DAY DREAM BREAKER ≮デイドリームブレイカー≯

澤井 軽野

第2話 観測者効果 ≮ショウガイ≯(脚本)

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澤井 軽野

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〇黒

〇通学路
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)「わー! 遅刻遅刻ー!」
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)「私のバカバカ!」
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)「今日も今日とて遅刻だよー!」
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)(それにしても・・・)
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)(転校生の阿南君)

〇学校の屋上
阿南 零司(あなん れいじ)「我々が見ている世界はあらゆる可能性の重ね合わせ」
阿南 零司(あなん れいじ)「ならば『観測者』の観測次第で」
阿南 零司(あなん れいじ)「世界はいかようにも姿を変えうる──」

〇通学路
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)(何であんなこと言い出したんだろう)
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)(まるでリーヴァのことを──)
阿南 零司(あなん れいじ)「おはよう浅黄さん」
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)「うわーー!!!」
阿南 零司(あなん れいじ)「ご、ごめん 驚かせちゃったかな」
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)「う、ううん 大丈夫」
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)「おはよ ごめんね、大きな声出して」
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)(わービックリしたビックリしたよー!)
阿南 零司(あなん れいじ)(浅黄 夢美こと 魔法使い『リーヴァ』)

〇黒
阿南 零司(あなん れいじ)(リーヴァが能力『デイドリームビリーヴァー』で叶えた残り5人の願い)
阿南 零司(あなん れいじ)(それを全て解除するにあたって)
阿南 零司(あなん れいじ)(避けなければならない大きな障害が 3つある)
阿南 零司(あなん れいじ)(それらに早急に対処せねばならない──)

〇通学路
阿南 零司(あなん れいじ)「それより、急がないと遅刻しちゃうよ」
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)「そうだった! そうでした!」
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)「走ろう、阿南君!」

〇華やかな寮

〇明るい廊下
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)「あっ!」
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)「あ、危なかったー」
茂木 引男(もてぎ ひきお)「う・・・」
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)「ゴメンね茂木君 おはよ!」
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)「さ、早く教室入ろ?」
茂木 引男(もてぎ ひきお)「お、おは・・・」

〇教室
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)「セーフ!」
葉原 千代(はばら ちよ)「あれー?夢美 なんで阿南君と登校してんのさー?」
葉原 千代(はばら ちよ)「こりゃもしや・・・大スクープ!?」
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)「ち、違うって!」
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)「そこでたまたま会っただけだよー!」
葉原 千代(はばら ちよ)「わかってるわかってる」
葉原 千代(はばら ちよ)「奥手の夢美が昨日の今日で転校生に ちょっかい出せるワケないもんね~」
葉原 千代(はばら ちよ)「でもそうやってムキになって否定されちゃうと・・・」
葉原 千代(はばら ちよ)「スクープの予感がしちゃうねぇ~!?」
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)「もー やめてってば」
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)「あ・・・」
葉原 千代(はばら ちよ)「ありゃ、怒らせちゃったかな?」
結城 優介(ゆうき ゆうすけ)「おはよ、阿南君!」
阿南 零司(あなん れいじ)「──」
結城 優介(ゆうき ゆうすけ)「あれれ」
結城 優介(ゆうき ゆうすけ)「阿南君クールだな~」
結城 優介(ゆうき ゆうすけ)「また挨拶してもらえなかったよ」
馬場 律子(ばば りつこ)「いいわ~ 阿南君と結城君のツーショット」
茨城 理沙(ばらき りさ)「あの阿南君の氷のような孤高の態度が」
茨城 理沙(ばらき りさ)「日に日に結城君の日向のような微笑みで溶かされていくかと思うと・・・」
「推せるわぁ~!!」
阿南 零司(あなん れいじ)(俺が一昨日解除した茂木の願いが叶った世界)
阿南 零司(あなん れいじ)(──もう誰も覚えていない)

  茂木も
  茂木の不幸を引き受けていた結城も
  そして願いを叶えた張本人である
  魔法使い『リーヴァ』
  浅黄 夢美も──
  改変されたの世界の事は完全に忘れている

〇教室
阿南 零司(あなん れいじ)(だが『レイカー』である俺は違う 改変された世界の事も覚えている)
阿南 零司(あなん れいじ)(そして問題なのは、改変を解除しても時間が巻き戻るわけではないという事)
阿南 零司(あなん れいじ)(茂木の願いが叶った 『改変された世界』の間も)
阿南 零司(あなん れいじ)(消滅したはずの『本来の世界』の方も 時間は進んでいる)

  『改変された世界』のまま1日が経過したら
  改変を解除した時
  『本来の世界』の方でも1日が経過しているという事

〇教室
阿南 零司(あなん れいじ)(他の奴らは解除された世界の余分な記憶は消えるからいいが)
阿南 零司(あなん れいじ)(俺にとっては実際に過ごした 『改変された世界』の記憶に加え)
阿南 零司(あなん れいじ)(解除と同時に『本来の世界の記憶』が いきなり流れ込んでくる)
阿南 零司(あなん れいじ)(これが1つ目の障害 『記憶の混濁』)
阿南 零司(あなん れいじ)(二つの世界の相違が大きければ 脳に大きな負担がかかるし)
阿南 零司(あなん れいじ)(他の奴らと記憶に齟齬が生じ 話を合わせるのが非常に困難になる)
阿南 零司(あなん れいじ)(これを回避するためには──)
阿南 零司(あなん れいじ)(可能な限り人との関わりを避ける)
阿南 零司(あなん れいじ)(常に誰の事も無視する態度を徹底すれば)
阿南 零司(あなん れいじ)(どの世界においても「誰とも関わらなかった」という記憶になる可能性が高い)
阿南 零司(あなん れいじ)(そうなれば記憶の齟齬もほとんど生じずやり過ごせる)
阿南 零司(あなん れいじ)(とにかく浅黄 夢美以外の人間は 可能な限り無視する)

〇教室
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)(さて、今日も見回りがんばるぞ~!)

〇明るい廊下
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)「フゥ」
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)(阿南君の隣の席、ちょっと緊張するな~)
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)(なんだかやけにドキドキするし)
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)(でも──)
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)(どこか懐かしいような感じもする)
阿南 零司(あなん れいじ)「浅黄さん」
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)「うわーー!!!」
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)「あ、阿南君!」
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)(本日2度目!!)
阿南 零司(あなん れいじ)「まだ転校3日目で校内の事がよくわからなくて」
阿南 零司(あなん れいじ)「よければ案内してくれないかな?」
阿南 零司(あなん れいじ)(──)
阿南 零司(あなん れいじ)(このやり取りは『改変された世界』で 転校初日に一度しているが)
阿南 零司(あなん れいじ)(実はこの『本来の世界』では)
阿南 零司(あなん れいじ)(発生しなかった事になっている)

〇教室
  『改変された世界』では、
  浅黄 夢美は休み時間になると
  すぐに教室を出ていた
  これは恐らく調子に乗った茂木に
  絡まれないうちに
  早く教室を出たいという意図もあったのだろう

〇明るい廊下
  そこで俺もすぐに浅黄 夢美を追いかけ
阿南 零司(あなん れいじ)「浅黄さん」
阿南 零司(あなん れいじ)「よかったら校内を案内してくれないかな?」
  先ほどのやり取りが発生した

〇教室
  だが、こちらの『本来の世界』での
  転校初日の記憶によると
  茂木は教室の隅で大人しくしている人間なので
  浅黄 夢美も特に気にする事なく
  しばらくノートの整理などしていた
女生徒「ねーねー阿南君どこから来たのー?」
女生徒「部活とかやってたー?」
  俺はクラスの連中が集まって来たので
  関わりを避けるため
  やむを得ず教室を先に出て
  先ほどの浅黄 夢美に校内の案内を頼む会話は発生しなかった

〇明るい廊下
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)「わ、私?」
阿南 零司(あなん れいじ)「そう」
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)(──そっか 見回りも大事だけど)
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)(阿南君を助けるのだって、 夢と希望の使者の大事な役目だよね)
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)「わかった!」
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)「ちょうど私も校内の見回りする所だったんだ」
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)「じゃあ一緒に行こうか!」
阿南 零司(あなん れいじ)「ああ 助かるよ」

〇学園内のベンチ
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)「ここが中庭」
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)「昼はここでお弁当食べる人も多いよ」
阿南 零司(あなん れいじ)「──さっき見回りって言ってたけど」
阿南 零司(あなん れいじ)「浅黄さんは風紀委員か何か?」
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)「ううん 夢と希望の使しゃ──」
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)「じゃなくて! えーっと・・・」
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)「趣味! 困ってる人を助けるのが趣味なんだよ」
阿南 零司(あなん れいじ)「へぇ! それは素晴らしい趣味だね!」
阿南 零司(あなん れいじ)「感動したよ 今時そんな人がいるなんて」
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)「そ、そんな大げさな」
阿南 零司(あなん れいじ)「いや、大切な事だよ!」
阿南 零司(あなん れいじ)「もし良かったら、俺も同行させてもらえないかな」
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)「えっ!?」

〇黒
  避けなければならない2つ目の障害
  それは──
  『リーヴァが新たに願いを叶える事』だ
  『レイカー』である俺はリーヴァの能力と量子もつれの関係にあるため
  リーヴァが能力を使えばどんなに離れていても即座に察知できる
  だが察知できるのはあくまで
  「能力が使われた」という事実のみ
  どこで誰のどんな願いを叶えたのかまでは察知できない
  『対象者』と『願いの内容』を把握できないと、改変は解除できない
  俺の知らない所で新たな願いを叶えられるのは非常にまずい
  それを回避するには──

〇学園内のベンチ
阿南 零司(あなん れいじ)(浅黄 夢美と常に行動を共にする事)
阿南 零司(あなん れいじ)(幸い、浅黄 夢美は校内の見回りを日課としている)
阿南 零司(あなん れいじ)(それに同行すればリーヴァが願いを叶えないよう監視しつつ)
阿南 零司(あなん れいじ)(他の連中との関わりを避けられる)
阿南 零司(あなん れいじ)(さらには残り5人の対象者の情報集めも同時に行える)
阿南 零司(あなん れいじ)(これが今後の行動指針の最適解──)
阿南 零司(あなん れいじ)(この交渉・・・必ず通す!)
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)「同行って、毎日ってこと──?」
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)「うーん・・・」
阿南 零司(あなん れいじ)「──実は俺」
阿南 零司(あなん れいじ)「少し対人恐怖症気味でね」
阿南 零司(あなん れいじ)「教室に居るのは怖いんだ」
阿南 零司(あなん れいじ)「でも浅黄さんなら大丈夫みたいだから」
阿南 零司(あなん れいじ)「学校に慣れるまで、一緒に居させてほしいんだ」
阿南 零司(あなん れいじ)「手伝える事は手伝うし、邪魔にはならないようにするからさ」
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)「そっか・・・」
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)「阿南君、困ってたんだね」
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)「ごめんね、気付けなくて」
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)(・・・・・・)
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)(リーヴァの事を知られるわけにはいかないけど)
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)(見回り中に不幸な人を見つけても)
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)(その場ですぐに願いを叶えるわけじゃないし・・・)
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)(・・・・・・)
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)「わかった!」
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)「じゃあ、これからは学校案内も兼ねて 一緒に見回りしよう!」
阿南 零司(あなん れいじ)「ほんと!? ありがとう!」
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)「でも、どうして私だと大丈夫なの?」
阿南 零司(あなん れいじ)「・・・・・・」
阿南 零司(あなん れいじ)「──どこか、」
阿南 零司(あなん れいじ)「懐かしい感じがするから・・・かな」
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)(同じだ──)
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)(私が思ってた事と・・・)

〇教室
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)「お昼ごはん、見回りの後でいい?」
阿南 零司(あなん れいじ)「ああ、もちろん」
服部 鳥子(はっとり とりこ) 「夢美・・・ 朝に続いてまた阿南君と」
服部 鳥子(はっとり とりこ) 「阿南君が笑ってるの初めて見た・・・」
葉原 千代(はばら ちよ)「ちょっとちょっとォ~」
葉原 千代(はばら ちよ)「こりゃホントにスクープ来ちゃうかぁ~!?」

〇学校の廊下
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)「こっちが視聴覚室でー」
阿南 零司(あなん れいじ)(リーヴァの改変は最新のものから順に解除しなければならない)
阿南 零司(あなん れいじ)(それには願いに関する情報を集めなければならないが)

〇体育館裏
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)「こっちが体育館!」
阿南 零司(あなん れいじ)(最新の『対象者』と『願いの内容』)
阿南 零司(あなん れいじ)(それを常に知っている人間が一人いる)

〇渡り廊下
阿南 零司(あなん れいじ)(そう──リーヴァ本人だ)
阿南 零司(あなん れいじ)(リーヴァを問い詰めて吐かせれば)
阿南 零司(あなん れいじ)(一気に問題が解消する可能性はある)

〇学校の駐輪場
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)「ここが駐輪場! 申請すればバイク通学もOKだよ」
阿南 零司(あなん れいじ)(だが、3つ目にして最大の障害がある)
阿南 零司(あなん れいじ)(それは──)

阿南 零司(あなん れいじ)(リーヴァの能力は『希望』をエネルギーとしている)
阿南 零司(あなん れいじ)(そのため──)
阿南 零司(あなん れいじ)(『リーヴァが希望を失うと能力が消える』 という事)
阿南 零司(あなん れいじ)(『レイカー』の存在意義はあくまでリーヴァの能力の受け皿)
阿南 零司(あなん れいじ)(改変を解除する『ブレイク』も その副産物に過ぎない)
阿南 零司(あなん れいじ)(リーヴァが能力を失えば、 レイカーも能力を失う)
阿南 零司(あなん れいじ)(改変は永久に解除できなくなる)
阿南 零司(あなん れいじ)(リーヴァに過度な精神的ストレスを与えるのは非常に危険だ)

〇学園内のベンチ
阿南 零司(あなん れいじ)(だが、浅黄 夢美が自らリーヴァである事を俺に打ち明け)
阿南 零司(あなん れいじ)(自然に願いに関する情報を聞き出せるようになれば──)

〇学校の屋上
  先ほどの校内の案内を頼んだ件と違い
  転校初日、昼休みに屋上でした会話
阿南 零司(あなん れいじ)「我々が見ている世界はあらゆる可能性の重ね合わせ」
阿南 零司(あなん れいじ)「ならば『観測者』の観測次第で」
阿南 零司(あなん れいじ)「世界はいかようにも姿を変えうる──」
  これは特に邪魔も入らなかったため
  どちらの世界でも発生した事になっている

〇学園内のベンチ
阿南 零司(あなん れいじ)(少しずつリーヴァに関する話題を重ね)
阿南 零司(あなん れいじ)(距離を詰める価値はある──)
阿南 零司(あなん れいじ)「・・・?」
阿南 零司(あなん れいじ)(それにしても──)
阿南 零司(あなん れいじ)(先ほどから感じるこの視線は何だ──?)
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)「阿南君、大丈夫? 何かぼんやりしてるみたいだけど」
阿南 零司(あなん れいじ)「ああ、何でもない」
阿南 零司(あなん れいじ)「ところで、覚えてるかな?」
阿南 零司(あなん れいじ)「転校初日にした話」
阿南 零司(あなん れいじ)「この世界はあらゆる可能性の重ね合わせで」
阿南 零司(あなん れいじ)「『観測者』の観測次第で どんな風にでも変わりうるって──」
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)「え、え~っと・・・」
???「へぇ、面白そうな話をしているね」
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)「あっ」
浅黄 夢美(あさき ゆめみ)「生徒会長!?」

〇黒

コメント

  • やっと読みにこれた!
    久しぶりだから覚えてるかなー、と思ったら主要キャラみたらすぐにフラッシュバックしました。平行世界のルールが面白いですねー。ルールの中にこの先の伏線が混じって垣間見えるのにもワクワクしますね!

  • クラスメイトを無視したりと目的のために徹底して効率的に動く零司に対して、夢美から零司への感情にロマンスの香りが…
    この齟齬にドラマの予感がしてワクワクしますね〜!😊

  • 通常の過去改変モノだとタイムリープして過去を変え、現代に戻って違う世界線を実感する…という流れですが、既にあった改変を現在進行形で解除しなきゃならんのでコレは大変ですね…
    なるほど、記憶の混濁…
    しかも改変者は遡れば遡るほど改変してから期間が空いてるから…大変なことになる予感…!

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