エロ漫画異世界転生 vsチャラ男先輩3(脚本)
〇男の子の一人部屋
あの後、帰宅した俺は自室でサヤの救出作戦を練っていた。
佐々木弱太郎「やっぱり証拠が必要か・・・」
山谷があのバイトを辞めても次のバイトはすぐ見つかる。だから、必要なのは今のバイトを辞めるに足りる根拠だ。
佐々木弱太郎「証拠を抑えられれば・・・」
例えば酒田が山谷を襲おうとしている所に俺が乗り込むのはどうだろう?
佐々木弱太郎「いや、ダメだな」
酒田が山谷を襲う正確な時間がわからない。手遅れになっては不味いのだ。
佐々木弱太郎「それに、返り討ちに会うかも・・・」
この体では酒田に勝てない。NTR漫画ではNTRれ役は寝とる側に殴られたら勝てないものなのだ。
佐々木弱太郎「とりあえず、読み直すか」
俺はスマホを開いて、例のエロ漫画を読む。これはこの世界では予言書だ。何か見落としてたヒントがあるかもしれない。
1ページ目から丹念に読み直していると────
佐々木弱太郎「これは、使えるんじゃないか」
漫画を読み直して、一つの作戦が閃く。
佐々木弱太郎「今の俺ならこの作戦が使える筈だ」
作戦は立てた。あとは実行に移すだけだ。俺は椅子から立ち上がった。
〇大衆居酒屋
俺の立てた作戦を成功させるためには、店内の下見が大切になってくる。そのため、山谷のバイト先に来ていた。
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