(シズキ イオ)「わかった!」

〇昔ながらの一軒家
雫月 イオ(シズキ イオ)「この辺りの住民は、みんな避難できたみたいだ」
暁月 ラウラ(アカツキ ラウラ)「こっちも、完了よ!」
町人「もし、あなた達はハンター学校の学生さん?」
暁月 ラウラ(アカツキ ラウラ)「どうしましたか?」
町人「朝から孫の姿が見当たらないのよ。 連絡もつかないし」
暁月 ラウラ(アカツキ ラウラ)「わかりました!  お孫さんは、私たちで探します!」
雫月 イオ(シズキ イオ)「ここは危険ですから、避難してください」
町人「で、でも、孫が」
雫月 イオ(シズキ イオ)「必ず見つけます。任せてください」
町人「わかったわ。お兄さんたち、頑張ってね」
「はい!」

〇ゆるやかな坂道
霊獣・ユノ「雨、嫌いにゃ・・・濡れるにゃ」
雫月 イオ(シズキ イオ)「中に入ってて」
霊獣・ユノ「ぬくぬくニャ・・・」
雫月 イオ(シズキ イオ)「見当たらない。一体どこに?」
雫月 イオ(シズキ イオ)「すみません、6歳ぐらいのツインテールをした少女を見かけませんでしたか?」
リエル「ああ、それならその先のビルで見かけたわ」
雫月 イオ(シズキ イオ)「本当ですか!」
リエル「案内してあげる」
雫月 イオ(シズキ イオ)「ありがとうございます!」

〇荒廃したショッピングモールの中
雫月 イオ(シズキ イオ)「子供を見かけたの、ここですか?」
リエル「ええ」
  ガタッ!
雫月 イオ(シズキ イオ)「うわあ!! 大丈夫か?」
少女「・・・ううっん・・・」
雫月 イオ(シズキ イオ)「よかった! すぐ病院に連れて行くからね」
リエル「うふふ。 状況をわかってないようね?」
リエル「あなたたちは、私の可愛いグラヴィティちゃんの餌になってもらうのよ!」
雫月 イオ(シズキ イオ)「デザストル!」
暁月 ラウラ(アカツキ ラウラ)「イオ! 大丈夫?」
雫月 イオ(シズキ イオ)「ラウラ! うん、平気!」
暁月 ラウラ(アカツキ ラウラ)「あなたが研究所を襲ったデザストルね!」
暁月 ラウラ(アカツキ ラウラ)「ここで消滅してもらいます!」
リエル「消滅?・・・ですって?」
リエル「この私を倒せるとでも?」
「ぐは!!」
「つ、強い!」
リエル「あらあら、おふたりさん、もう降参?」
リエル「それじゃあ、お食事の時間としましょうか?」
リエル「ねえ、グラヴィティちゃん♪」
「こいつが特級のパラシノス!!︎ ブラッドグラヴィティ!! すごい殺気!」
蔵前メテオ(クラマエ メテオ)「はっはっはー! 俺様が助けに来てやったぜ!」
「メテオ!!」
蔵前メテオ(クラマエ メテオ)「こいつらを倒せば、学年トップの座は頂きだぜ!」
リエル「あら、可愛い子ね♪ 食べちゃいたい!」
「ぎゃああ!」
暁月 ラウラ(アカツキ ラウラ)「グハっ!!!」
暁月 ラウラ(アカツキ ラウラ)「・・・」
雫月 イオ(シズキ イオ)「・・・ラウラ?」
雫月 イオ(シズキ イオ)「ラウラ! 目を覚まして!! ダメだよ! ラウラ!!!!」

〇グラウンドの隅
イオ「くすん、くすん・・・」
ラウラ「イオ、また虐められたの?」
イオ「僕が親がいないのは、 獣から生まれたからだって・・・」
ラウラ「なんて酷いことを・・・!!」
ラウラ「だったら、私がイオの家族になってあげる」
イオ「・・・ラウラが?」
ラウラ「そうよ。 今日から、私はイオの家族よ」
ラウラ「だからイオは1人ぼっちなんかじゃない」
ラウラ「獣の子供なんかじゃないから」
ラウラ「だから、堂々と前を向いて」

〇宇宙空間
雫月 イオ(シズキ イオ)(・・・死にたくない。 このままじゃ、死ねない・・・)
雫月 イオ(シズキ イオ)(いつも、みんなに助けられてばかりで)
雫月 イオ(シズキ イオ)(このまま、死ぬ訳にはいかない!)

〇荒廃したショッピングモールの中
  ユノの入ったリュックを、床へと置く──
雫月 イオ(シズキ イオ)「ユノ・・・ごめん」
雫月 イオ(シズキ イオ)「君だけは、生き延びて・・・」
雫月 イオ(シズキ イオ)「こっちだ! 僕と戦え!」
雫月 イオ(シズキ イオ)「僕が囮になる!」
雫月 イオ(シズキ イオ)「メテオ!! ラウラたちを病院へ連れて行って!」
蔵前メテオ(クラマエ メテオ)「イオ!!」
蔵前メテオ(クラマエ メテオ)「ばか! なに役立たずのくせにカッコつけてんだ!」
雫月 イオ(シズキ イオ)「僕は・・・役立たずなんかじゃない!!」
雫月 イオ(シズキ イオ)「僕だって、ハンターなんだ!!」
雫月 イオ(シズキ イオ)「来い! 僕が相手だ!」
リエル「へえ。まだ元気がある子がいたみたいね?」
リエル「いいわ、遊んであげる!!」
雫月 イオ(シズキ イオ)(怯むな! 僕が時間を稼ぐんだ!)
雫月 イオ(シズキ イオ)「早く! 行って!」
蔵前メテオ(クラマエ メテオ)「・・・イオ!! 踏ん張れ!!」
リエル「あは っ♪」
リエル「ぼっちでどれだけ持つかしら♪」
雫月 イオ(シズキ イオ)(1分、1秒でも長く、足止め出来ればいい!)
雫月 イオ(シズキ イオ)(最期ぐらい! 死ぬ気でやってやる!!)
雫月 イオ(シズキ イオ)「ぐはっ!!」
雫月 イオ(シズキ イオ)(目が・・・!! 片目が見えない!)
雫月 イオ(シズキ イオ)(僕の命が消えても、友達だけは守らなくちゃ)
雫月 イオ(シズキ イオ)「ま、まだ・・・ま・・・」
リエル「あらあら、死んじゃった?」
リエル「大丈夫よ、ちゃーんと骨まで食べてあげる」
リエル「さあ、グラヴィティちゃん。存分に食べなさい」
「ぎゃっ!!」
  システム:【緊急】生命の危機を感知しました。直ちにコマンドを解放してください。
霊獣・ユノ「ニャニャ。 もうちょっと眠ってたかったニャに!」
霊獣・ユノ「ニャニャー!! 敵にゃ! 逃走!」
霊獣・ユノ「・・・って、ダメにゃー!」
霊獣・ユノ「イオがピンチ! コマンド解放するしかないニャー!」
  ぴょんっと、イオの腹の上にユノが飛び乗る。
  イオの心臓の上に左手を添えると、
  その手が胸の中に沈んでいく──
霊獣・ユノ「トントルス(雷)アクイラ(鷲)・クエルクス・ロブル(樫)」
霊獣・ユノ「我が主、イオに力を捧げよ──」
霊獣・ユノ「いでよ! 大王ユピテル!」
  ──変身──
大王ユピテル(イオ)「フーー・・・」
大王ユピテル(イオ)「グォオオオオー!」
  システム:正常にコマンドが解放されました。大王ユピテルのスキルが付与されます
大王ユピテル(イオ)「・・・」
リエル「あら、あなた、デザストルだったのね?」
リエル「いいわ。仲間に入れてあげる。 一緒に人間を虐殺しましょうよ」
大王ユピテル(イオ)「僕は・・・貴様らとは違う」
大王ユピテル(イオ)「僕は・・・人間を守る!」
リエル「あら、そう。 じゃあ、交渉決裂ね」
リエル「グラヴィティちゃん、こいつを殺すのよ!」
大王ユピテル(イオ)「無駄だ・・・」
大王ユピテル(イオ)「フ──」
リエル「ギャーー!  なんて事するのよ! 許さない!」

〇宇宙空間
リエル「・・・ここはどこ?」
大王ユピテル(イオ)「ここは時空の狭間にある場所・・・」
大王ユピテル(イオ)「無限に存在する虚無の世界・・・」
大王ユピテル(イオ)「そして貴様が永遠と彷徨う監獄だ」
大王ユピテル(イオ)「貴様は犯した罪の重さと向き合い、永遠に彷徨い続けるがいい」
リエル「いや! ここから出して!」
リエル「いやぁああ!!」

〇宇宙空間
ブラッドグラヴィティ「リエル・・・」
リエル「グラヴィティちゃん! 生きていたのね!」
リエル「もう一度、あいつをやっつけるのよ!」
ブラッドグラヴィティ「オレタチハ マケタノダ」
ブラッドグラヴィティ「リエル・・・ オマエト トモニ バツヲ ウケヨウ」
リエル「グラヴィティ・・・」

〇病室(椅子無し)
暁月 ラウラ(アカツキ ラウラ)「ううっ・・・」
蔵前メテオ(クラマエ メテオ)「ラウラ! 目が覚めたか!!」
暁月 ラウラ(アカツキ ラウラ)「ここは、病室・・・?」
暁月 ラウラ(アカツキ ラウラ)「っは! イオは!?」
蔵前メテオ(クラマエ メテオ)「あのあと、戻ったら、」
蔵前メテオ(クラマエ メテオ)「あの場所には、デザストルが消滅した跡があるだけで、・・・なにも」
蔵前メテオ(クラマエ メテオ)「きっと・・・食われちまったんだ」
暁月 ラウラ(アカツキ ラウラ)「そ、・・・そんな!!」
暁月 ラウラ(アカツキ ラウラ)「うそよ!! 認めない! 絶対、イオは生きてる!」
蔵前メテオ(クラマエ メテオ)「俺だって! そう思いたいさ! けど、何もなかったんだよ!!」
蔵前メテオ(クラマエ メテオ)「骨のカケラ、一つも・・・ 無かったんだよ・・・」
暁月 ラウラ(アカツキ ラウラ)「・・・私は認めないから!」
蔵前メテオ(クラマエ メテオ)「おい!  ラウラ! どこ行くつもりだ!!」

〇荒廃したショッピングモールの中
暁月 ラウラ(アカツキ ラウラ)「イオ!! 返事してー!?」

〇ゆるやかな坂道
暁月 ラウラ(アカツキ ラウラ)「ううっ。イオ!! どこにいるの!?」

〇入り組んだ路地裏
暁月 ラウラ(アカツキ ラウラ)「イオ!  どこなの! イオ!!」
暁月 ラウラ(アカツキ ラウラ)「本当に、・・・いないの?」
大王ユピテル(イオ)「ラウラ!!」
大王ユピテル(イオ)「よかった、無事だったんだね!」
暁月 ラウラ(アカツキ ラウラ)「きゃああ!」
暁月 ラウラ(アカツキ ラウラ)「デザストル!!」
大王ユピテル(イオ)「ラウラ・・・」
  水たまりに映る、自分の姿を見る──
大王ユピテル(イオ)(そうだ、僕は人類の敵、デザストルだ)
大王ユピテル(イオ)(だからもう・・・ 一緒にはいられないんだ・・・)
大王ユピテル(イオ)「さよなら・・・」
暁月 ラウラ(アカツキ ラウラ)「っきゃ!」
暁月 ラウラ(アカツキ ラウラ)「・・・」

〇ビルの屋上
大王ユピテル(イオ)「・・・ああ、また一人ぼっちか」
大王ユピテル(イオ)「これから僕はどうしたらいいんだろう・・・」
「待って!!」
暁月 ラウラ(アカツキ ラウラ)「あなた・・・」
大王ユピテル(イオ)「・・・」
暁月 ラウラ(アカツキ ラウラ)「イオ・・・なんでしょ?」
大王ユピテル(イオ)「・・・」
  ラウラがイオを抱きしめる──
暁月 ラウラ(アカツキ ラウラ)「よかった・・・生きてた」
大王ユピテル(イオ)「・・・」
雫月 イオ(シズキ イオ)「あれ? 人間に戻った?」
雫月 イオ(シズキ イオ)「ラウラ・・・ぎゅっ!」
暁月 ラウラ(アカツキ ラウラ)「な! 何すんのよ!」
雫月 イオ(シズキ イオ)「痛たぁー!! なんでー!?」
暁月 ラウラ(アカツキ ラウラ)「ば、ばか! 離れなさい!」
雫月 イオ(シズキ イオ)「ええー??」

〇ビルの屋上
  突然、知らない少女がイオへと抱きついた
???「イオ! お腹すいたニャ!」
雫月 イオ(シズキ イオ)「ど、どちら様ですか!?」
???「ボクを忘れるなんて、酷いニャ!」
雫月 イオ(シズキ イオ)「・・・もしかして、ユノ?」
ユノ(成獣)「ニャー! イオのコマンド解放したら、ボクの封印も解けちゃったみたいニャ!」
雫月 イオ(シズキ イオ)「封印? どういうこと?」
蔵前メテオ(クラマエ メテオ)「うおお! まじでユノかよ! 可愛いじゃん!」
ユノ(成獣)「メテオ、嫌い」
蔵前メテオ(クラマエ メテオ)「仲良くしようぜー!」
ユノ(成獣)「ソレよりお腹すいたニャ!」
暁月 ラウラ(アカツキ ラウラ)「じゃあ、何か食べに行きましょうか」
ユノ(成獣)「わーい! ご飯にゃ!」
雫月 イオ(シズキ イオ)「・・・」
暁月 ラウラ(アカツキ ラウラ)「ほらっ!」
暁月 ラウラ(アカツキ ラウラ)「イオ! 置いていくわよ!」
雫月 イオ(シズキ イオ)「・・・うんっ!」
  こうして僕はデザストル最強の大王ユピテルへ
  変身する力を手に入れた。
  その後、僕が世界最強のハンターになった話は、
  また別の時にでも・・・
  Fin.

コメント

  • 猫ちゃんかわいいと思っていたら、すごい能力持ってたんですね!
    構成とかすごく上手くて引き込まれました。
    ラストもハッピーエンドですごく良かったです。

  • 個人的にリエルが可愛く見えちゃいました😌
    イオは最強の力を手にして、これからどう活躍していくのでしょうか?また別の敵は残ってますもんね!
    あの彼女たちともどうなるのかなぁ😁気になります。
    今後の妄想が広がるお話でした✨

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